DVB-18SS3の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

1部屋換気扇DVB-18SS3をお使いで、異音や換気力の低下にお困りではありませんか?10年以上使い続けている場合、交換のタイミングが近づいている可能性があります。この記事では、DVB-18SS3の交換方法や後継機種DVB-18SS4の詳細、実際の工事の流れを写真付きで徹底解説します。

DVB-18SS3交換の結論まとめ(最初に知りたい情報)

まず、DVB-18SS3の交換を検討している方が知りたい重要なポイントをまとめました。

項目	内容
後継機種	DVB-18SS4(東芝)
交換費用総額	約86,000円(本体56,000円+工事30,000円)
工事時間	約2〜3時間
DIY可否	不可(電気工事士資格が必要)
おすすめの交換方法	専門業者への依頼(安全性と保証が確実)

DVB-18SS3は1部屋用の換気扇ですが、電気配線の接続作業が伴うため電気工事士の資格が必要です。また、天井裏での作業や適切な換気性能を確保するための調整も必要となるため、専門業者への依頼が安全かつ確実です。

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実際のDVB-18SS3交換の様子

ここでは、実際にDVB-18SS3から後継機種DVB-18SS4への交換工事を行った際の様子を、工程ごとに写真付きでご紹介します。

Before

トイレの天井に設置されているDVB-18SS3。12年以上使用しているため、化粧グリル周辺に汚れが目立ち、運転時の異音も発生していました。お客様から「スイッチを入れても回り始めるまで時間がかかる」とのご相談を受け、交換工事を実施することになりました。

取り外し作業

まず、ブレーカーを落として電源を遮断します。その後、化粧グリルを取り外し、本体を固定しているネジを専用ドライバーで慎重に外していきます。DVB-18SS3は天井埋込型のため、天井裏にアクセスして本体全体を取り外す必要があります。

配線処理

本体を取り外した後、電源配線を外します。この作業は必ず電気工事士の資格を持つ技術者が行います。DVB-18SS3の配線状態を確認し、劣化が見られる場合は配線の交換も同時に実施します。また、ダクト接続部分の状態も入念に確認します。

新型設置

後継機種DVB-18SS4を天井開口部に設置します。DVB-18SS3とDVB-18SS4は同じ東芝の後継シリーズのため、開口寸法が一致し、既存の開口をそのまま利用できます。本体を水平に調整しながら固定し、配線を確実に接続します。ダクトも適切に取り付けます。

After

DVB-18SS4への交換が完了しました。新品のため化粧グリルも清潔で美しく、運転音も静かになりました。動作確認を行い、換気機能が正常に作動することを確認して工事完了です。お客様からも「こんなに静かになるとは思わなかった」と喜びの声をいただきました。

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DVB-18SS3とは?(特徴・仕様)

DVB-18SS3は、東芝が製造していた1部屋用天井換気扇です。主にトイレや洗面所などの小空間の換気に使用されてきた信頼性の高いモデルです。

主要機能:

• 高効率換気: 1部屋の空気を効率よく排出し、臭いや湿気を速やかに除去
• コンパクト設計: 天井埋込型で省スペース、すっきりとした外観
• 静音設計: 生活音を妨げない静かな運転音を実現
• 省エネ設計: 低消費電力で経済的な運転が可能
• 簡単操作: シンプルなスイッチでオン・オフ操作
• 耐久性: 東芝の高品質な部品による長寿命設計

基本仕様:

項目	仕様
設置タイプ	天井埋込型
電源	AC100V
消費電力	約18W
風量	約180m³/h
適用床面積	約2〜4畳
運転音	約35〜38dB
羽根径	約110mm
質量	約2.0kg

DVB-18SS3は、トイレや洗面所などの小空間専用に設計されており、効率的な換気性能と省エネ性、静音性をバランスよく実現した人気機種でした。

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DVB-18SS3の交換が必要なタイミング

DVB-18SS3の交換を検討すべきタイミングについて、具体的なサインをご紹介します。

異音・換気不足

こんな症状が出ていませんか?

