V-143BZLの交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

浴室乾燥機V-143BZLをお使いで、「そろそろ交換時期かな?」とお考えではありませんか?
本記事では、V-143BZLから後継機種V-143BZL5への交換について、実際の施工事例をもとに費用や作業内容を詳しく解説します。交換を検討中の方が知りたい情報を網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
V-143BZL交換で押さえておくべき5つのポイント
V-143BZLの交換をスムーズに進めるために、最初に知っておくべき重要なポイントをまとめました。
ポイント1:後継機種はV-143BZL5
V-143BZLは既に製造終了しており、公式の後継機種はV-143BZL5です。取り付け穴の寸法が同一のため、大掛かりな改修工事は不要で、スムーズに交換できます。
ポイント2:交換費用の総額は98,000円
換気生活でのV-143BZL交換費用は、次のとおりです。(換気生活のケース)
本体価格58,000円+工事費40,000円=合計98,000円
これには旧機種の処分費用や出張費もすべて含まれています。
ポイント3:施工時間は約3〜4時間
V-143BZLは浴室乾燥機能付きモデルのため、換気扇単体よりも配線や接続が複雑です。そのため、標準的な作業時間は3〜4時間程度を見込んでください。
ポイント4:DIYは絶対に避けるべき
V-143BZLの交換には電気工事士の資格が法的に必須です。浴室乾燥機は200V電源を使用するケースもあり、誤った配線は重大な事故につながります。必ず専門業者に依頼してください。
ポイント5:10年保証で安心
換気生活では、V-143BZLからV-143BZL5への交換に10年間の保証をお付けしています。製品不良だけでなく、施工に起因するトラブルにも対応しますので、長期的に安心してお使いいただけます。
V-143BZLとは?製品の基本情報
V-143BZLは、三菱電機が開発した浴室用天井埋込型の換気乾燥暖房機です。換気・乾燥・暖房・涼風の4つの機能を1台に集約し、浴室を快適な空間に保つための多機能モデルとして、多くのマンションや戸建て住宅に採用されてきました。
V-143BZLの基本スペック
| 仕様項目 | 内容(公式情報より作成) |
| 製品タイプ | 天井埋込形換気扇(24時間換気機能付) |
| 主な機能 | 換気(強・弱)/24時間換気 |
| 換気風量 | 強:230 m³/h / 弱:120 m³/h |
| 消費電力(換気時) | 強:18.5W / 弱:11.5W |
| 運転音(騒音) | 強:38 dB / 弱:31.5 dB |
| 本体寸法 | 幅:240mm × 奥行:443mm × 高さ:175mm |
| 製品質量 | 3.7kg |
| 電源 | 単相100V |
| 生産状況 | 生産終了(公式に明記) |
| 後継機種 | V-143BZL5 |
V-143BZLは高機能ながらシンプルな操作性で、幅広い年齢層の方に支持されてきました。しかし現在は生産が終了しており、故障時の部品調達が難しくなっています。
V-143BZLの交換が必要になるサイン
以下のような症状が現れたら、V-143BZLの交換を検討するタイミングです。放置すると、浴室環境の悪化や機器の故障リスクが高まります。
運転音の異常(異音・振動)
V-143BZLから「カラカラ」「キーキー」といった異音が聞こえる場合、内部のファンやモーターのベアリングが摩耗している可能性があります。また、本体が振動するようになった場合も、取り付け部品の緩みやモーターの不調が考えられます。
これらの異音や振動を放置すると、最悪の場合モーターが焼き付き、突然動かなくなることがあります。早めの点検・交換をおすすめします。
V-143BZLの乾燥・暖房機能の低下
乾燥機能を使っても洗濯物が乾きにくい、暖房をつけても浴室が温まらないといった症状は、ヒーターの劣化やファンの性能低下を示しています。
特に以下のような状況は要注意です。
- 乾燥に以前の2倍以上の時間がかかる
- 暖房モードでも浴室が冷たいまま
- 温風が出てこない、または風量が極端に弱い
- 電気代が以前より高くなっている
これらは経年劣化による性能低下のサインです。修理よりも後継機種への交換の方が、長期的にはコストパフォーマンスに優れています。
使用年数10年超過のV-143BZL
