FY-17S5の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

パナソニックの天井埋込形換気扇「FY-17S5」をお使いで、そろそろ交換を…とお考えの方へ。結論からお伝えすると、FY-17S5の公式後継機種はパナソニックの「FY-17S7」です。埋込寸法177mm角・適用パイプφ100mmという基本寸法が同じなので、多くの現場では天井を大きく開口し直すことなく、そのまま入れ替えられます。
工事時間の目安は約1〜2時間。ただし換気扇の交換には電気工事士の資格が必要で、DIYでの取り替えはできません。この記事では、FY-17S5の仕様と交換タイミング、後継機種FY-17S7との違い、そして実際の交換工事の様子までを写真付きでまとめました。
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目次
FY-17S5交換の結論まとめ
まずは、FY-17S5の交換で最初に知りたいポイントを一覧にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧機種 | FY-17S5(パナソニック/天井埋込形換気扇・低騒音形・ルーバーセットタイプ) |
| 公式後継機種 | FY-17S7(パナソニックの品番置き換え検索で公式に案内されている後継品) |
| 交換費用の目安 | 商品代・工事費・処分費・出張費すべて込みでご案内しています。建物の構造や配線状況で変わるため、詳しい見積もり価格はLINEからお問い合わせください(見積もり無料)。 |
| 工事時間 | 約1〜2時間(配線のやり直しやダクト補修が必要な場合は2〜3時間) |
| DIY可否 | 不可。屋内配線に接続する換気扇の取り替えは電気工事士の資格が必要です |
| おすすめの交換方法 | 電気工事士が在籍する専門業者へ依頼。天井裏作業・高所作業を伴うため安全面でも確実です |
FY-17S5はトイレ・洗面所や居室・廊下・ホール・事務所・店舗向けの「低騒音形」換気扇で、シロッコファンを採用したコンパクトな鋼板製本体が特徴のモデルです。同等以上の性能を確保するためにも、交換の際はパナソニックが公式に案内する後継機種FY-17S7を選ぶのが基本になります。
実際のFY-17S5交換の様子
ここからは、実際にFY-17S5からFY-17S7へ交換した現場の様子をご紹介します。築15年のマンション、トイレ天井に設置されていた1台の交換事例です。
Before|「回っているのに換気できていない」というご相談から

お客様からのご相談は「換気扇は回っているはずなのに、においが全然抜けない」「スイッチを入れたときの音が以前より大きい」というものでした。現地に伺うと、天井に設置されていたのはパナソニックのFY-17S5。格子ルーバーは白さを保っていましたが、隙間には長年のホコリが層になって溜まっていました。
試運転してみると、確かに吸い込みが弱く感じられます。ルーバーを外して内部を確認したところ、シロッコファンの羽根に油分を含んだホコリが厚く固着していました。この状態だと風圧式シャッターの開閉にも影響が出て、換気効率がさらに落ちてしまいます。設置から15年、まさに交換の適齢期でした。
取り外し作業|ブレーカーを落とすところから
作業はまず、該当回路のブレーカーを落とすところから始まります。検電器で通電していないことを確認してから、ようやく本体に手をかけます。ここを省略する業者は絶対に信用しないでください。
FY-17S5はスプリング式ワンタッチルーバーを外し、本体を固定しているビスを緩めれば、ダクトを接続したまま本体を下ろせる構造です。とはいえ天井裏には15年分のホコリが積もっているので、養生シートを敷き、脚立の上で少しずつ慎重に下ろしていきます。
配線処理|端子部から電線を外す
FY-17S5は電源接続部が本体外部にあるタイプで、端子カバーを開けて電線を一本ずつ外していきます。無理に引っ張ると芯線が傷むため、ここは焦らず丁寧に進めます。
このタイミングで、電線の被覆の劣化状態もあわせて点検します。取り外した状態を写真に残してから、既存のダクトの状態も確認しました。今回はフレキダクトに割れや潰れはなく、そのまま流用できる状態でした。
新型設置|後継機種FY-17S7を取り付ける
いよいよFY-17S7の取り付けです。埋込寸法は177mm角、適用パイプはφ100mmと旧機種とまったく同じなので、既存の開口部にすんなり収まりました。天井の切り直しは不要です。
FY-17S7はスライドユニット・カセット式吐出口を採用しており、ダクトを接続し、風漏れがないようしっかり固定してから、外部連結端子に電線を接続します。本体を天井に押し込んで固定し、最後にルーバーを取り付けて完成です。
After|吸い込みの違いはその場ですぐ分かる