• 運転中に「ガラガラ」「ジー」「ブーン」といった異音がする
• 以前より明らかに風量が弱くなった
• スイッチを入れても回り始めるまで時間がかかる
• 回転が不安定で、回ったり止まったりする
• トイレや洗面所の臭いがこもるようになった
• 運転中に振動が大きくなり、天井が揺れる
• 換気しても湿気が残りやすく、カビが発生しやすい

これらの症状は、モーターの劣化やファンの摩耗、ベアリングの劣化、内部のホコリの蓄積が原因です。特に異音や起動の遅れは故障の前兆であり、完全に動かなくなる前に交換することを強くおすすめします。

経年劣化

換気扇は長期間使用することで、以下のような経年劣化が避けられません。

• モーターの摩耗: ベアリングの劣化により回転が不安定に、異音の原因
• ファンの変形・破損: 樹脂製ファンの経年変化、亀裂や破損
• 電気部品の劣化: コンデンサやスイッチの接触不良、絶縁性能の低下
• 内部の汚れ蓄積: ホコリや湿気による性能低下、カビやサビの発生
• グリルの変色・破損: 樹脂の劣化による黄ばみ、ひび割れ
• 本体固定部の緩み: 長年の振動による固定ネジの緩み
• 配線の劣化: 絶縁被覆の硬化や亀裂

これらの劣化は複数箇所で同時に進行していることが多く、一箇所修理しても他の部分がすぐに故障するケースが非常に多いです。特にDVB-18SS3は製造から年数が経過しているため、修理よりも交換のほうがコストパフォーマンスに優れます。

使用年数の目安

一般的な天井換気扇の耐用年数は約10〜15年とされています。

交換を検討すべき使用年数:

使用年数	状態	対応
5年未満	通常使用可能	定期的な清掃のみで十分
5〜10年	異音などの症状が出始める	症状に応じて修理または交換を検討
10〜15年	交換推奨時期	不具合の有無に関わらず交換を検討
15年以上	早急な交換推奨	安全面からも交換を強く推奨

DVB-18SS3を10年以上使用している場合は、たとえ明確な不具合が出ていなくても、後継機種DVB-18SS4への交換を積極的に検討する時期です。突然故障してから慌てて交換するよりも、計画的に交換したほうが生活への影響が少なく安心です。

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DVB-18SS3の後継機種と互換性

DVB-18SS3の後継機種について、詳しく解説します。

公式後継機種の型番

DVB-18SS3の公式後継機種はDVB-18SS4です。

DVB-18SS3からDVB-18SS4への主な改良点:

• DCモーターの採用: 従来のACモーターからDCモーターへ変更し、省エネ性と静音性が大幅に向上
• 静音性の大幅向上: 運転音が約35〜38dBから約28〜30dBに低減
• 省エネ性能の向上: 消費電力を約18Wから約12Wに削減(約33%削減)
• 換気効率の向上: 風量を維持しながらエネルギー効率を改善
• 耐久性の向上: 新型ベアリングと改良されたモーター設計により長寿命化
• お手入れのしやすさ: グリルの着脱機構が改善され、清掃がより簡単に
• デザインの洗練: より薄型でモダンな外観デザイン

サイズ・性能の違い

DVB-18SS3とDVB-18SS4のサイズ・性能比較表:

項目	DVB-18SS3(旧型)	DVB-18SS4(後継)
天井開口寸法	約215mm角	約215mm角
本体外形寸法	約250mm角	約250mm角
埋込高さ	約165mm	約160mm
風量	約180m³/h	約180m³/h
消費電力	約18W	約12W
運転音	約35〜38dB	約28〜30dB
適用床面積	約2〜4畳	約2〜4畳
モータータイプ	ACモーター	DCモーター
質量	約2.0kg	約1.8kg

重要なポイント

• 天井開口寸法が完全一致のため、追加の天井工事は一切不要
• 基本的な換気性能(風量)は維持しつつ、省エネ性と静音性が飛躍的に向上
• DCモーター採用により消費電力が約33%削減
• 運転音が約5〜8dB低減(体感で約半分の静かさ)
• 埋込高さが若干低くなり、天井裏のスペースが狭い場合でも設置しやすい
• 既存の配線・ダクトがそのまま使用可能
• 後継機種への交換が最もスムーズで確実

