浴室乾燥で生乾きが酷い！しっかり乾かす方法6つと臭い対策

雨の日や花粉が多い日に便利な浴室乾燥。

しかし、せっかく浴室乾燥を使ったのに生乾きしてしまってモヤモヤした経験はありませんか？

浴室乾燥機で洗濯物を乾かすには、その性能を最大限発揮できるようにしたり、洗濯物の乾かし方を工夫したりするべきです。

本記事では、浴室乾燥で生乾きしてしまう原因・乾かすための対策6つ・生乾きの臭いを防止する方法を解説します。

　　

浴室乾燥での生乾きの原因は？

浴室乾燥で生乾きしてしまう原因には、以下の3通りが考えられます。

• 乾かす洗濯物の量が多すぎる
• 浴室や洗濯物の中の水分が多い
• 浴室乾燥機の性能が落ちている

洗濯物・浴室環境・浴室乾燥機など様々な要因が関わっています。それぞれ、生乾きする原因を解説します。

乾かす洗濯物の量が多すぎる

家族向けの浴室乾燥機では、乾かせる洗濯物の量は3〜5kg程度です。

それ以上多いと、乾かすのにも時間がかかってしまいます。洗濯物の量に応じて浴室中の水分が増えて、風通しが悪くなるからです。

以下は、洗濯物の種類ごとの1枚あたりの重量です。

ワイシャツ	200g
半袖シャツ	110g
長袖シャツ	130g
くつ下	50g
パンツ・スカート	400g
トランクス	80g
ショーツ	30g
タオル	70g
バスタオル	300g
シーツ	500g

浴室乾燥している衣類の重量がどれくらいなのか把握し、多すぎないか確認してみてください。

浴室の水分が多い

浴室内の水分が多いと、それだけ水分を乾かすエネルギーを要し、時間がかかってしまいます。

生乾きが気になる時には、下記の箇所の水分を除去してください。

• 浴槽の中のお湯を抜く
• タオルで壁や床の水分を拭き取る
• 排水溝を掃除する

浴槽にフタをしたり、スクイージーで水分を除去するのも有効です。浴室内の水分を除去し、効率的な乾燥ができるようにしましょう。

浴室乾燥機の性能が落ちている

浴室乾燥機の運転を続けていくにつれて、フィルターに汚れが堆積します。ホコリがフィルターに詰まってしまうと、吸気効率が落ちます。空気の循環が悪くなり、乾きムラの原因になるのです。

また、一般的に浴室乾燥機の寿命は10年程度です。洗濯物の生乾きが酷い場合は、モーターやファン、ヒーターの経年劣化が起こっていて、浴室乾燥機がその性能を発揮できていない可能性が考えられます。

浴室乾燥での生乾きを防ぐには？対策6つ

洗濯物をカラッと乾かすには、洗濯物を風によくあてたり、浴室乾燥機が本来の性能を発揮できるようにするべきです。

そのための方法には、下記の対策があげられます。

• サーキュレーターを併用する
• 浴室乾燥機のフィルターを清掃する
• 洗濯物の干し方を工夫する
• 洗濯物どうしの間隔を空ける
• 洗濯物をよく脱水する
• 浴室乾燥機を修理・交換する

以下より、それぞれ説明します。

サーキュレーターを併用する

サーキュレーターで風を当てると、洗濯物の乾き具合を早められます。浴室乾燥機の温風が全体に行き渡りやすくなるため、浴室内の温度を維持しやすくなる効果も期待できます。

サーキュレーターで洗濯物に風を当てる場合は、洗濯物の下から風を当てるのがおすすめです。洗濯物全体に風がよく当たります。

浴室乾燥機との併用に向いているサーキュレーターは、首振りができて、上方向に風を当てられるタイプのものです。洗濯物全体に風をよく当てられます。

お手元に首振り機能の無いサーキュレーターしかない場合は、定期的に風を当てる洗濯物を変えると良いでしょう。

また、サーキュレーターによってはヒーターも搭載されているものがあります。浴室乾燥機と合わせて使用すると、浴室内の温度を維持しやすいため、高い乾燥効果が期待できます。

