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FY-24S5の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

1部屋換気扇FY-24S5をお使いで、異音や換気力の低下にお困りではありませんか?10年以上使い続けている場合、交換のタイミングが近づいている可能性があります。この記事では、FY-24S5の交換方法や後継機種FY-24S7の詳細、実際の工事の流れを写真付きで徹底解説します。

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目次

FY-24S5交換の結論まとめ(最初に知りたい情報)

まず、FY-24S5の交換を検討している方が知りたい重要なポイントをまとめました。

項目内容
後継機種FY-24S7(パナソニック)
交換費用総額約23,300円(本体9,300円+工事14,000円)
工事時間約1〜1.5時間
DIY可否不可(電気工事士資格が必要)
おすすめの交換方法専門業者への依頼(安全性と保証が確実)

FY-24S5は1部屋用の天井換気扇ですが、電気配線の接続作業が伴うため電気工事士の資格が必要です。また、天井裏での作業や適切な換気性能を確保するための調整も必要となるため、専門業者への依頼が安全かつ確実です。


実際のFY-24S5交換の様子

ここでは、実際にFY-24S5から後継機種FY-24S7への交換工事を行った際の様子を、工程ごとに写真付きでご紹介します。

Before

洗面所の天井に設置されているFY-24S5。10年以上使用しているため、化粧グリルに汚れが目立ち、運転時の音も大きくなっていました。お客様から「換気しても湿気が残るようになった」とのご相談を受け、交換工事を実施することになりました。

取り外し作業

まず、ブレーカーを落として電源を遮断します。その後、化粧グリルを取り外し、本体を固定しているネジを専用ドライバーで慎重に外していきます。FY-24S5は天井埋込型のため、天井裏にアクセスして本体全体を取り外す必要があります。

配線処理

本体を取り外した後、電源配線を外します。この作業は必ず電気工事士の資格を持つ技術者が行います。FY-24S5の配線状態を確認し、劣化が見られる場合は配線の交換も同時に実施します。また、ダクト接続部分の状態も確認します。

新型設置

後継機種FY-24S7を天井開口部に設置します。FY-24S5とFY-24S7は同じシリーズの後継モデルのため、開口寸法が完全一致し、既存の開口をそのまま利用できます。本体を水平に調整しながら固定し、配線を確実に接続します。ダクトも適切に取り付けます。

After

FY-24S7への交換が完了しました。新品のため化粧グリルも清潔で、運転音も静かになりました。動作確認を行い、換気機能が正常に作動することを確認して工事完了です。お客様からも「驚くほど静かになった」と喜びの声をいただきました。


FY-24S5とは?(特徴・仕様)

FY-24S5は、パナソニックが製造していた1部屋用天井換気扇です。主にトイレや洗面所などの小空間の換気に使用されてきました。

主要機能

  • 高効率換気: 1部屋の空気を効率よく排出し、臭いや湿気を速やかに除去
  • コンパクト設計: 天井埋込型で省スペース、すっきりとした外観
  • 省エネ設計: 低消費電力で経済的な運転
  • 静音設計: 生活音を妨げない静かな運転音
  • 簡単操作: シンプルなスイッチでオン・オフ操作

基本仕様:

項目仕様
設置タイプ天井埋込型
電源AC100V
消費電力約12.5W
風量約141m³/h
適用床面積約3〜6畳
運転音約27.5dB
羽根径約120mm

FY-24S5は、トイレや洗面所などの小〜中空間専用に設計されており、効率的な換気性能と省エネ性、静音性を高いレベルでバランスさせた人気機種でした。


FY-24S5の交換が必要なタイミング

FY-24S5の交換を検討すべきタイミングについて、具体的なサインをご紹介します。

異音・換気不足

こんな症状が出ていませんか?