他メーカーとの互換性

DVB-18SS3は東芝製品のため、基本的には同社の後継機種DVB-18SS4への交換が最も確実でおすすめです。

他メーカー製品への交換について

メーカー	互換性	注意点
パナソニック	○ 概ね可能	FY-24S7など同等品あり、開口寸法の微調整が必要な場合あり
三菱電機	○ 概ね可能	VD-13ZC13など同等品あり、開口寸法の確認が必要
日本電興	△ 条件付き可能	開口寸法と性能の確認が必須
マックス	△ 条件付き可能	開口寸法の調整が必要な場合が多い

他メーカー製品への交換は技術的に可能な場合もありますが、以下の理由から東芝の後継機種DVB-18SS4への交換を強くおすすめします:

1. 施工の確実性: 開口寸法が完全一致するため施工トラブルがゼロ
2. 性能の最適化: DVB-18SS3の設計思想を引き継ぎ、最適な換気性能を発揮
3. 保証の安心: メーカー保証がスムーズに受けられる
4. コストの最適化: 追加工事が不要で総額が最も合理的
5. 操作の一貫性: 同じメーカーのため操作方法が変わらず、違和感なし
6. 部品の入手性: 将来的なメンテナンスや部品交換が容易

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DVB-18SS3交換の方法と工事の流れ

DVB-18SS3の交換方法について、DIYの可否と業者依頼の流れを解説します。

DIY手順

結論: DVB-18SS3のDIY交換は法律上不可能です

天井換気扇の交換には以下の理由からDIYができません:

1. 電気工事士資格が必須
   • 100V電源の配線工事は第二種電気工事士以上の資格が必要
   • 無資格での作業は電気工事士法違反となり、30万円以下の罰金または1年以下の懲役の対象
   • 「自宅だから大丈夫」という考えは誤りで、法律違反です
2. 専門的な技術が必要
   • 天井裏での配線処理と安全な接続
   • ダクトの適切な接続と気密処理
   • 本体の水平調整と確実な固定
   • 換気性能を確保するための風量調整
   • 防振処理と異音防止対策
   • 電気安全に関する知識と技術
3. 安全上のリスク
   • 感電の危険(最悪の場合、死亡事故につながる)
   • 天井からの転落リスク(高所作業)
   • 不適切な施工による火災や漏電のリスク
   • 固定不良による本体落下の危険
   • 誤配線による機器の破損や火災

できること・できないこと:

作業内容	DIY可否	理由
グリルの清掃	○ 可能	電気工事を伴わない、定期的な清掃推奨
フィルターの清掃	○ 可能	電気工事を伴わない
異音の確認	○ 可能	目視・聴覚による確認のみ
本体の取り外し	不可	配線を外す作業が必要
新しい換気扇の設置	不可	配線接続作業が必要
配線の点検・交換	不可	電気工事士資格が必要
ダクトの交換	不可	本体の取り外しが伴う

業者依頼の流れ

専門業者に依頼する場合の一般的な流れをご紹介します。

Step 1: 問い合わせ・見積もり依頼(所要時間:即日〜1日)

• 電話、メール、LINEなどで問い合わせ
• 現在使用している機種(DVB-18SS3)を伝える
• 設置場所(トイレ、洗面所など)を伝える
• 症状や不具合の内容を詳しく説明
• 写真を送ると見積もりがスムーズ
• 無料見積もりを依頼

Step 2: 現地調査(所要時間:30〜40分)

• 専門スタッフが訪問して現状確認
• 天井裏の状況、配線の状態、ダクトの確認
• 開口寸法の測定(念のため)
• 設置環境の確認(湿気、カビ、配線の劣化など)
• 作業スペースの確認
• 正式な見積書の提示

Step 3: 契約・日程調整(所要時間:即日〜3日)

