VD-10ZC6の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

三菱電機の天井埋込形換気扇「VD-10ZC6」をお使いの方で、異音や換気不足にお悩みではありませんか?
この記事では、VD-10ZC6の後継機種や交換費用、実際の工事手順まで、写真付きで詳しく解説します。
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目次
VD-10ZC6交換の結論まとめ
VD-10ZC6の交換を検討されている方へ、まず知っておくべき重要な情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
| 後継機種 | VD-10ZC14、VD-10ZC14-C ※VD-10ZC6-BLの場合:VD-10ZC14-BL ※VD-10ZC6-Cの場合:VD-10ZC14-C |
| 本体価格 | 9,800円 |
| 工事費用 | 14,000円 |
| 総額目安 | 約23,800円(本体+工事費) |
| 工事時間 | 約1〜2時間 |
| DIY可否 | 電気工事士資格が必要なため業者依頼を推奨 |
VD-10ZC6の交換は、電気配線工事を伴うため電気工事士の資格が必要です。
安全性と確実性を考慮すると、専門業者への依頼が最もおすすめです。工事時間は1〜2時間程度で、当日中に快適な換気環境が戻ります。
実際のVD-10ZC6交換の様子|写真つきレポート
ここでは、実際のVD-10ZC6交換工事の流れを、時系列で詳しくご紹介します。
築20年のマンションで使用されていたVD-10ZC6が、異音と換気能力の低下により交換となったケースです。
Before:交換前の状態

交換前のVD-10ZC6は、長年使用されていたため異音が発生していました。
運転時には「ガラガラ」という異音であり、換気能力も著しく低下していました。特に浴室の湿気がこもりやすく、カビの発生も気になる状態です。
取り外し作業:慎重な解体プロセス

まず、ブレーカーを落として電源を完全に遮断します。
安全確認後、換気扇本体を固定しているネジを慎重に外していきます。VD-10ZC6は天井埋込型のため、パネルを外した後、本体の固定ネジにアクセスします。
経年劣化でネジが固くなっている場合もあるため、専用工具を使用して丁寧に作業を進めます。
配線処理:安全第一の電気工事
本体が外れたら、次は配線の処理です。
VD-10ZC6には電源線が接続されており、この作業には電気工事士の資格が必要です。
配線端子を確認しながら、一本ずつ慎重に外していきます。この際、配線の色や接続位置を写真に記録しておくことで、新しい機種への取り付けがスムーズになります。
新型設置:後継機種VD-10ZC14の取り付け
いよいよ後継機種VD-10ZC14の設置です。
VD-10ZC14はVD-10ZC6と同じ開口サイズのため、追加の天井工事は不要でした。
まず、本体を天井の開口部に仮置きし、水平を確認します。その後、配線を接続し、絶縁テープでしっかりと保護します。最後に本体を固定ネジで天井にしっかりと固定します。
After:交換完了、快適な換気環境へ

交換工事完了後、ブレーカーを戻して動作確認を行います。VD-10ZC14は運転音が非常に静かで、旧機種の異音が嘘のようです。
換気能力も大幅に向上し、浴室の湿気が短時間でしっかり排出されるようになりました。施主様からも「もっと早く交換すればよかった」とのお声をいただきました。
VD-10ZC6とは|特徴と仕様
VD-10ZC6は、三菱電機が製造していた天井埋込形換気扇です。主に住宅の浴室やトイレ、洗面所などの水回りで使用されてきました。
【VD-10ZC6の主な特徴】
• 設置場所:浴室、トイレ、洗面所などの天井
• 換気風量:90m³/h(標準運転時)
• 騒音レベル:約28dB(静音設計)
• 消費電力:約8W(省エネ設計)
• 本体サイズ:開口寸法φ100mm
• 特徴:コンパクトな天井埋込型で、目立たないデザイン
VD-10ZC6は、その静音性と省エネ性能から多くの住宅で採用されてきました。
しかし、現在は生産終了となっており、後継機種であるVD-10ZC14シリーズへの交換が推奨されています。
VD-10ZC6の交換が必要なタイミング
VD-10ZC6の交換時期を見極めることは、快適な住環境を維持するために重要です。以下のサインが現れたら、交換を検討しましょう。
1. 異音や換気不足の症状
