浴室の換気扇を交換するタイミングと費用相場をご紹介

浴室の換気扇は、浴室に充満した湿気を外へ排出し、カビが発生しないように防いでくれます。日常生活を送る上で、ホコリや汗などの汚れを避けることはできません。換気扇は、そんな汗や汚れをシャワーですっきり落とした後、浴室を乾燥させてくれる非常に便利なアイテムなのです。
他にも、アレルギー対策、臭いが充満しないように空気の入れ替え、湿気対策として家屋の劣化の防止などの理由から、浴室の換気扇を24時間つけている人もいるのではないでしょうか。
そんな私たちの生活に不可欠な浴室の換気扇ですが、ある程度の年数がたっている場合には交換の必要があります。
長い間交換せずに使用していると、次第に換気扇の機能が衰えていき、最終的には経年劣化で動かなくなってしまうためです。 そこで今回は、浴室の換気扇を交換するタイミングや交換の方法、費用相場、実際に換気扇を新しくした事例についてご紹介します。
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目次
換気扇を交換しないと換気能力が落ち、浴室や家屋を劣化させる
浴室の換気扇は、何十年もの間ずっと使えるものではありません。浴室の換気扇の寿命は、一般的に10年程度とされています。
交換せずに長期間使い続けてしまうと、経年劣化などの不調によって十分な換気ができず、浴室がカビだらけになってしまいます。
本来浴室は、外出した際に付着した汚れや細菌、ウイルス、汗、皮脂を洗い流し、体を清潔にする場所ですので、浴室にカビが大量発生すると、以下のような危険が生じます。
- 肺病や副鼻腔炎、外耳炎、角膜炎、カンジダ症などの病気にかかる
- カビ菌による潰瘍・腫瘍が皮膚表面や臓器に形成される
このように、かえって人間の体に悪影響を及ぼす場所へと変わってしまい、さらには、換気効率が悪くなるため、浴室で落とした汚れが悪臭となって浴室内に充満してしまいます。
また、日本は高温多湿な気候と言われており、浴室の換気扇の機能が落ちて湿気を屋外へ排出できないと、家全体が湿気てしまいます。
昨今の家屋は、戸建ても集合住宅も、冷暖房の効率が重視されていて気密性が高いです。湿気が多いと、柱や木材、壁紙にカビが生え、腐敗する場合もあります。加えて、インテリアに使われている金属類にもサビができてしまいます。
また、換気ができていないということは、常に湿気によるダメージを受けている状態なため、天災に耐えられない恐れもあります。
家屋本来の寿命が短くなると、最悪の場合は引っ越さなければいけなくなり、余分な出費によって痛手を負ってしまうかもしれません。 十分な換気ができなければ、ジメジメと住み心地が悪くなるだけでなく、さまざまなトラブルの原因となるでしょう。
換気扇を交換するメリット
では、換気扇を交換するメリットとは何でしょうか。
具体的な3つのメリットを見ていきましょう。
- 換気効率が上がる
古くなった換気扇は、本来備えている機能や性能が衰えているため、効率よく換気できません。そのため、浴室や家屋全体にいつまでも湿気や臭いが残ってしまうのです。
一方、新しい換気扇は、機能や性能が高いため効率よく換気でき、湿気や悪臭をすぐに屋外へ排出してくれます。
- 音が静かになる
寿命を迎えた換気扇は、稼働中の音が大きくなる傾向にあります。
アパートやマンションなどの賃貸に住んでいる場合は、騒音問題に発展してしまうかもしれません。浴室で一日の疲れを癒し、リラックスしたいと思っている人にとっても、大きな音は耳障りでしょう。
昨今の換気扇は、科学技術の発展によって音が静かなタイプが多くなってきています。新しい換気扇に交換することにより、稼働音が気にならず、穏やかな気持ちで入浴ができるでしょう。
- 掃除やメンテナンスがしやすい
十年以上前の換気扇を掃除・メンテナンスするのは非常に大変です。「なかなか汚れが落ちず、手間も時間もかかって面倒くさい…」と思う方も多いでしょう。
しかしながら、近年の換気扇は、最初から掃除やメンテナンスがしやすい作りとなっています。新しい換気扇に交換すれば、少ない手間で済み、従来よりもずっと早く掃除やメンテナンスを終えることが可能です。
浴室の換気扇を交換するタイミングの見極め方