• 見積内容に納得したら契約
• 工事日時の調整(通常1週間以内で対応可能)
• 機器の発注(在庫がある場合は即日対応も可能)
• 工事当日の準備事項の確認

Step 4: 交換工事(所要時間:2〜3時間)

• ブレーカーを落として電源の遮断と安全確保
• 既存機器DVB-18SS3の取り外し
• 天井開口部の清掃と状態確認
• 配線・ダクトの点検と清掃
• 配線の劣化確認と必要に応じた交換
• 新型機器DVB-18SS4の設置準備
• 配線の接続(電気工事士による作業)
• ダクトの接続と気密処理
• 本体の固定と水平調整
• 防振処理の実施
• 動作確認と風量チェック
• 異音確認

Step 5: 完了確認・清掃(所要時間:15〜20分)

• 換気機能の動作確認
• 運転音のチェック(静音性の確認)
• 風量の確認
• 振動の確認
• 操作方法の説明
• お手入れ方法の説明
• 作業箇所の清掃と片付け
• 保証書・取扱説明書の受け取り
• アフターサービスの説明

注意点

業者選定時の重要なチェックポイント:

必ず確認すべき項目:

• 電気工事士の資格を持つスタッフが施工するか(資格証の提示を求めても良い)
• 施工保証の内容と期間(10年保証が望ましい)
• 見積もりに含まれる項目の詳細(本体・工事・処分・出張費など)
• 追加料金の発生条件の明示
• メーカー保証の適用条件
• 施工実績(年間施工件数など)
• 口コミや評判、施工事例
• 緊急対応の可否

避けるべき業者:

• 極端に安い見積もりを提示する(手抜き工事や追加料金のリスク)
• 電気工事士資格の有無を明示しない、または曖昧にする
• 保証内容が不明確または保証がない
• 追加料金の説明が曖昧
• 訪問見積もりを嫌がる(現場確認なしでは正確な見積もりは不可能)
• 契約を急かす、即決を迫る
• 見積書を書面で提示しない
• 質問に対して明確な回答をしない

工事当日の準備:

• トイレや洗面所の換気扇交換の場合、作業エリアの物を移動しておく
• 脚立を置くスペースを確保(約1.5m四方)
• 天井裏にアクセスする場合があるため、必要に応じて収納の整理
• ペットがいる場合は別室に移動
• 駐車スペースの確保(車両で訪問する場合)
• 工事中は該当箇所が使用できないため、代替トイレなどの確認
• 貴重品の保管

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DVB-18SS3交換費用と後継機種の価格比較

DVB-18SS3から後継機種DVB-18SS4への交換にかかる費用を詳しく解説します。

本体価格

DVB-18SS4(後継機種)の価格:

販売形態	価格
メーカー希望小売価格	約85,000円〜90,000円
専門業者経由	56,000円
大手家電量販店	約65,000円〜75,000円
ネット通販	約58,000円〜68,000円

専門業者経由で購入すると、業者専用の仕入れルートにより大幅に割安で入手できます。また、工事とセットにすることでさらにお得になる場合があります。個人でネット購入してから別途工事を依頼するよりも、専門業者に一括依頼したほうが総額が安く、保証も充実しています。

工事費用

DVB-18SS4への交換工事費用の内訳:

工事項目	費用
基本工事費	15,000円
既存機器取り外し	5,000円
配線工事	5,000円
ダクト接続・気密処理	3,000円
動作確認・調整	2,000円
工事費合計	30,000円

含まれるサービス:

• 既存機器DVB-18SS3の取り外しと処分
• 配線の点検と接続(劣化確認含む)
• 天井開口部の清掃
• ダクトの清掃と接続
• 気密処理・防振処理
• 本体の固定と水平調整
• 動作確認と風量チェック
• 異音確認
• 操作方法の説明
• お手入れ方法の説明
• 清掃・片付け

追加費用が発生する可能性があるケース:

• 配線の全面的な交換が必要な場合: +5,000〜8,000円
• 天井開口の補修が必要な場合: +5,000〜10,000円
• ダクトの交換が必要な場合: +5,000〜12,000円
• 高所作業(3m以上)の場合: +3,000〜5,000円
• 天井裏のスペースが狭く作業困難な場合: +3,000〜5,000円
• 配線ルートの変更が必要な場合: +5,000〜10,000円

総額の目安

DVB-18SS3からDVB-18SS4への交換総額:

本体価格: 56,000円

工事費用: 30,000円

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総額: 86,000円(税込)

他の選択肢との比較:

選択肢	費用	メリット	デメリット
後継機種へ交換	86,000円	最新機能、省エネ、超静音、10年保証、完全互換	初期費用が必要
修理で対応	15,000〜30,000円	初期費用が安い	部品入手困難、他の部品も劣化、再故障のリスク極大
同等の他社製品	90,000〜110,000円	選択肢が広がる	適合性の確認が必要、追加工事の可能性
DIY(不可)	–	–	法律違反、危険、保証なし

長期的なコストパフォーマンス:

後継機種DVB-18SS4はDCモーター採用により省エネ性能が大幅に向上しており、以下のような経済効果が期待できます:

年間電気代の比較:

• DVB-18SS3(ACモーター): 約2,160円/年(1日12時間使用の場合)
• DVB-18SS4(DCモーター): 約1,440円/年(1日12時間使用の場合)
• 年間削減額: 約720円

10年使用すると約7,200円の節約となります。さらに、静音性が飛躍的に向上しているため、快適性も大幅に改善されます。

修理との詳細比較:

項目	修理	交換(DVB-18SS4)
初期費用	15,000〜30,000円	86,000円
保証期間	3〜6ヶ月	工事10年+メーカー1年
再故障リスク	極めて高い(他の部品も劣化)	低い(新品)
性能	劣化したまま	大幅向上(省エネ・静音)
部品入手性	困難(製造終了)	容易(最新機種)
5年後の総コスト	35,000〜70,000円(再修理含む)	86,000円
10年後の総コスト	60,000〜120,000円(複数回修理)	86,000円

DVB-18SS3は製造から年数が経過しているため、修理部品の入手が極めて困難です。仮に修理できたとしても、すぐに他の部分が故障する可能性が非常に高く、長期的には交換のほうが確実で経済的です。

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DVB-18SS3交換・後継機種に関するよくある質問

Q1. DVB-18SS3はまだ修理できますか?

A. DVB-18SS3は製造終了から相当の年数が経過しているため、修理部品の入手は極めて困難です。メーカーの部品保有期間は製造終了から約6年とされており、DVB-18SS3は既にこの期間を大幅に超えています。

修理が難しい理由:

• 主要部品(モーター、基板など)の在庫がない
• 代替部品での対応も困難
• 修理しても他の部品がすぐに故障するリスクが極めて高い
• 修理費用が新品交換に近い金額になる可能性

仮に修理できた場合でも:

• 修理費用: 15,000〜30,000円
• 保証期間: 3〜6ヶ月程度
• 再故障のリスク: 極めて高い(数ヶ月〜1年以内に別の箇所が故障する可能性大)
• 他の部品も経年劣化しているため、連鎖的な故障の可能性

10年以上使用している場合は、修理より交換のほうが確実で、長期的にはコストパフォーマンスに優れます。

Q2. DVB-18SS4以外のおすすめ機種はありますか?

A. DVB-18SS3の後継機種としては、DVB-18SS4が最もおすすめです。完全互換で追加工事が不要なためです。

ただし、用途や設置場所、求める機能に応じて以下の選択肢もあります:

東芝製品:

• DVB-18SS4: 最もおすすめ(完全互換、省エネ、超静音)
• DVB-20SS4: より大風量のモデル(風量200m³/h、やや広い空間向け)

他メーカー製品:

• パナソニック FY-24S7: 同等クラス、DCモーター搭載(約23,000円で割安)
• 三菱電機 VD-13ZC13: 同等クラス、静音性重視
• マックス BS-133HM: 静音性重視モデル

選び方のポイント:

• トイレ・洗面所(2〜4畳程度): DVB-18SS4が最適
• やや広めの空間(5〜6畳): DVB-20SS4
• コストを抑えたい: パナソニック FY-24S7(ただし開口寸法の確認が必要)
• 東芝製品にこだわりたい: DVB-18SS4一択

設置場所の広さや求める機能、予算に応じて、専門業者に相談することをおすすめします。

Q3. 工事当日の立ち会いは必要ですか?