VD-10ZC6から「ガラガラ」「ジー」といった異音が聞こえる場合、内部のモーターやファンに問題が発生している可能性があります。
また、以前と比べて換気能力が明らかに低下し、浴室の湿気がなかなか抜けない、鏡の曇りが取れにくいといった症状も交換のサインです。
2. 経年劣化による性能低下
長年の使用により、VD-10ZC6の内部にホコリや汚れが蓄積すると、換気効率が大幅に低下します。
定期的な清掃を行っていても、モーター部分の劣化は避けられません。特に湿度の高い浴室で使用している場合、金属部分の腐食やゴムパッキンの劣化が進行しやすくなります。
3. 使用年数の目安
換気扇の一般的な寿命は10〜15年とされています。
VD-10ZC6を10年以上使用している場合は、たとえ目立った症状がなくても、予防的な交換を検討する時期です。
突然の故障を防ぎ、計画的に交換することで、工事の日程調整もスムーズに行えます。
VD-10ZC6の後継機種と互換性
VD-10ZC6は生産終了となっていますが、互換性のある後継機種が用意されています。ここでは、後継機種の詳細と互換性について解説します。
公式後継機種の型番
VD-10ZC6の公式後継機種は以下の通りです。
- VD-10ZC14:標準タイプの後継機種
- VD-10ZC14-C:コントローラー付き、もしくはVD-10ZC6-Cの後継機種
- VD-10ZC14-BL:VD-10ZC6-BLの後継機種(ブラックカラー)
旧機種の型番に応じて、適切な後継機種を選択することで、スムーズな交換が可能です。
サイズ・性能の違い
VD-10ZC14とVD-10ZC6の主な違いを比較します。
| 項目 | VD-10ZC6(旧機種) | VD-10ZC14(後継機種) |
| 開口寸法 | φ100mm | φ100mm(同じ) |
| 換気風量 | 90m³/h | 95m³/h(向上) |
| 騒音レベル | 28dB | 26dB(より静か) |
| 消費電力 | 8W | 7W(省エネ) |
| 本体価格 | 生産終了 | 9,800円 |
VD-10ZC14は、VD-10ZC6と同じ開口サイズのため、天井の追加工事なしで交換が可能です。さらに、換気性能の向上と静音化、省エネ性能の改善が実現されており、まさに「進化した後継機種」といえます。
他メーカーとの互換性
VD-10ZC6の交換には、基本的に同じ三菱電機の後継機種を使用することを推奨します。
他メーカーの製品を使用する場合、開口サイズや配線方式が異なる可能性があり、追加工事が必要になるケースがあります。確実に交換したい場合は、VD-10ZC14シリーズを選択するのが安全です。
VD-10ZC6交換の方法と工事の流れ
VD-10ZC6の交換方法には、DIYと業者依頼の2つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットと、具体的な工事の流れを解説します。
DIY交換の手順と注意点
VD-10ZC6の交換には電気配線工事が含まれるため、電気工事士の資格が必要です。
資格をお持ちの方は、以下の手順でDIY交換が可能です。
【DIY交換の手順】
1. ブレーカーを落として電源を完全に遮断
2. 換気扇のパネルを外す
3. 本体固定ネジを外して本体を取り外す
4. 配線を確認しながら端子から外す
5. 新しいVD-10ZC14の配線を接続
6. 本体を天井に固定
7. パネルを取り付け
8. ブレーカーを戻して動作確認
必要な工具は、次のとおりです。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- ペンチ
- ニッパー
- 検電器
- 絶縁テープ
- 脚立
ただし、DIYには次のリスクがあります。気をつけて行いましょう。
- 感電や漏電のリスク
- 配線ミスによる火災の危険
- 取り付け不良による落下の可能性
- 保証が受けられない場合がある
業者依頼の流れ(推奨)
安全性と確実性を考慮すると、VD-10ZC6の交換は専門業者への依頼が最もおすすめです。
【業者依頼の流れ】
1. 見積もり依頼:電話やWebフォーム、LINEから問い合わせ
2. 現地調査:既設の状態確認と正確な見積もり提示
3. 日程調整:工事日の決定
4. 工事実施:専門技術者による安全な交換作業(1〜2時間)
5. 動作確認:換気性能と安全性のチェック
6. アフターフォロー:保証書の発行と使用方法の説明
業者依頼のメリットは、次のとおりです。
- 電気工事士による安全な工事
- メーカー保証が確実に受けられる
- 工事後のトラブル対応も安心
- 追加工事が必要な場合も即座に対応可能