換気扇の耐用年数は、約10〜15年と言われています。ファンやモーターが年数をへるにつれて劣化してしまうのです。
また、水場で365日使用する電化製品のため、早ければ8年ほどで寿命を迎える場合もあります。
交換時期になっていなくても交換した方が良い場合
以下のような症状が見られる場合は、交換時期になっていなくても換気扇を交換した方が良いでしょう。
- 異音がする
- 異臭がする
- 風量が弱く、以前よりも換気力がない
- ひどく振動する
- 電源を入れても動かない
長年、掃除やメンテナンスを怠っていると、換気扇の周りにホコリやゴミ、水アカ汚れ、湿気によるサビ、カビの菌が付いてしまいます。これらはすべて、異音や異臭の原因です。このままの放置しておくと、換気扇の故障や浴室のカビの発生により、健康被害につながりかねません。
また、風量が弱くなったり、以前よりも換気力がなくなったりする要因ともなり、結果として家屋全体が湿気てしまうのです。ひどい振動がある場合は、ダクトを固定するボルトの緩みや歪み、ファンの破損が考えられます。すぐに業者へ相談の上、交換することをおすすめします。
寿命を迎えていないのにもかかわらず、電源を入れても換気扇が動かない場合は、電気回路の異常が考えられます。発火や感電・漏電による事故につながりかねないため、自力で解決しようとせず、専門業者に点検を依頼してください。
浴室の換気扇を交換するやり方

浴室の換気扇を交換する際は、電気工事士免許を持つ業者に工事を依頼しましょう。
換気扇のタイプによっては、自分での交換やDIYができるものもあります。しかしながら、浴室の換気扇は高い位置に設置されていることが多く、水場でもあることから滑りやすいです。慣れない場所での作業は危険を伴います。
また、換気扇のタイプがよく分からない状態で「なんとかなるだろう」と工事を勝手に行ってしまうと、場合によっては重大な事故が発生する恐れがあります。
それでは、浴室の換気扇を交換するのに電気工事士免許が必要な理由、自分で交換可能な換気扇のタイプ、交換不可能な換気扇のタイプについて、詳しく解説します。
換気扇の交換には電気工事士免許が必要
浴室の換気扇を交換するためには、電気工事士免許が必要となります。電気配線のある電化製品は、電気工事士免許の有資格者でなければ交換できないためです。電気工事士免許を取得していない人が電気工事を行うことは「電気工事法」という法律によって禁止されています。
もし、無免許で工事を行ってしまった場合は「3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役」が科せられることがあります。何よりも、電気工事士免許を持っていない人が電気配線のある電化製品を交換することは、以下のような危険が伴いますので、絶対に行わないようにしましょう。
- 電化製品が破損・故障してしまい、修理費用を追加で全額負担することになる
- 漏電やショートによって発熱・発火・火災が発生する可能性がある
- 感電によるケガ、心臓や脳などの重要な臓器にダメージを負う
- 最悪の場合、事故死してしまう
電気工事士免許には第一種と第二種があり、電気配線のある浴室の換気扇を交換する際は、第二種が必要となります。
電気工事士免許は、学科試験と技能試験の両方に合格することで取得できます。講座を受けるといった要件はなく、参考書や動画教材を使用した独学でも取得可能です。電気工事士免許を持っていれば、ご自身で換気扇の交換が行えるようになります。
換気扇が「プロペラファン」か「シロッコファン」かによって交換方法が変わる
浴室の換気扇には「プロペラファン」タイプと「シロッコファン」タイプの2種類があります。それぞれの違いと特徴、交換方法について解説します。
プロペラファンタイプの換気扇は、扇風機の羽根と似た5~6枚の羽がむき出しの状態で回っている換気扇です。戸建て住宅の浴室で多く見られる換気扇で、壁に埋め込まれたパイプが浴室の湿気を吸い込みます。吸い込んだ空気を屋外へ直接排出する仕組みとなっており、換気量の多い点がメリットです。
一方、外気の影響を受けやすく、音が大きいというデメリットもあります。