なお、サーキュレーター使用時には感電やコードの取り扱いに気をつけるべきです。プラグの抜き差しの前に手を拭いたり、コードを足に引っ掛けたりしないよう注意しましょう。

浴室乾燥機のフィルターを清掃する

浴室乾燥機のフィルターに、カビやホコリが詰まると空気の流れが悪くなり、循環効率が低下します。その結果、電気代が高くなりやすく、衛生面にも問題が生じます。1ヶ月に1回を目安に必ず清掃するようにしましょう。

浴室乾燥機のフィルターを清掃するのに必要なものは、下記のとおりです。

• ブラシorスポンジ
• 中性洗剤
• 柔らかい布（3枚以上）
• 脚立
• 掃除機

必要なものを揃えたら、掃除機やブラシで天井にあるカバーのほこりを吸い取ります。浴室は滑りやすいため、足元に気をつけてゆっくりと作業をしてください。

全体のホコリをまんべんなく取れたと感じたら、濡らして固く絞ったタオルでカバーの目に沿って拭き上げましょう。その後、乾いたタオルでカバーを拭き上げたらカバーの清掃は終了です。

カバーの清掃後は、フィルターの清掃を行います。多くの場合、フィルターはカバーの付近に取り付けられています。お持ちの機種の取扱説明書を参考に取り外しましょう。

フィルターのほこりを掃除機やブラシで取り除いたら、残った汚れを落とすためにシャワーで水を当てます。

それでも落ちにくい汚れは、中性洗剤をつけたスポンジで優しくこすると落とせます。

フィルターを洗い終わったら、乾いたタオルで優しく拭き、しっかり乾燥させてから再度取り付けましょう。

洗濯物の干し方を工夫する

生乾きを対策するには、洗濯物の種類に応じて干し方を工夫し、風を当てやすくするのも重要です。以下は、種類ごとの生乾きしにくい干し方の表です。

シャツ	襟を立てて、シワを伸ばして干す。
タオル	ピンチハンガーで筒状に干したり、ジャバラ状に干す。
ニット	平干し専用ネットで平干しにする。
ズボン・デニム	裏返しにしてピンチハンガーで筒状に干したり、横長ハンガーに二つ折りにしてかけ干しする。ポケットは外に出してくおく。
パーカー	パーカー専用のハンガーを使う。
シーツ	物干し竿を2本使用してM字に干したり（シーツ単体の場合）、シーツ専用のハンガーを使う。

その他、厚手のものは中央に置くと、浴室乾燥機の温風がよく当たって乾きやすくなります。

丈が長いものは、浴室の端に干すと空気の循環を妨げません。

洗濯物や浴室乾燥機の乾き方に応じた干し方を行ない、生乾きを防ぎましょう。

洗濯物同士の間隔を空ける

洗濯物同士の間隔がつまっていると、風通しが悪くなって生乾きしやすくなります。洗濯物の水分が空気に当たらず、蒸発しにくくなるからです。

洗濯物を干す時には、最低でも5cm、できれば10cm以上の間隔を空けて洗濯物を干しましょう。

浴室・洗濯物の水分を減らす

浴室の水分を減らすには、前章で説明した浴槽を空にする方法や、室内の水分をタオルで拭く方法が有効です。

加えて、洗濯物の脱水時にも工夫すると、洗濯物を早く乾かせます。

具体的には、洗濯後に乾いたバスタオルを入れて再度3分程度脱水すると良いでしょう。乾いたバスタオルが水分を吸収するため、洗濯物の水分を少ない状態にでき、乾きやすくなります。

浴室乾燥機を修理・交換する

浴室乾燥機の寿命は10年程度で、ヒーターやファンなどの経年劣化により乾燥機能が弱まることがあります。

特に、フィルターの清掃を行っても効き目が弱いと感じるときや、「カラカラ」「バキバキ」とした音が大きいときには経年劣化を疑うべきです。

浴室乾燥機の性能向上や電気代の削減の効果も期待できます。浴室乾燥機の経年劣化が気になる方は交換を検討しましょう。

換気生活の施工事例においても、交換により性能の向上を感じるケースは少なくありません。

「工事完了後、I様からは大変満足の声をいただきました。特に、浴室が素早く暖まること、洗濯物が室内で効率良く乾燥できることに対して、高い評価を得ることができました。」