ブレーカーを復旧して試運転。スイッチを入れると、以前の弱々しさが嘘のように、しっかりとした吸い込みが感じられました。FY-17S7は消費電力が50Hzで7.5W、60Hzで8.5Wと、旧機種FY-17S5の13W/14Wから大きく下がっているにもかかわらず、風量は85㎥/h(50/60Hz)で同等を維持しています。
ティッシュをルーバーに当てると、しっかり吸い付いて離れません。取り外した古い本体とダクトのホコリはすべて回収し、清掃して引き渡し。ここまでの作業時間は、約1時間20分でした。
FY-17S5とは?(特徴・仕様)
FY-17S5は、パナソニックの天井埋込形換気扇シリーズの中でも、トイレ・洗面所や居室・廊下・ホール・事務所・店舗向けに設計された低騒音形モデルです。鋼板製の本体にシロッコファンを組み合わせ、風圧式高気密シャッターを搭載。格子タイプのルーバーがセットになったスタンダードな製品として、住宅・店舗を問わず幅広く採用されてきました。
| 項目 | FY-17S5の仕様 |
|---|---|
| メーカー/型番 | パナソニック/FY-17S5 |
| タイプ | 天井埋込形換気扇・低騒音形・ルーバーセットタイプ(格子タイプ) |
| 用途 | トイレ・洗面所、居室・廊下・ホール・事務所・店舗 |
| 色 | ホワイト |
| 電源 | 単相100V |
| 消費電力 | 50Hz:13W 60Hz:14W |
| 風量 | 50Hz:85㎥/h 60Hz:85㎥/h |
| 騒音 | 50Hz:28dB 60Hz:28dB |
| 適用パイプ | φ100mm |
| 本体材質 | 鋼板製 |
| 主な機能 | シロッコファン/風圧式高気密シャッター付/ルーバー付属 |
パナソニック公式の品番置き換え検索でも、FY-17S5に加えて同世代のFY-17S6・FY-17SB6も、現行品番FY-17S7への置き換え対象として案内されています。三桁台の型番末尾(5→6→7)が世代交代を表しており、FY-17S5はその一つ前の世代にあたるモデルです。
FY-17S5の交換が必要なタイミング
「まだ回っているから大丈夫」と判断してしまいがちですが、換気扇は完全に止まる前に必ず前兆が出ます。次のようなサインが出ていたら、交換を検討するタイミングです。
異音・換気不足のサイン
- 「ブーン」という低いうなり音、「カラカラ」「キーン」という金属音が出るようになった
- 運転中に本体や天井が振動している
- ティッシュをルーバーに当てても吸い付かない、すぐ落ちる
- 調理後や来客後のにおいがいつまでも残る
- トイレや洗面所の窓ガラスが以前より結露しやすくなった
- スイッチを入れてから風が出るまでのタイムラグが長くなった
特に異音は、シロッコファンへの汚れの固着による回転バランスの崩れか、モーター軸受けの潤滑不足が原因であることがほとんどです。清掃しても改善しない場合は、内部の劣化が進行しているサインと考えてください。
経年劣化はここから進む
FY-17S5のような天井埋込形換気扇は、モーター・軸受け・シロッコファン・風圧式シャッターという可動部の集合体です。24時間換気として常時運転している場合、モーターは年間8,000時間以上稼働し続けています。
- モーター軸受けの摩耗 … 異音・回転低下の直接原因
- シロッコファンへの汚れ固着 … 風量低下と振動を招く
- 風圧式シャッターの動作不良 … 停止時に外気やにおいが逆流する
- 電線被覆の硬化・劣化 … 接触不良や発熱のリスク
- 樹脂ルーバーの黄変・ひび割れ … 見た目の劣化
使用年数の目安
換気扇の設計上の標準使用期間は、一般的に10年前後とされています。メーカーの補修用性能部品(交換部品)の保有期間も製造打ち切りから概ね数年で終了するため、10年を超えた機種は「修理という選択肢が事実上なくなる」時期でもあります。
| 使用年数 | 状態の目安と推奨アクション |
|---|---|
| 〜7年 | 定期清掃で十分。年1〜2回、ルーバーと羽根のホコリを落とす |
| 8〜10年 | 異音・風量低下が出やすい時期。症状があれば交換を検討 |
| 10年以上 | 交換推奨。部品供給が終了しており修理対応が難しい |
| 15年以上 | 早急に交換。モーター焼損・発煙のリスクが高まる |
FY-17S5の後継機種と互換性
公式後継機種の型番はFY-17S7
FY-17S5の公式な後継機種は、パナソニックの「FY-17S7」です。パナソニック公式の品番置き換え検索でも明確に案内されており、FY-17S5と同じ「天井埋込形換気扇・低騒音形・ルーバーセットタイプ・格子タイプ・ホワイト」という系譜にあります。本体希望小売価格は18,200円(税抜)です。
サイズ・性能の違いを比較
両機種のスペックを並べてみると、寸法系は共通のまま、消費電力が大きく下がっていることが分かります。
| 項目 | FY-17S5(旧) | FY-17S7(後継) |