- 工事時間が短く、その日のうちに使用可能
VD-10ZC6交換費用と後継機種の価格比較
VD-10ZC6の交換にかかる費用について、詳しく解説します。予算計画の参考にしてください。
本体価格
後継機種VD-10ZC14の本体価格:9,800円
この価格は標準的な電材店や換気扇専門店での参考価格です。
インターネット通販を利用すればさらに安く購入できる場合もありますが、保証やアフターサービスを考慮すると、施工業者を通じて購入するのが安心です。
換気生活ならば、取り付け後に10年間の保証をご用意しております。
工事費用
VD-10ZC14の標準工事費用:14,000円
この工事費用には以下の作業が含まれます。
- 既設VD-10ZC6の取り外し
- 配線工事
- VD-10ZC14の取り付け
- 動作確認
- 廃棄物処分
換気生活の場合、上記に加えて出張費用も含まれます。
総額の目安
| 項目 | 金額 |
| 本体価格(VD-10ZC14) | 9,800円 |
| 工事費用 | 14,000円 |
| 廃棄処分費 | 工事費に含む |
| 合計 | 23,800円 |
上記は換気生活で工事した場合の目安です。業者によっては以下のケースでは追加費用が発生する場合があります。
- 天井裏の配線が劣化している場合(配線交換費用)
- 開口部の補修が必要な場合(大工工事費用)
- 高所作業が必要な場合(足場設置費用)
- 複数台を同時交換する場合(台数分の費用)
費用を抑えたいときには、次のことを意識しましょう。
- 複数台を同時に交換すると、出張費用が1回分で済む
- 繁忙期(年末や引っ越しシーズン)を避けて依頼する
- 複数の業者から相見積もりを取る
- キャンペーン期間を狙う
VD-10ZC6交換・後継機種に関するよくある質問
Q1. VD-10ZC6はまだ購入できますか?
A. VD-10ZC6は生産終了となっており、新品での購入は困難です。在庫があっても旧品となるため、後継機種VD-10ZC14への交換をおすすめします。
後継機種の方が性能も向上しており、長期的に見てもメリットが大きいです。
Q2. VD-10ZC6からVD-10ZC14への交換に、天井の追加工事は必要ですか?
A. 基本的に追加の天井工事は不要です。VD-10ZC14はVD-10ZC6と同じ開口サイズ(φ100mm)で設計されているため、既存の開口部にそのまま取り付けが可能です。
ただし、天井の状態によっては補修が必要な場合もあります。
Q3. 交換工事の所要時間はどれくらいですか?
A. 標準的な工事であれば1〜2時間程度で完了します。
ただし、配線の状態や天井裏の状況によっては、もう少し時間がかかる場合もあります。多くの場合、半日あれば工事は完了し、その日のうちに使用可能になります。
Q4. 賃貸住宅でもVD-10ZC6を交換できますか?
A. 賃貸住宅の場合は、必ず大家さんや管理会社に事前確認が必要です。多くの場合、設備の交換は大家さんの負担で行うべきものとされています。
無断で交換すると原状回復義務が発生する可能性があるため、必ず許可を取りましょう。
Q5. VD-10ZC6の異音は修理できますか?それとも交換が必要ですか?
A. 異音の原因によりますが、使用年数が10年を超えている場合は交換をおすすめします。
モーターの劣化や内部パーツの摩耗が原因の場合、修理してもすぐに別の不具合が発生する可能性が高いためです。総合的なコストを考えても、新品への交換が最善の選択です。
Q6. 冬場でも換気扇の交換工事はできますか?
A. はい、季節を問わず交換工事は可能です。ただし、工事中は一時的に換気扇の開口部が開いた状態になるため、浴室や洗面所の場合は外気が入ってきます。
冬場は寒さ対策として、暖房器具を近くに用意しておくと良いでしょう。
Q7. VD-10ZC14にはどんな保証がついていますか?
A. VD-10ZC14には、三菱電機のメーカー保証が付いています。
通常は1年間の製品保証がありますが、施工業者によっては独自の工事保証を設けている場合もあります。保証内容は購入時に必ず確認しましょう。
まとめ
VD-10ZC6に異音や換気不足の症状が現れたら、早めの交換を検討しましょう。特に10年以上使用している場合は、突然の故障を防ぐためにも計画的な交換がおすすめです。
VD-10ZC6の交換をお考えの方へ。
換気生活では、年間7,102件の圧倒的な施工実績を持ち、取り付け後は10年間の保証をご用意しております。
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