A. はい、工事当日は必ず立ち会いが必要です。以下の理由があります:

立ち会いが必要な理由:

• ブレーカーの場所を確認・案内する必要がある
• 工事前の最終確認(設置位置、配線ルート、天井裏の状況など)
• 作業中に予期せぬ問題が発生した場合の対応相談
• 天井裏の状況確認が必要な場合の判断
• 完成後の動作確認と操作説明の受領
• 保証書などの書類の受け取り
• 支払いの手続き

立ち会いのポイント

• 工事時間は2〜3時間程度
• 工事中はトイレ/洗面所が使えなくなる
• 電気を一時的に遮断する場合がある(該当エリアのみ)
• 質問や要望があればその場で伝えられる
• 作業内容を確認できる

不在の場合: どうしても立ち会いが難しい場合は、代理の方(家族など)の立ち会いも可能です。ただし、以下の権限を持つ方である必要があります:

• 追加工事の判断ができる
• 支払いの手続きができる
• 工事内容の確認と承認ができる

事前に業者に相談してください。

Q4. 交換後の保証期間はどのくらいですか?

A. 保証期間は以下の2種類があります:

メーカー保証(東芝):

• 本体保証: 1年間
• 保証内容: 正常使用での故障に対する無償修理

施工業者の保証(換気生活の場合):

• 工事保証: 10年間
• 保証内容: 施工不良による不具合の無償対応

具体的な保証内容:

トラブル内容	メーカー保証(1年)	工事保証(10年)
本体の初期不良	○ 対応	○ 対応
モーター故障	○ 対応(1年以内)	–
配線不良による不具合	–	○ 対応
固定不良による異音	–	○ 対応
ダクト接続不良	–	○ 対応
振動による不具合	–	○ 対応
本体の落下	–	○ 対応

換気生活では、メーカー保証に加えて独自の10年間工事保証を提供しています。これにより、万が一施工不良による不具合が発生した場合でも、長期間安心してご使用いただけます。

保証対象外となるケース:

• 使用者の故意または過失による故障
• 地震、落雷、水害などの天災による故障
• 異常電圧による故障
• お手入れ不足による故障
• 保証書の提示ができない場合
• 改造や分解を行った場合

Q5. 賃貸住宅でも交換できますか?

A. 賃貸住宅の場合、交換には必ず大家さんまたは管理会社の許可が必要です。以下の手順を踏んでください:

手順:

1. まず管理会社または大家さんに故障状況を報告
2. 写真や動画で不具合の様子を記録して送付(異音の録音も有効)
3. 交換の必要性を説明(安全面、衛生面からの必要性を強調)
4. 交換の許可を得る(費用負担についても必ず確認)
5. 許可が得られたら専門業者に依頼

費用負担について

状況	費用負担
経年劣化(10年以上使用)	大家さん負担が一般的
経年劣化(5〜10年使用)	大家さん負担が一般的
入居者の過失による故障	入居者負担
初期不良(入居後すぐ)	大家さん負担

注意点:

• 契約書の「修繕に関する条項」を必ず確認
• 無断で交換すると契約違反となり、以下のリスクがあります:
  • 原状回復費用を請求される
  • 敷金から差し引かれる
  • 契約解除の可能性
• 退去時の取り扱いについても確認(新品のまま置いていくか、元に戻すか)
• 見積書を大家さんに提出し、承認を得てから工事を開始

多くの場合、10年以上使用している設備の交換は大家さん負担となります。DVB-18SS3は製造から年数が経過しているため、経年劣化として認められる可能性が高いです。まずは管理会社に相談してみましょう。

Q6. 交換工事の音はどのくらいですか?