シンプルな構造をしており、電気工事が不要なパターンが多いです。また、掃除やメンテナンスも簡単にできるため、交換費用が比較的安くなる傾向にあります。コンセントにプラグを差し込むプロペラファンタイプは、プロペラファンの取り換えを自力で行えます。ただし、電源線と直結したものであれば、電気工事士免許を取得していないと交換ができません。
シロッコファンタイプの換気扇は、細長い筒状あるいは板状の羽根がダクト越しに回る換気扇です。ユニットバスや高層住宅で多く見られ、天井に開けた穴に埋め込んだパイプを利用し、天井裏のダクトから湿気を排出する仕組みとなっています。
外気の影響を受けにくく、音が小さいにもかかわらず、安定して換気できる点がメリットです。
一方で、ファンにホコリやゴミが付着しやすいというデメリットもあります。複雑な構造をしていることから、電気工事を必要とする場合が多いため、自力で工事を行うには電気工事士免許を持っている必要があります。
工事内容としては、天井の開口工事、電気配線、ダクト設置などの作業を行います。
電気工事士免許を持っていても、実際に作業をしたのは技能試験のみで実践経験がない、あるいは工事をした経験が少ない方は、無理をせずに業者へ相談・依頼をしましょう。交換費用は、業者を挟むことから高い傾向にあります。
浴室の換気扇を交換する費用相場は1万〜10万円
浴室の換気扇を交換する際の費用相場は、一般的に1万〜10万円です。実際の費用は、交換する内容によって変化します。
プロペラファンを使用した換気扇の場合は、電気工事が不要のため、換気扇本体の交換に約1万〜4万円かかります。一方、シロッコファンを使用した換気扇の場合は、本体代金に加えて電気工事費用として約2万円、その他諸経費に1万〜2万円ほどかかります。
シロッコファンの換気扇の交換を業者に頼む際は、自身の生活スタイルに合ったものを見つける必要があります。具体的な費用や作業内容などを聞き、見積書を発行してもらったら、比較検討すると良いでしょう。
換気生活の事例3選

最後に、浴室の換気扇を「換気生活」で交換した事例をご紹介します。
「換気生活」とは、換気扇の修理および交換を行う専門業者です。
主に、レンジフードや換気扇、浴槽乾燥機の修理・交換を承っています。
本店を東京都大田区北嶺町3-23に構え、以下のエリアを工事対象地区*としています。
- 東京都全域
- 神奈川県全域
- 千葉県(一部地域)
- 埼玉県(一部地域)
- 茨城県(一部地域)
関東圏内での対応をメインとしており、関東圏内以外では、愛知県の一部地域に対応しております。
*近隣県や近隣地域でもご対応可能な場合がございますので、ぜひ一度ご相談ください。
換気生活では「お客さまのための時間を奪わない」「どんな状態の換気扇でもご対応する」を指標としています。
年間施工件数は6,120件*にも上り、豊富な実績を持っています。関東地方での施工件数は、業界No.1です。
また、施工後10年間の保証が付いているため、安心してお任せいただけます。
*2023年の1月1日〜2023年の12月31日までの施工実績となります。
今回は、東京都・埼玉県・神奈川県において浴室の換気扇を交換した際の事例を、以下の5つの項目に分けてご紹介します。
- 見積もり訪問の有無
- 依頼手段
- 新設・交換した換気扇のモデル
- 工事の進捗
- お客さまの声
ぜひ、換気扇を交換する際の一例としてご覧ください。
1. 東京都西東京市 U様 カビや湿気による浴室の換気扇の新設工事
【見積もり訪問の有無】
あり
【依頼手段】
インターネット(ネット検索)
【新設した換気扇のタイプ】
VD-13ZC14
強力な換気能力と高い性能を持ち、静音性にも優れている「VD-13ZC14」を使用。
耐久性も高いため、長期間の使用が見込まれる。
省エネ性能が高いことから、長時間使用しても電気代がかさまない。
取り付けが簡単で手軽に浴室へ導入できるという大きなメリットがある。
シンプルなデザインで、どんなインテリアにも合いやすく、浴室の清潔な景観・雰囲気を壊さない。
【工事の進捗】
滞りなく予定通りに終了。
【お客さまの声】
梅雨の時期や冬場になると、浴室の湿気がこもりやすいため困っていました。
