レンジフードの交換業者の選び方は？費用相場を抑えるコツも

レンジフードの電源がつかなかったり異音がした時、壊れているのではと感じても費用が安くないことを考えると交換を躊躇しがちです。

一方、レンジフードの交換を怠ると、料理で発生した油煙が室内に滞留するばかりか、火災や部品の脱落リスクも高まります。交換を行い、家の安全性を維持することが推奨されます。

今回は、レンジフードの交換を業者に依頼する時の選び方や費用相場、安くするコツをまとめました。

レンジフードの交換業者の選び方やオトクな交換術を把握し、室内の空気環境を改善しましょう。

業者に依頼すべき？交換したほうがいいタイミング

レンジフードの交換を業者に依頼する前に、自力で対処できるのかを調べると交換費用を節約できます。

自力で対処が難しい、修理交換が必要なケースは以下の通りです。

• 「キーン」と異音が聞こえる
• スイッチが入らない
• ファンの回転が不規則
• 運転時に以上発熱している
• 外観に明らかな損傷がみられる
• 異音が明らかに大きすぎる
• 振動が明らかに大きすぎる
• 焦げくさい臭いがする

「キーン」と異音がする時は、ファンのモーターの内部の部品（ベアリング）の潤滑油が切れが想定できます。モーターの分解・点検が必要で、ケガ・感電のリスクがあります。自力での修理は避けましょう。

その他の場合は、機械的なトラブルや電気的なトラブルが発生している可能性があります。火災やケガにつながりかねないため、電源を切り直ちに使用を中止しましょう。

業者に交換依頼せずに対処できる可能性があるケース

レンジフードの異音の症状には、自力でのメンテナンスで対処できるものがあります。清掃や日用品で症状を改善できるケースがあるため、以下に該当していないかをチェックしましょう。

異音の種類	原因	対処法
ゴー・ブオー	フィルターのつまり	フィルターの清掃
キュルキュル・チチッ	モーター・ファンの軸の潤滑油切れ	軸に注油する
カラカラ・カカッ	パーツの取り付けが甘い	パーツの再取り付け
ジー・ジジッ	モーター周りのサビ	サビ取り

レンジフードの異音に対処し、セルフメンテナンスをできるようにしましょう。

レンジフードの交換はどこに頼む？依頼先別の特徴

レンジフード交換の依頼先の候補は主に3つです。

• 交換業者
• 家電量販店やホームセンター
• リフォーム会社

それぞれの依頼先の特徴を以下では解説します。自力での交換やマッチングサービスが向かない理由と併せて確認してください。

レンジフードや換気扇の不調が気になるときは交換業者が無難

レンジフードや換気扇の修理・交換を専門的に行っている企業は、多くの修理経験や専門知識の高さが期待できます。交換業者ならではの技術力があるため、異なるタイプへのレンジフードの交換が可能です。また、換気扇やレンジフードの取り扱いに特化しているため、各メーカーのレンジフードの違いやお得なレンジフードに詳しい傾向があります。

実際に、換気生活では、他社での施工を断られた中でも施工を行いお客様からの満足のお声を頂けた事例があります。

加えて、施工スタッフが1日に複数件の施工を実施しています。電話・メール・LINEでのお見積り時にレンジフードの選び方をまとめたPDFもプレゼントしているため、自分での商品選定がスムーズです。

自分にあったレンジフードを安全・確実に交換するには、交換業者の利用が無難といえるでしょう。

製品の実物を見たいときは家電量販店がおすすめ

製品の実物を確認したい時や製品の機能について質問したい時は家電量販店が向きます。細かい色合いや、製品の機能の詳細を実際に見たり、スタッフに質問したりできるからです。製品の購入や確認をネット上で済ませるのに不安を感じる方は家電量販店を利用しましょう。

ただし、家電量販店に交換依頼をした場合、多くは外注業者が施工を行います。施工会社を自分で選択したい方には向かないでしょう。

家の補修を幅広く行いたい方はリフォーム会社がおすすめ

レンジフードだけではなく、システムキッチンや床などキッチン全体を交換する際はリフォーム会社への施工も検討すると良いでしょう。レンジフードも含めたキッチン全体の施工を依頼するため、依頼先もひとまとめにできる利点があります。

ただし、リフォーム会社での依頼時にはレンジフードのみの交換を承っていないケースがあります。その際は、交換業者を利用しましょう。

自力での交換は困難

自力で交換すれば、レンジフードの交換費用を安くできるケースがある一方、レンジフードの交換作業には専門知識が必須です。

具体的には、レンジフードを分電盤から配線するときに第二種電気工事士という資格が必要です。第二種電気工事士を取得すると、低圧の（600V以下の）一般住宅の電気配線作業を行えます。反対に、無資格での作業は違法で、レンジフードと分電盤の結線作業はできません。

自力での交換をするとしても、筆記試験と実技試験の合格と受験費用が必要なため多くの時間・費用がかかります。

資格を取得したうえで、安全に施工をする必要があることを考えると、レンジフード交換のためだけに資格取得を行うことは現実的ではありません。自力での作業は費用がさほど安くならず、安全性にも欠けるため交換業者への依頼を検討しましょう。