浴室乾燥機の一般的な耐用年数は10〜15年とされています。V-143BZLも同様で、設置から10年以上経過している場合は、たとえ現在正常に動作していても、交換を視野に入れるべきタイミングです。
| 経過年数 | 機器の状態 | 推奨対応 |
|---|---|---|
| 0〜5年 | ほぼ新品同様で問題なし | 年1回の清掃メンテナンス |
| 6〜10年 | 部分的な劣化が始まる | 異常があれば即点検 |
| 11〜15年 | 全体的な劣化が進行 | 交換を積極的に検討 |
| 16年〜 | いつ故障してもおかしくない | 至急交換を推奨 |
特に15年以上使用しているV-143BZLは、いつ突然停止してもおかしくない状態です。真冬や梅雨時に故障すると生活に大きな支障が出るため、計画的な交換をおすすめします。
V-143BZLの後継機種V-143BZL5の特徴
V-143BZLの公式後継機種であるV-143BZL5について、旧モデルとの違いや改良点を詳しく解説します。
V-143BZL5の進化ポイント
V-143BZL5は、V-143BZLの基本設計を受け継ぎながらも、多くの点で性能が向上しています。
1. 運転音の静音化
新設計のファンとモーターにより、運転音が従来モデルより低減されています。深夜や早朝の使用でも、家族の睡眠を妨げません。
2. 乾燥能力の向上
ヒーターの熱効率が改善され、同じ電力消費量でもより短時間で洗濯物を乾燥できるようになりました。梅雨時期の部屋干しにも強い味方です。
3. 省エネ性能の強化
換気モードでの消費電力が削減されており、毎日使用しても電気代を抑えられます。年間で見ると大きな節約効果が期待できます。
4. メンテナンス性の改善
フィルター着脱が工具不要になり、日常的なお手入れが格段に楽になりました。また、フィルターの目詰まりを知らせるランプも搭載されています。
V-143BZLとV-143BZL5のスペック比較
旧モデルと後継機種の主要スペックを比較表で確認しましょう。
| 項目 | V-143BZL(旧モデル) | V-143BZL5(後継モデル) |
| 製品タイプ | 浴室換気乾燥暖房機(天井埋込) | 同じ(浴室換気乾燥暖房機) |
| 機能 | 暖房・乾燥・換気・涼風・24時間換気 | 同じ |
| モーター方式 | DCブラシレスモーター | DCブラシレスモーター |
| ヒーター方式 | PTCセラミックヒーター | PTCセラミックヒーター |
| 消費電力(暖房強) | 約 1230W | 約 1230W(同等) |
| 換気運転のモード | 強4段階 + 24h換気7段階 | 強4段階 + 24h換気7段階(同じ) |
| 換気風量(数値表記) | 120〜230m3/h | 120〜230m3/h |
| 運転音(騒音) | 30.5〜45 | 30.5〜44 |
| 本体寸法(外形) | 240×553×175mm | 239×553×443mm(高さ方向が大きく改善) |
| 質量 | 3.7kg | 4.8kg |
| 生産状況 | 生産終了 | 現行品 |
天井開口寸法が同一のため、V-143BZLからV-143BZL5への交換は、天井の追加工事なしで実施できます。これにより工事費用を抑えられ、工期も短縮されます。
他社製品との互換性について
V-143BZLの交換時に、他メーカーの製品を検討される方もいらっしゃいます。技術的には可能ですが、いくつかの注意点があります。
他メーカー製品を選ぶ際の注意事項
- 天井開口寸法が315mm角に対応している製品を選ぶ
- ダクト径が合わない場合、変換アダプターが別途必要
- リモコンの配線方式が異なる可能性がある
- 電圧仕様(100V/200V)の確認が必須
特別な理由がない限り、同じ三菱電機のV-143BZL5への交換が、互換性・コスト・工期の全ての面で最も有利です。
V-143BZL交換工事の実際の流れ
実際の交換工事がどのように進むのか、施工事例をもとに詳しくご紹介します。
施工前の状態確認
工事当日、まず技術者が現場の状態を確認します。V-143BZLの動作状況、配線の状態、天井裏のスペースなどをチェックし、作業手順を最終確認します。設置から15年以上経過したV-143BZLの場合、本体の変色や細かい傷が目立つことが多いです。
V-143BZLの取り外し作業

取り外し作業は以下の手順で進みます。
ステップ1:電源遮断
ブレーカーを落とし、V-143BZLへの電源供給を完全に停止します。浴室乾燥機は200Vの高電圧を使用している場合があるため、この作業は極めて重要です。
ステップ2:グリルパネルの取り外し