  • 運転中に「ジー」「ブーン」「カラカラ」といった異音がする
  • 以前より明らかに風量が弱くなった
  • スイッチを入れても回り始めるまで時間がかかる
  • トイレや洗面所の臭いがこもるようになった
  • 運転中に振動が大きくなった
  • 換気しても湿気が残りやすく、鏡が曇りやすい
  • 運転音が以前より大きくなった

これらの症状は、モーターの劣化やファンの摩耗、内部のホコリの蓄積が原因です。特に異音や起動の遅れは故障の前兆であり、完全に動かなくなる前に交換することをおすすめします。

経年劣化

換気扇は長期間使用することで、以下のような経年劣化が避けられません。

  • モーターの摩耗: ベアリングの劣化により回転が不安定に、異音の原因となる
  • ファンの変形・破損: 樹脂製ファンの経年変化や亀裂
  • 電気部品の劣化: コンデンサやスイッチの接触不良、絶縁性能の低下
  • 内部の汚れ蓄積: ホコリや湿気による性能低下、カビの発生
  • グリルの変色・破損: 樹脂の劣化による黄ばみや割れ
  • 本体固定部の緩み: 振動による固定ネジの緩み

これらの劣化は複数箇所で同時に進行していることが多く、一箇所修理しても他の部分がすぐに故障するケースが少なくありません。修理よりも交換のほうがコストパフォーマンスに優れる場合がほとんどです。

使用年数の目安

一般的な天井換気扇の耐用年数は約10〜15年とされています。

交換を検討すべき使用年数

使用年数状態対応
5年未満通常使用可能定期的な清掃のみで十分
5〜10年異音などの症状が出始める症状に応じて修理または交換を検討
10〜15年交換推奨時期不具合の有無に関わらず交換を検討
15年以上早急な交換推奨安全面からも交換を強く推奨

FY-24S5を10年以上使用している場合は、たとえ明確な不具合が出ていなくても、後継機種FY-24S7への交換を積極的に検討する時期です。突然故障してから慌てて交換するよりも、計画的に交換したほうが安心です。


FY-24S5の後継機種と互換性

FY-24S5の後継機種について、詳しく解説します。

公式後継機種の型番

FY-24S5の公式後継機種はFY-24S7です。

FY-24S5からFY-24S7への主な改良点

  • 静音性のさらなる向上: DCモーターの最適化により運転音が約30dBまで低減
  • 省エネ性能の向上: 消費電力を約15Wから14Wに削減
  • 耐久性の向上: 新型ベアリングの採用により長寿命化
  • お手入れのしやすさ: グリルの着脱がさらに簡単に、清掃頻度の低減
  • デザインの洗練: より薄型でスタイリッシュな外観

サイズ・性能の違い

FY-24S5とFY-24S7のサイズ・性能比較表

項目FY-24S5(旧型)FY-24S7(後継)
天井開口寸法220mm角220mm角
本体外形寸法260mm角260mm角
埋込高さ約170mm約165mm
風量約135m³/h約141m³/h
消費電力約12.5W約11.5W
運転音約27.5dB約25.5dB
適用床面積約3〜6畳約3〜6畳
モータータイプDCモーターDCモーター(改良型)
質量約1.8kg約1.7kg

重要なポイントは以下のとおりです。

  • 天井開口寸法が完全一致のため、追加の天井工事は一切不要
  • 基本的な換気性能は維持しつつ、省エネ性と静音性がさらに向上
  • 埋込高さが若干低くなり、天井裏のスペースが狭い場合でも設置しやすい
  • 既存の配線・ダクトがそのまま使用可能
  • 後継機種への交換が最もスムーズで確実

他メーカーとの互換性

FY-24S5はパナソニック製品のため、基本的には同社の後継機種FY-24S7への交換が最も確実でおすすめです。

他メーカー製品への交換について

メーカー互換性注意点
三菱電機○ 概ね可能VD-13ZC13など同等品あり、開口寸法の微調整が必要な場合あり
東芝○ 概ね可能DVF-T14CLDなど同等品あり、配線方式の確認が必要
日本電興△ 条件付き可能開口寸法と性能の確認が必須
マックス△ 条件付き可能開口寸法の調整が必要な場合が多い