カビや不快な臭いが気になっており、清潔な浴室でお風呂時間を過ごしたかったので、湿気対策のために換気扇の新設工事を決めました。
インターネットで「浴室換気扇 新設工事」と検索したところ、こちらの企業のサービスにたどりついたのです。
公式サイトに掲載されていた施工事例や、お客さまの声を見て、依頼してみようと思いました。
換気扇を変えたら、音は静かで、換気能力が高くて驚きです。
2. 埼玉県川口市 K様 経年劣化で動かなくなってしまった浴室の換気扇のお取替え
【見積もり訪問の有無】
なし(画像)
【依頼手段】
インターネット(ネット検索)
【交換した換気扇のタイプ】
VD-15ZP4→VD-15ZP14
工事前と別のモデルに交換。
最新技術を取り入れた高性能製品「VD-15ZP14」を使用。
浴室内の湿気を効率的に排出し、静音設計によって入浴中も運転音が気にならないというメリットがある。
耐久性が高く、長期間の使用が見込まれる。
エネルギー効率が良いため、電気代の節約も可能。
【工事の進捗】
滞りなく予定通りに終了。
【お客さまの声】
最近のものは音が静かだし、換気能力も高くて驚きました。
浴室が快適になったので、うれしいです。
3.神奈川県横浜市 I様 故障した浴室の換気扇のお取替え
【見積もり訪問の有無】
なし(画像)
【依頼手段】
インターネット(ネット検索)
【交換した換気扇のタイプ】
BBD 28KTSB D30→BDV-4106AUKNC-J3-BL
最新技術を搭載した「BDV-4106AUKNC-J3-BL」を使用。
効率的な換気と暖房ができるという利点がある。
操作も簡単であり、使い勝手が良いと評判。
【工事の進捗】
滞りなく予定通りに終了。
【お客さまの声】
昔のように快適な入浴環境も戻ってうれしいです。
換気扇を好感して、とても満足しています。
まとめ
今回の記事を通して、浴室の換気扇を交換するタイミングや費用相場を具体的にイメージしていただけたでしょうか?
浴室の換気扇を交換しないでいると、以下のような症状が発生します。
- 浴室がカビや菌の温床になる
- 浴室に悪臭がしみつく
- 家全体が劣化する
これらの症状は、入浴時間を楽しめなくするだけでなく、浴室を使う人や住んでいる家にまで被害を与えます。一方で、浴室の換気扇を新しくすると、以下のようなメリットを得られます。
- 換気効率が上がり、浴室や家の劣化を防ぐ
- 不調による騒音問題に悩まされない
- 掃除やメンテナンスがしやすくなり、換気扇使用できる期間が長くなるため、余計な出費がかさまない
快適な入浴をすると、体も心もリラックスでき、健康的な生活を送ることができます。浴室の換気扇を新しく変えるだけでも、ゆっくりとした癒しの時間を手に入れられるでしょう。
「換気生活」では、以下のサービスを提供しております。
- 商品、工事、処分、出張費、すべてを含んだ価格表示
- 写真や電話での見積もりが可能
- 最短翌日で見積もり訪問が可能
- 急な用事による見積もり訪問・工事の当日キャンセルが無料
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- 追加費用は一切なし
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受付時間は以下のとおりです。
電話受付:9:00〜20:00(年中無休)
メール・LINE:24時間受付中
型番や寸法が分かる場合は、すぐに見積もり金額をお伝えすることが可能です。万が一、換気扇の型番や寸法が分からない場合も、見積もり訪問時に確認し、その場で見積書をお渡しします。
浴室の換気扇の交換は、どうぞ「換気生活」までお気軽にご相談ください。
監修者プロフィール

株式会社換気生活 代表取締役
清井 正弘
徳島県出身、1971年生まれ。
換気扇に携わって20年以上。 換気扇の交換件数は実に3万件以上。
今でも毎日20件以上の換気扇関連の問い合わせに目を通して、
お客様に最適な換気扇交換のアドバイスを行っている。
【保有資格】
第2種電気工事士
【メディア掲載】
マイベストプロ東京インタビュー
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