室内側から見えるグリルパネルを取り外します。V-143BZLの場合、4箇所のツメで固定されているため、専用工具で慎重に外していきます。
ステップ3:本体の固定解除
天井裏から本体を固定しているネジを外します。通常4〜6本のネジで固定されていますが、経年により錆びついていることもあり、慎重な作業が求められます。
ステップ4:配線の切り離し
電源配線、リモコン配線、場合によっては温度センサー配線など、複数の配線を丁寧に取り外します。後で新しい機種を接続する際の参考として、配線の色や位置を写真で記録します。
V-143BZL5の設置作業
旧機種を完全に取り外したら、いよいよV-143BZL5の設置に移ります。
取り付け手順
1. 天井開口部の清掃と確認を行います
2. V-143BZL5本体を天井裏に配置します
3. 電源配線を正しく接続します(極性確認が重要)
4. リモコン配線を接続します
5. 本体を天井に固定し、水平を確認します
6. グリルパネルを取り付け、外観を整えます
動作確認と試運転

設置完了後、必ず動作確認を実施します。
- 換気モード:風量・風向の確認
- 乾燥モード:温風の温度と風量の確認
- 暖房モード:ヒーターの作動確認
- 涼風モード:送風の確認
- リモコン:全ての操作ボタンの動作確認
すべての機能が正常に動作することを確認したら、お客様に操作方法をご説明し、工事完了となります。換気生活では、取り外したV-143BZLの処分も責任を持って行います。
V-143BZL交換にかかる費用の詳細
V-143BZLの交換費用について、項目別に詳しく解説します。
V-143BZL5本体の価格相場
V-143BZL5の本体価格は、購入先によって差があります。主要な販売チャネル別の価格帯をまとめました。
| 販売ルート | 価格帯 | メリット |
|---|---|---|
| メーカー定価 | 約176,000円 | 公式保証 |
| 家電量販店 | 70,000〜75,000円 | ポイント還元あり |
| 通販サイト | 62,000〜70,000円 | 価格が安い |
| 換気生活 | 58,000円 | 工事セットで最安 |
換気生活では、V-143BZL5本体を58,000円でご提供しています。工事とセットでお申し込みいただくことで、通常の販売価格よりもお得な価格を実現しています。
V-143BZL交換工事費の内訳
工事費用の内訳を明確にすることで、安心してご依頼いただけます。
| 工事項目 | 換気生活の料金 |
|---|---|
| 基本工事費(取り外し・取り付け) | 40,000円 |
| 電気配線工事 | 基本工事費に含む |
| リモコン配線工事 | 基本工事費に含む |
| 動作確認・試運転 | 基本工事費に含む |
| 旧機種処分費 | 無料 |
| 出張費 | 無料 |
| 清掃・養生 | 無料 |
換気生活の工事費40,000円には、すべての作業が含まれています。後から追加料金を請求することは一切ありませんので、ご安心ください。
総費用の比較:換気生活vs他社
V-143BZLからV-143BZL5への交換にかかる総額を、他社と比較してみましょう。
| 費用項目 | 一般的な業者 | 換気生活 |
|---|---|---|
| V-143BZL5本体 | 70,000円 | 58,000円 |
| 基本工事費 | 48,000円 | 40,000円 |
| 処分費 | 6,000円 | 無料 |
| 出張費 | 5,000円 | 無料 |
| 合計金額 | 129,000円 | 98,000円 |
換気生活なら一般的な業者と比べて31,000円もお得です。さらに10年間の長期保証も付いていますので、トータルで見ても圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
V-143BZL交換時の注意点とDIYが危険な理由
V-143BZLの交換を検討する際、知っておくべき重要な注意点と、DIYを避けるべき理由を解説します。
電気工事士資格が法的に必須
V-143BZLは浴室乾燥暖房機であり、その交換作業は電気工事士法で定められた「電気工事」に該当します。電気工事士の資格を持たない方が行うことは違法であり、以下のようなリスクがあります。
- 法的リスク
無資格での電気工事は30万円以下の罰金または1年以下の懲役が科される可能性があります。
- 安全リスク
200V電源を扱う場合、誤配線により感電死亡事故や火災が発生する恐れがあります。
- 保証リスク
DIYで取り付けた場合、メーカー保証が無効になります。故障時に高額な修理費用が発生します。
- 火災保険リスク