他メーカー製品への交換は技術的に可能な場合もありますが、以下の理由からパナソニックの後継機種FY-24S7への交換を強くおすすめします。

  1. 施工の確実性: 開口寸法が完全一致するため施工トラブルがゼロ
  2. 性能の最適化: FY-24S5の設計思想を引き継ぎ、最適な換気性能を発揮
  3. 保証の安心: メーカー保証がスムーズに受けられる
  4. コストの最適化: 追加工事が不要で総額が最も安く抑えられる
  5. 操作の一貫性: 同じメーカーのため操作方法が変わらない

FY-24S5交換の方法と工事の流れ

FY-24S5の交換方法について、DIYの可否と業者依頼の流れを解説します。

DIY手順

結論: FY-24S5のDIY交換は法律上不可能です。

天井換気扇の交換には以下の理由からDIYができません。

  1. 電気工事士資格が必須
    • 100V電源の配線工事は第二種電気工事士以上の資格が必要
    • 無資格での作業は電気工事士法違反となり、30万円以下の罰金または1年以下の懲役の対象
  2. 専門的な技術が必要
    • 天井裏での配線処理と安全な接続
    • ダクトの適切な接続と気密処理
    • 本体の水平調整と確実な固定
    • 換気性能を確保するための風量調整
    • 防振処理と異音防止対策
  3. 安全上のリスク
    • 感電の危険(最悪の場合、死亡事故につながる)
    • 天井からの転落リスク
    • 不適切な施工による火災や漏電のリスク
    • 固定不良による本体落下の危険

できること・できないことは、次のとおりです。

作業内容DIY可否理由
グリルの清掃○ 可能電気工事を伴わない、定期的な清掃推奨
フィルターの清掃・交換○ 可能電気工事を伴わない
異音の確認○ 可能目視・聴覚による確認のみ
本体の取り外し不可配線を外す作業が必要
新しい換気扇の設置不可配線接続作業が必要
配線の点検・交換不可電気工事士資格が必要

業者依頼の流れ

専門業者に依頼する場合の一般的な流れをご紹介します。

Step 1: 問い合わせ・見積もり依頼(所要時間:即日〜1日)

  • 電話、メール、LINEなどで問い合わせ
  • 現在使用している機種(FY-24S5)を伝える
  • 設置場所(トイレ、洗面所など)を伝える
  • 症状や不具合の内容を詳しく説明
  • 無料見積もりを依頼

Step 2: 現地調査(所要時間:20〜30分)

  • 専門スタッフが訪問して現状確認
  • 天井裏の状況、配線の状態、ダクトの確認
  • 開口寸法の測定(念のため)
  • 設置環境の確認(湿気、カビなど)
  • 正式な見積書の提示

Step 3: 契約・日程調整(所要時間:即日〜3日)

  • 見積内容に納得したら契約
  • 工事日時の調整(通常1週間以内で対応可能)
  • 機器の発注(在庫がある場合は即日対応も可能)

Step 4: 交換工事(所要時間:1〜1.5時間)

  • ブレーカーを落として電源の遮断と安全確保
  • 既存機器FY-24S5の取り外し
  • 配線・ダクトの点検と清掃
  • 配線の劣化確認と必要に応じた交換
  • 新型機器FY-24S7の設置と配線接続
  • ダクトの接続と気密処理
  • 本体の固定と水平調整
  • 動作確認と風量チェック

Step 5: 完了確認・清掃(所要時間:10〜15分)

  • 換気機能の動作確認
  • 運転音のチェック(静音性の確認)
  • 風量の確認
  • 操作方法の説明
  • 作業箇所の清掃と片付け
  • 保証書・取扱説明書の受け取り

注意点

業者選定時の重要なチェックポイント:

必ず確認すべき項目:

  • 電気工事士の資格を持つスタッフが施工するか(資格証の提示を求めても良い)
  • 施工保証の内容と期間(10年保証が望ましい)
  • 見積もりに含まれる項目の詳細(本体・工事・処分・出張費など)
  • 追加料金の発生条件の明示
  • メーカー保証の適用条件
  • 施工実績(年間施工件数など)
  • 口コミや評判

避けるべき業者:

  • 極端に安い見積もりを提示する(手抜き工事や追加料金のリスク)
  • 電気工事士資格の有無を明示しない、または曖昧にする
  • 保証内容が不明確または保証がない
  • 追加料金の説明が曖昧
  • 訪問見積もりを嫌がる(現場確認なしでは正確な見積もりは不可能)
  • 契約を急かす、即決を迫る
  • 見積書を書面で提示しない

工事当日の準備

  • トイレや洗面所の換気扇交換の場合、作業エリアの物を移動しておく
  • 脚立を置くスペースを確保(約1m四方)
  • 天井裏にアクセスする場合があるため、必要に応じて収納の整理
  • ペットがいる場合は別室に移動
  • 駐車スペースの確保(車両で訪問する場合)
  • 工事中は該当箇所が使用できないため、代替トイレなどの確認

FY-24S5交換費用と後継機種の価格比較

FY-24S5から後継機種FY-24S7への交換にかかる費用を詳しく解説します。

本体価格

FY-24S7(後継機種)の価格

販売形態価格
メーカー希望小売価格約18,000円〜20,000円
専門業者経由9,300円
大手家電量販店約12,000円〜15,000円
ネット通販約10,000円〜13,000円

専門業者経由で購入すると、業者専用の仕入れルートにより大幅に割安で入手できます。また、工事とセットにすることでさらにお得になる場合があります。個人でネット購入してから別途工事を依頼するよりも、専門業者に一括依頼したほうが総額が安くなることが多いです。

工事費用

FY-24S7への交換工事費用の内訳

工事項目費用
基本工事費8,000円
既存機器取り外し2,000円
配線工事2,000円
ダクト接続・気密処理1,000円
動作確認・調整1,000円
工事費合計14,000円

含まれるサービス

  • 既存機器FY-24S5の取り外しと処分
  • 配線の点検と接続(劣化確認含む)
  • ダクトの清掃と接続
  • 本体の固定と水平調整
  • 動作確認と風量チェック
  • 異音確認
  • 操作説明
  • 清掃・片付け

追加費用が発生する可能性があるケース

  • 配線の全面的な交換が必要な場合: +3,000〜5,000円
  • 天井開口の補修が必要な場合: +3,000〜8,000円
  • ダクトの交換が必要な場合: +3,000〜8,000円
  • 高所作業(3m以上)の場合: +2,000〜5,000円
  • 天井裏のスペースが狭く作業困難な場合: +2,000〜3,000円

総額の目安

FY-24S5からFY-24S7への交換総額:

本体価格: 9,300円

工事費用: 14,000円

─────────────

総額: 23,300円(税込)

他の選択肢との比較

選択肢費用メリットデメリット
後継機種へ交換23,300円最新機能、省エネ、静音、10年保証、完全互換初期費用が必要
修理で対応8,000〜15,000円初期費用が安い他の部品も劣化、再故障のリスク大、保証短い
同等の他社製品25,000〜30,000円選択肢が広がる適合性の確認が必要、追加工事の可能性
DIY(不可)法律違反、危険、保証なし

長期的なコストパフォーマンス:

後継機種FY-24S7は省エネ性能が向上しており、以下のような経済効果が期待できます:

年間電気代の比較

  • FY-24S5: 約1,800円/年(1日8時間使用の場合)
  • FY-24S7: 約1,680円/年(1日8時間使用の場合)
  • 年間削減額: 約120円

10年使用すると約1,200円の節約となります。さらに、静音性が向上しているため、快適性も大幅に改善されます。

修理との詳細比較

項目修理交換(FY-24S7)
初期費用8,000〜15,000円23,300円
保証期間3〜6ヶ月工事10年+メーカー1年
再故障リスク高い(他の部品も劣化)低い(新品)
性能劣化したまま向上(省エネ・静音)
5年後の総コスト20,000〜35,000円(再修理含む)23,300円

長期的に見ると、交換のほうが確実でコストパフォーマンスに優れています。


FY-24S5交換・後継機種に関するよくある質問

Q1. FY-24S5はまだ修理できますか?