引用：東京都江戸川区　I様邸　浴室暖房乾燥機取替工事　不明→V-241BZ5（株式会社デンキョウプランニング）

別の事例でも、乾燥機能のスムーズさに驚くお声があがっており、交換により乾燥効率の改善が期待できると分かります。

換気生活では、お客様に合った料金プランと最適な機種をご提案し、施工を行います。

浴室乾燥機の交換を行いたい方は、公式LINE・メール・お電話（0120-409-752）にてお気軽にご相談ください。

洗濯物の生乾き臭はどう防止する？洗い方の対策2つ

洗濯物の生乾き臭が酷い場合、浴室乾燥機だけでなく、洗濯の方法に問題がある可能性があります。生乾き臭を防ぐには、洗濯物の量を少なめにしたり、残り湯を使っての洗濯を避けるべきです。

加えて、以下の2つも実践すると良いでしょう。

• 洗濯槽を洗浄する
• 重曹やお酢を使って洗濯する

以下より、それぞれ説明します。

洗濯槽を洗浄する

洗濯物の生乾き臭がひどい場合、洗濯機の洗濯槽の裏側にカビや石鹸カス・ヌメリが付着している可能性があります。洗濯槽の洗浄がなされていないと、洗濯物にも雑菌が移ってしまって、生乾き臭を生んでしまいます。

洗濯槽を清掃するには、塩素系の洗濯槽クリーナーを使うのが有効です。洗濯槽クリーナーを入れて、運転する前に、水がいっぱいに入った状態で3時間程つけおくと汚れが落ちやすくなります。

一方、塩素系のクリーナーは臭いが強いと感じることがあります。

塩素の臭いが気になる場合には、酸素系のクリーナーを試してみるのがおすすめです。ドラム式洗濯機に、対応していない場合があるものの、塩素の臭いを避けられます。

重曹を使って洗濯する

洗濯物が乾ききらず、皮脂汚れをエサに雑菌が繁殖することで生乾き臭は発生します。この、皮脂汚れを落とすには重曹が効果的です。消臭効果も得られるため、生乾き防止にうってつけです。

洗濯の際は水10Lに対し、大さじ1杯（15g）を目安に入れると良いでしょう。このとき、40℃程度のお湯で洗濯できるとさらに皮脂汚れを落としやすくなります。

皮脂汚れを落とすことにより、洗濯物の色が鮮やかになる効果も期待できます。重曹を使った洗濯で、洗濯物の皮脂汚れを落としきりましょう。

浴室乾燥機の交換・修理は換気生活がおすすめ

浴室乾燥機の耐用年数は10年程度で、個人でできるお手入れにも限界があります。

浴室乾燥機の効き目や調子が気になる場合は、交換を依頼したり、気になる症状をプロの修理・交換業者に相談すべきです。

業者を選定する際に、必ず重視するべきなのは施工技術の高さと、料金体系の明確さです。

適切な業者選びが出来なければ、不要な追加工事の料金を請求されかねません。電気的なトラブルによる火災や落下事故に巻き込まれることも考えると、信頼性の高い業者選びは必須です。

換気生活では、商品代金や工事代金などを含めたわかりやすい料金体系と豊富な施工経験を持つスタッフで修理・交換を行います。

実際に、換気生活を利用した方からも、適正に工事が行われ、料金もそれに応じたものであったとの声あがっています。

工事のお申し込みはの受付時間は以下のとおりです。

電話受付：9：00〜20：00（年中無休）

メール・LINE：24時間受付中

確かな施工技術と明確な料金体系で依頼できる換気生活を利用し、浴室乾燥機での洗濯物の生乾きをスッキリ解消しましょう。