|---|---|---|
| 埋込寸法 | 177mm角 | 177mm角(同一) |
| 適用パイプ | φ100mm | φ100mm(同一) |
| 本体材質 | 鋼板製 | 鋼板製(同一) |
| 風量(50/60Hz) | 85/85 ㎥/h | 85/85 ㎥/h(同一) |
| 騒音(50/60Hz) | 28/28 dB | 27.5/27.5 dB |
| 消費電力(50/60Hz) | 13/14 W | 7.5/8.5 W(大幅ダウン) |
| 質量 | (旧仕様のため非公開) | 1.8kg |
| 主な機能 | シロッコファン/風圧式高気密シャッター | 高効率モーター+シロッコファン/サイレントオリフィス(低騒音設計)/風圧式高気密シャッター/羽根を簡単に外せる清掃機構 |
注目したいのは消費電力の削減幅です。50Hzで13W→7.5W、60Hzで14W→8.5Wと、およそ4割前後の省エネ化が実現されています。風量は85㎥/hのまま変わらないため、換気能力を落とさずに電気代を抑えられるのが最大のメリットです。加えてFY-17S7は「サイレントオリフィス」という低騒音設計により、わずかながら騒音値も改善されています。羽根が簡単に外せる清掃機構も採用されており、日常のお手入れのしやすさも向上しています。
他メーカーとの互換性について
埋込寸法177mm角・適用パイプφ100mmというサイズは、三菱電機や東芝など他メーカーの同クラス製品にも存在します。そのため理論上は他メーカー品への交換も不可能ではありませんが、次の点で注意が必要です。
- 取付金具の形状やビス位置が異なり、天井下地の補強や加工が必要になる場合がある
- 外形寸法(特に高さ)が違うと、天井裏の限られたスペースに収まらないことがある
- 電源接続部の位置や結線方式が異なることがある(本体外部・内部など)
- ルーバー(格子)の外寸が違うと、天井に旧機種の跡が残って見た目が悪くなる
結論として、確実かつ工事もシンプルに済ませたいなら、パナソニックが公式に案内する後継機種FY-17S7を選ぶのが最善です。どうしても他メーカーを検討したい場合は、必ず事前に現地確認をしたうえで判断してください。
FY-17S5交換の方法と工事の流れ
DIY手順は? ― 結論、DIYはできません
最初にはっきりお伝えしておきます。FY-17S5のように屋内配線と直接結線されている天井埋込形換気扇の交換は、電気工事士法で定められた「電気工事」に該当します。資格を持たない方が作業することは法律違反であり、罰則の対象です。
加えて、実務的にも次のリスクがあります。
- 結線ミスによる発熱・ショート・火災
- 本体を脚立の上で扱う高所作業中の落下事故
- 天井裏の梁や配管を傷つけてしまう二次被害
- ダクトの接続不良による排気漏れ(天井裏に湿気が回りカビの原因に)
- 誤った施工が原因の不具合は、メーカー保証の対象外になる
お客様ご自身でできるのは、ルーバーを外してのホコリの清掃までと考えてください。それ以上は有資格者の領域です。
業者依頼の流れ
換気生活にご依頼いただいた場合、お問い合わせから工事完了までは次のように進みます。
- お問い合わせ・無料見積もり … LINEで型番(FY-17S5)や現状の写真をお送りいただければ、その場で概算をご案内できます
- 内容のご確認 … 後継機種FY-17S7のご提案と、商品代・工事費・処分費・出張費すべて込みの総額をご提示します
- 工事日の日程調整 … ご都合のよい日時を決定します
- 現地確認 … 当日、天井裏の状況・ダクト・配線をチェックします
- 既存機器の撤去 … ブレーカーを落とし、FY-17S5を取り外します
- 新機種の設置 … FY-17S7を設置し、ダクト接続と結線を行います
- 動作確認 … 風量、異音の有無を確認します
- 清掃・引き渡し … 養生を撤去し、古い本体は当社が持ち帰って処分します
標準的な工事であれば、現地確認から引き渡しまで約1〜2時間で完了します。
交換時の注意点
- 型番の確認 … FY-17S5はルーバーを外した本体側面や内部の銘板に記載があります。写真を撮って業者に送ると話が早く進みます
- 賃貸・分譲マンションの場合 … 換気扇が共用部扱いになるケースがあるため、事前に管理会社・管理組合へ確認を
- ダクトの状態 … 経年でフレキダクトが潰れたり外れたりしていると、本体を替えても風量が戻りません。同時点検が必須です
- スイッチの状態 … FY-17S7は別売スイッチ(FY-SV05W等)に対応しているため、既存スイッチが劣化している場合はあわせての交換を検討してください
- 見積もりは「総額」で比較 … 本体価格だけが安く、あとから工事費・処分費・出張費が加算されるケースに注意しましょう
FY-17S5交換・後継機種に関するよくある質問
Q1. FY-17S5はまだ購入できますか?