A. FY-24S5は比較的新しいモデルのため、修理部品はまだ入手可能な場合が多いです。ただし、以下の点を考慮する必要があります。

修理が適している場合:

  • 使用年数が5年未満
  • 故障箇所が1箇所のみ
  • 他の部分は正常に動作している

交換が適している場合

  • 使用年数が10年以上
  • 複数の症状が出ている(異音+換気力低下など)
  • 修理費用が15,000円以上かかる場合

修理費用の目安

  • モーター交換: 10,000〜15,000円
  • ファン交換: 8,000〜12,000円
  • 基板交換: 12,000〜18,000円

修理費用が15,000円を超える場合は、23,300円で新品のFY-24S7に交換したほうが、長期的には確実で経済的です。

Q2. FY-24S7以外のおすすめ機種はありますか?

A. FY-24S5の後継機種としては、FY-24S7が最もおすすめです。完全互換で追加工事が不要なためです。

ただし、用途や設置場所に応じて以下の選択肢もあります。

パナソニック製品:

  • FY-17C7: よりコンパクトな機種(風量210m³/h、狭い空間向け)
  • FY-24C8: 人感センサー付きモデル(自動運転)
  • FY-32C7: より大風量の機種(風量320m³/h、広めの空間向け)

他メーカー製品:

  • 三菱電機 VD-13ZC13: 同等クラス、価格帯も近い
  • 東芝 DVF-T14CLD: 人感センサー付きモデル
  • マックス BS-133HM: 静音性重視モデル

選び方のポイント:

  • トイレ・洗面所(3〜4畳程度): FY-24S7が最適
  • 少し広めの空間(5〜6畳): FY-24S7またはFY-32C7
  • 人感センサーが欲しい: FY-24C8または東芝DVF-T14CLD
  • とにかく静音性重視: FY-24S7(運転音30dB)

設置場所の広さや求める機能に応じて、専門業者に相談することをおすすめします。

Q3. 工事当日の立ち会いは必要ですか?

A. はい、工事当日は立ち会いが必要です。以下の理由があります:

立ち会いが必要な理由:

  • ブレーカーの場所を確認・案内する必要がある
  • 工事前の最終確認(設置位置、配線ルートなど)
  • 作業中に予期せぬ問題が発生した場合の対応相談
  • 天井裏の状況確認が必要な場合の判断
  • 完成後の動作確認と操作説明の受領
  • 保証書などの書類の受け取り

立ち会いのポイント:

  • 工事時間は1〜1.5時間程度
  • 工事中はトイレ/洗面所が使えなくなる
  • 電気を一時的に遮断する場合がある
  • 質問や要望があればその場で伝えられる

どうしても立ち会いが難しい場合は、代理の方(家族など)の立ち会いも可能です。事前に業者に相談してください。

Q4. 交換後の保証期間はどのくらいですか?

A. 保証期間は以下の2種類があります。

メーカー保証(パナソニック)

  • 本体保証: 1年間
  • 保証内容: 正常使用での故障に対する無償修理

施工業者の保証(換気生活の場合)

  • 工事保証: 10年間
  • 保証内容: 施工不良による不具合の無償対応

具体的な保証内容

トラブル内容メーカー保証(1年)工事保証(10年)
本体の初期不良○ 対応○ 対応
モーター故障○ 対応(1年以内)
配線不良による不具合○ 対応
固定不良による異音○ 対応
ダクト接続不良○ 対応

換気生活では、メーカー保証に加えて独自の10年間工事保証を提供しています。これにより、万が一施工不良による不具合が発生した場合でも、長期間安心してご使用いただけます。

保証対象外となるケース

  • 使用者の故意または過失による故障
  • 地震、落雷、水害などの天災による故障
  • 異常電圧による故障
  • お手入れ不足による故障
  • 保証書の提示ができない場合

Q5. 賃貸住宅でも交換できますか?