無資格工事が原因の火災は、火災保険の補償対象外となる可能性があります。
V-143BZL特有の施工上の注意点
V-143BZLは換気扇単体とは異なり、以下のような複雑な工事が必要です。
1. 電圧の確認
V-143BZLは機種によって100Vまたは200Vの電源を使用します。後継機種V-143BZL5も同様で、電圧仕様を間違えると機器が破損します。
2. リモコン配線の複雑さ
V-143BZLのリモコンは多機能であり、配線も複数あります。誤配線すると、特定の機能だけが動作しないといったトラブルが発生します。
3. ダクト接続の重要性
排気ダクトの接続が不完全だと、換気性能が大幅に低下します。また、天井裏への湿気漏れにより、カビや腐食の原因となります。
4. 天井裏の狭さ
浴室の天井裏は狭く、作業スペースが限られています。プロの技術者でも難易度の高い作業であり、素人が安全に作業することは極めて困難です。
業者選びのチェックポイント
V-143BZLの交換を依頼する業者を選ぶ際は、以下の点を必ず確認してください。
- 電気工事士の資格保有者が在籍しているか
- 浴室乾燥機の施工実績が豊富か
- 見積もりが明確で、追加費用の有無が明記されているか
- 工事後の保証期間と保証内容が充実しているか
- 口コミや評判が良好か
換気生活は年間7,102件の施工実績を持ち、電気工事士資格を持つ技術者が責任を持って作業いたします。見積もり無料、10年保証付きで安心してご依頼いただけます。
V-143BZL交換に関するよくある質問
Q1. V-143BZLの修理は可能ですか?
V-143BZLは生産終了から年数が経過しており、主要部品の在庫がほとんどありません。モーターやヒーター、基板などの重要部品が故障した場合、修理は現実的ではありません。後継機種V-143BZL5への交換をおすすめします。
Q2. マンションでもV-143BZLの交換は可能ですか?
はい、可能です。ただし、マンションによっては管理組合への届け出や許可が必要な場合があります。事前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合に相談してください。換気生活では、マンションでの施工実績も豊富にございます。
Q3. 工事当日は立ち会いが必要ですか?
はい、工事開始時と完了時には立ち会いをお願いしています。開始時に現場状況を確認し、完了時に動作確認と使用方法のご説明をさせていただきます。作業中は外出していただいても構いませんが、緊急連絡が取れる状態でお願いします。
Q4. V-143BZLとV-143BZL5で操作方法は変わりますか?
基本的な操作方法はほぼ同じです。リモコンのデザインは若干変更されていますが、換気・乾燥・暖房・涼風の各ボタンの配置は直感的で、すぐに慣れていただけます。工事完了時に詳しくご説明いたします。
Q5. 工事の所要時間はどれくらいですか?
標準的な現場であれば3〜4時間程度です。ただし、天井裏のスペースが狭い、配線が複雑などの理由で、5時間程度かかる場合もあります。事前調査の段階で、おおよその所要時間をお伝えします。
Q6. 冬場や梅雨時期でも工事できますか?
はい、年間を通じて工事可能です。むしろ、暖房や乾燥機能が必要な時期の前に交換しておくことをおすすめします。真冬や梅雨の最中に故障すると生活に大きな支障が出ますので、計画的な交換が理想的です。
Q7. 保証の内容を詳しく教えてください
換気生活では、V-143BZL5本体のメーカー保証に加えて、施工に起因する不具合についても10年間保証いたします。万が一、配線不良や取り付け不良が原因で故障した場合、無償で修理または交換させていただきます。
まとめ|V-143BZLから後継機種への交換を
V-143BZLは優れた浴室乾燥暖房機ですが、10年以上使用している場合や異音・性能低下などの症状が見られる場合は、早めの交換をおすすめします。
後継機種のV-143BZL5は、運転音の静音化、乾燥能力の向上、省エネ性能の強化など、多くの点で進化しています。取り付け穴の寸法が同一のため、大掛かりな追加工事なしで交換でき、工期も費用も抑えられます。
V-143BZLの交換には電気工事士の資格が法的に必須です。DIYでの交換は違法であるだけでなく、感電や火災などの重大事故につながる危険性があります。必ず専門業者に依頼してください。
換気生活では、V-143BZL5本体58,000円、工事費40,000円の合計98,000円で交換を承っております。処分費・出張費込み、10年保証付きの安心価格です。見積もりは完全無料ですので、お気軽にご相談ください。