A. 後継機種FY-17S7への世代交代が完了しているため、新品の流通は限られています。パナソニック公式の品番置き換え検索でも後継機種として案内されているため、これから10年以上使うことを考えると、省エネ性が向上した後継機種を選ぶほうが合理的です。
Q2. FY-17S5からFY-17S7への交換で、天井の工事は必要ですか?
A. ほとんどのケースで不要です。埋込寸法177mm角・適用パイプφ100mmが同一のため、既存の開口部をそのまま使えます。ただし天井下地の劣化や、以前の施工で開口が広げられている場合は補修が必要になることもあります。
Q3. 掃除をすれば吸い込みの弱さは直りますか?
A. 汚れの固着が原因であれば、清掃で改善する場合があります。ただしモーターの軸受けが摩耗している場合は清掃では直りません。掃除をしても風量が変わらないときは、内部の劣化と考えて交換をご検討ください。
Q4. 換気扇は24時間つけっぱなしでも大丈夫ですか?
A. FY-17S5・FY-17S7はいずれも24時間・局所換気兼用の設計です。常時換気は結露やカビの抑制に有効なので、基本的にはつけっぱなしをおすすめします。FY-17S7は消費電力が旧機種より大幅に下がっているため、電気代の面でも有利です。
Q5. 交換にかかる費用はいくらくらいですか?
A. 換気生活では商品代・工事費・処分費・出張費をすべて含んだ総額でご案内しています。建物の構造や配線・ダクトの状態によって変動しますので、正確な金額は現状を確認のうえお見積もりいたします。見積もりは完全無料です。詳しい価格はLINEからお気軽にお問い合わせください。
Q6. 工事後の保証はありますか?
A. 換気生活では取り付け後10年間の保証をご用意しています。工事に起因する不具合が生じた場合、保証期間内であれば無償で対応いたします。
Q7. 取り外した古いFY-17S5の処分はどうすればいいですか?
A. 処分費用は料金に含まれています。取り外した本体はスタッフが持ち帰り、適切に処分しますので、お客様側での廃棄手配は不要です。
Q8. 賃貸物件でも交換できますか?
A. 建物の設備にあたるため、まずはオーナー様または管理会社へご相談ください。許可が得られれば工事は可能です。管理会社への説明用に、現状の写真や見積書をお出しすることもできます。
まとめ|FY-17S5の交換と後継機種選び
FY-17S5は、シロッコファンと風圧式高気密シャッターを組み合わせた、トイレ・洗面所から店舗まで幅広く使われてきた低騒音形の天井埋込形換気扇です。しかし換気扇は毎日休みなく回り続ける消耗品でもあります。シロッコファンへの汚れの固着とモーター軸受けの摩耗は必ず進行し、10年前後で異音や風量低下という形で表面化します。「まだ回っているから」と先延ばしにすると、最終的にはモーターの焼損という形で突然止まってしまい、結露やにおい、カビの発生につながります。
後継機種のFY-17S7は、埋込寸法177mm角・φ100mmという寸法をそのまま引き継いでいるため、多くの現場で天井を触らずに入れ替えられます。そのうえで消費電力が50Hzで13W→7.5W、60Hzで14W→8.5Wへと大幅に削減され、風量85㎥/hは維持したまま省エネ化を実現。羽根が簡単に外せる清掃機構の採用で、お手入れのしやすさも向上しています。同じ場所に同じ手間で付けられて、電気代だけが下がる——これが公式の後継機種を選ぶ最大のメリットです。
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