A. 工事中は以下のような音が発生します:

音の種類と大きさ:

• ドライバーでネジを外す音: 小〜中程度(約50〜60dB)
• 天井裏での作業音: 小〜中程度(約40〜60dB)
• 電動工具の音(必要に応じて): 中〜大程度(約70〜80dB、使用は数分程度)
• 本体の取り外し・設置時の音: 小〜中程度(約50〜60dB)
• 配線処理の音: 小程度(約40〜50dB)

参考: 音の大きさ

• 図書館: 約40dB
• 通常の会話: 約60dB
• 電動工具: 約70〜80dB
• 工事用の大型機械: 約90dB以上

天井換気扇の交換工事は、比較的静かな作業です。大きな音が発生するのは断続的で、常に大音量というわけではありません。工事時間2〜3時間のうち、大きな音がするのは合計で10〜15分程度です。

集合住宅の場合の配慮:

• 事前に両隣・上下階への挨拶をおすすめします(工事の案内文を配布すると良い)
• 工事時間帯の相談(平日日中が一般的、9:00〜17:00)
• 共用部分を使用する場合は管理組合への届出
• 土日祝日の工事は避けたほうが無難な場合もあり(管理規約を確認)
• 早朝・夜間の工事は避ける

多くの専門業者は騒音に配慮しながら作業を行います。音が特に気になる場合や、集合住宅で配慮が必要な場合は事前に相談してください。

Q7. DVB-18SS3とDVB-18SS4は見た目が違いますか?

A. DVB-18SS3とDVB-18SS4は、若干デザインが異なりますが、大きな違和感はありません。

見た目の違い:

• 化粧グリルのデザイン: 若干洗練されたデザインに(より薄型でモダン)
• 本体サイズ: ほぼ同一(250mm角)
• 色: 同じ白色
• 埋込高さ: わずかに異なる(5mm程度の差)

そのため、交換後も既存の天井に自然にマッチします。むしろ、新品のため化粧グリルの白色が美しく、清潔感が大幅に増します。

交換前後で変わること

• 運転音が劇的に静かになる(約28〜30dB、ささやき声レベル)
• 換気効率が向上する
• 省エネ性能が大幅に向上する(消費電力約33%削減)
• グリルが新品でキレイになる
• デザインがより洗練される

交換前後で変わらないこと:

• 操作方法(スイッチでオン・オフ)
• 設置位置
• 全体的な外観の印象

来客時にも「換気扇を交換した」と言われなければ気づかれないほど、自然な交換が可能です。

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まとめ|DVB-18SS3の交換と後継機種選び

DVB-18SS3は長年にわたって安定した換気性能を提供してきましたが、10年以上使用している場合は交換を検討する時期です。異音や換気力の低下、起動の遅れといった症状が現れたら、完全に故障する前に対応することで、快適な生活環境を維持できます。また、製造終了から年数が経過しているため、修理部品の入手も困難になっており、修理よりも交換が確実な選択肢となります。

後継機種のDVB-18SS4は、DCモーター採用により省エネ性能と静音性が飛躍的に向上しています。特に運転音が約28〜30dBまで低減されており、ささやき声レベルの静かさを実現。深夜や早朝でも周囲を気にせず使用できます。消費電力も約33%削減されており、年間約720円の電気代削減が期待できます。天井開口寸法が完全一致するため追加の天井工事が不要で、工事費用を最小限に抑えることができます。総額約86,000円(本体56,000円+工事30,000円)で、向こう10年以上安心して使える快適な換気環境が整います。

天井換気扇の交換は電気工事士資格が必要な専門工事です。DIYでの作業は電気工事士法違反となるだけでなく、感電や火災などの重大なリスクを伴います。必ず専門業者に依頼し、確実な施工と長期保証を受けることをおすすめします。

適切なタイミングでの交換は、快適な室内環境を保つだけでなく、大幅な電気代の節約、劇的な静音性の向上、そして安全性の確保にもつながります。DVB-18SS3の調子が気になり始めたら、まずは無料見積もりで現状を確認してみてはいかがでしょうか。