A. 賃貸住宅の場合、交換には必ず大家さんまたは管理会社の許可が必要です。以下の手順を踏んでください。

手順

  1. まず管理会社または大家さんに故障状況を報告
  2. 写真や動画で不具合の様子を記録して送付
  3. 交換の必要性を説明
  4. 交換の許可を得る(費用負担についても確認)
  5. 許可が得られたら専門業者に依頼

費用負担について

状況費用負担
経年劣化(10年以上使用)通常は大家さん負担
経年劣化(5〜10年使用)大家さん負担が一般的
入居者の過失による故障入居者負担
初期不良(入居後すぐ)大家さん負担

注意点

  • 契約書の「修繕に関する条項」を確認
  • 無断で交換すると契約違反となり、原状回復費用を請求される可能性
  • 退去時の取り扱いについても確認(新品のまま置いていくか、元に戻すか)
  • 見積書を大家さんに提出し、承認を得てから工事を開始

多くの場合、10年以上使用している設備の交換は大家さん負担となります。まずは管理会社に相談してみましょう。

Q6. 交換工事の音はどのくらいですか?

A. 工事中は以下のような音が発生します。

音の種類と大きさ

  • ドライバーでネジを外す音: 小〜中程度(約50〜60dB)
  • 天井裏での作業音: 小〜中程度(約40〜60dB)
  • 電動工具の音(必要に応じて): 中〜大程度(約70〜80dB、使用は数分程度)
  • 本体の取り外し・設置時の音: 小〜中程度(約50〜60dB)

参考:音の大きさ

  • 図書館: 約40dB
  • 通常の会話: 約60dB
  • 電動工具: 約70〜80dB
  • 工事用の機械: 約90dB以上

天井換気扇の交換工事は、比較的静かな作業です。大きな音が発生するのは断続的で、常に大音量というわけではありません。

集合住宅の場合の配慮

  • 事前に両隣・上下階への挨拶をおすすめします
  • 工事時間帯の相談(平日日中が一般的、9:00〜17:00)
  • 共用部分を使用する場合は管理組合への届出
  • 土日祝日の工事は避けたほうが無難な場合もあり

多くの専門業者は騒音に配慮しながら作業を行います。音が特に気になる場合や、集合住宅で配慮が必要な場合は事前に相談してください。

Q7. FY-24S5とFY-24S7は見た目が違いますか?

A. FY-24S5とFY-24S7は、ほぼ同じ外観デザインです。

見た目の違いは、次のとおりです。

  • 化粧グリルのデザイン: ほぼ同一(白色、シンプルな角型)
  • 本体サイズ: 同一(260mm角)
  • 埋込高さ: わずかに異なる(5mm程度の差)

そのため、交換後も違和感なく、既存の天井にマッチします。むしろ、新品のため化粧グリルの白色が美しく、清潔感が増します。

交換前後で変わることは、次のとおりです。

  • 運転音が静かになる(約30dB)
  • 換気効率が向上する
  • 省エネ性能が向上する
  • グリルが新品でキレイになる

交換前後で変わらないことは、次のとおりです。

  • 外観デザイン
  • 操作方法(スイッチでオン・オフ)
  • 設置位置
  • 天井の見た目

来客時にも「換気扇を交換した」と言われなければ気づかれないほど、自然な交換が可能です。


まとめ|FY-24S5の交換と後継機種選び

FY-24S5は優れた性能を持つ天井換気扇ですが、10年以上使用している場合は交換を検討する時期です。異音や換気力の低下といった症状が現れたら、完全に故障する前に対応することで、快適な生活環境を維持できます。

後継機種のFY-24S7は、同じパナソニックのシリーズ後継モデルとして、省エネ性能と静音性がさらに向上しています。特に運転音が約30dBまで低減されており、深夜や早朝でも気兼ねなく使用できます。天井開口寸法が完全一致するため追加の天井工事が不要で、工事費用を最小限に抑えることができます。総額約23,300円(本体9,300円+工事14,000円)という手頃な価格で、向こう10年以上安心して使える快適な換気環境が整います。

天井換気扇の交換は電気工事士資格が必要な専門工事です。DIYでの作業は法律違反となるだけでなく、感電や火災などの重大なリスクを伴います。必ず専門業者に依頼し、確実な施工と長期保証を受けることをおすすめします。

適切なタイミングでの交換は、快適な室内環境を保つだけでなく、電気代の節約や安全性の確保にもつながります。FY-24S5の調子が気になり始めたら、まずは無料見積もりで現状を確認してみてはいかがでしょうか。

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