レンジフードを安心して交換できる業者の選び方

レンジフードを安心して交換できる業者には特徴があります。依頼先の候補の活動の様子や、コミュニケーションの取り方を確認しましょう。

以下では、自宅にいながら確認できるポイントをご紹介します。

口コミが充実している

交換業者への依頼時は、口コミからサービスの提供内容を確認すると良いでしょう。

具体的には、数カ月前までの期間で下記のような口コミがある業者は信頼できます。

• お問い合わせから丁寧に対応してもらえた
• 施工時・見積もりのレスポンスが迅速
• 他の業者よりも料金が安価
• 見積金額と違う金額を提示されない
• 難しい施工でも粘り強く
• 時間通りに訪問する
• 丁寧なコミュニケーションである

過去の活動の内容を把握し、適切な業者を選定できるようになりましょう。

施工の実績や技術が充実している

レンジフードの安全な施工には経験や知識が必要です。交換業者の候補のwebサイトからこれまでの施工実績や技術レベルを確認すると良いでしょう。具体的には、下記のポイントです。

• 施工実績の件数
• 会社の設立時期
• 社員の保有資格

施工実績の件数や、設立時期が分かる会社は、安定して工事を出来ている様子をイメージできます。

保有資格は、先述の第二種電気工事士資格や2級管工事施工管理技士などの資格を保有しているスタッフが在籍している企業が良いでしょう。レンジフードの配線作業やダクト工事に関する知識を持っていると推測できます。

施工内容・料金体系・機種の選定が適切である

ストレスの無い取引を行うためにも、施工内容・料金体系が明確で商品の選定を相談しやすい交換業者を探しましょう。

具体的には、下記の特徴を兼ね備えた交換業者がおすすめです。

• 工事代金・商品代金・出張料金などをすべて含めた料金体系
• 施工内容について、見積り時に打ち合わせ相談できる
• 現場訪問時の見積り時の金額を超えた請求や追加工事が発生しない
• お客様の要望をヒアリングし、それに応じた機種の選定ができる

業者への見積もり時に、料金体系や施工内容について明確な説明がなされるかどうかを確認してください。

レンジフードの交換費用の相場は？

レンジフードの交換費用の相場は以下の通りです。レンジフードのタイプの違いや、幅によって交換費用は異なります。

レンジフードのタイプ/幅	60cm	75cm	90cm
ブーツ型	80,000円〜	92,000円〜	105,000円〜
スリム型	115,000円〜	117,000円〜	139,000円〜

レンジフードの交換費用を安くしたい場合は、ブーツ型のレンジフードがおすすめです。実際に、換気生活でも、ブーツ型のレンジフードを最安71,500円（下取りサービス利用時は49,500円、2025年3月30日時点）で取り扱っています。

スリム型の最安115,500円（下取りサービス利用時は93,500円、2025年3月30日時点）と比較すると、安く交換可能です。

ただし、スリム型からブーツ型レンジフードに交換する際は、形状が変更することで壁面が露出する場合があります。交換業者に相談し、交換対応ができるかどうか確認しましょう。

レンジフードを安く交換するコツ

ブーツ型のレンジフードを選定する以外にも、交換費用を安くする方法はあります。交換業者のサービスを利用したり、相談することで予算に応じた交換が可能です。

以下では、レンジフードを安く交換できる方法を3つ紹介します。

下取りサービスがある交換業者を利用する

レンジフードの交換業者によっては、下取りで交換費用を安くできることがあります。古くなったレンジフードの処分もできるため、処分にかかる費用や手間も省けます。

換気生活でも、レンジフードの下取りサービスを行った実績があります。2025年度3月末までのキャンペーンでは、最大で22,000円の値引き額で実施しました。

下取りサービスを実施している業者のサービスを活用し、交換費用を節約しましょう。

シンプルな機能の機種を選ぶ

レンジフードの機種によっては、自動洗浄機能や、10年間お手入れが不要なものがあります。しかしながら、実際にレンジフードを使用するとこれらの機能が活かしきれないことがあります。

結局はほかの部品のお手入れが必要になり、高価さと機能面の釣り合いが必ずしも取れないのです。

機種の選定時はシンプルな機能のものを中心に選定し、ハイグレードな機能が必要かを調べましょう。

部品の交換を相談する

レンジフードの本体そのものを交換しようとすると費用がかかります。費用を抑えたい時は、壊れているパーツだけを交換するのも一手段です。

レンジフードのパーツ別の交換費用の目安は、以下の通りです。

部品	交換費用
ファン	20,000円〜30,000円
モーター	30,000円〜40,000円
スイッチ	20,000円〜30,000円

部分的な交換は費用を抑えられますが、本体の寿命が近づいていて、本体自体をすぐに交換しないといけない場合があります。

レンジフードを使用して10年近く経過しているときは本体ごと交換しましょう。

まとめ｜換気生活のレンジフード交換でキッチンを快適に

ここまで、レンジフード交換業者の選び方や交換・修理の費用相場を解説しました。

交換業者を選定する際は、口コミ・実績・施工内容や料金体系の明確さがあるかどうかを確認しましょう。

換気生活も、お客様からの多数好評のお声・年間7104件の施工実績・工事代金や商品代金を含めた分かりやすい料金体系があります。

加えて、施工後10年間の保証サービスも付帯しているため、施工後のトラブルにも安心して備えられます。

工事のお申し込みの受付時間は以下のとおりです。

電話受付：9：00〜20：00（年中無休）

メール・LINE：24時間受付中

レンジフードを安心・確実に交換できる業者に依頼し、キッチンの空気環境を改善しましょう。