BS-651の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

「BS-651」は、マックスシンワ(現・マックス)の浴室ともう1室を1台でまかなう2部屋換気タイプの浴室暖房・換気・乾燥機です。2000年前後に多く設置された機種で、すでに生産・部品供給を終了しています。交換する場合は、メーカー推奨後継機種の「BS-132EHA」系列を選ぶのが基本となります。現行品はBS-132EHA-1です。
BS-132EHA-1は天井開口寸法285×410mm、排気ダクト径φ100mm、単相AC100V電源で、BS-651と開口寸法が同じため既存の開口部をそのまま利用できます。工事時間はおおむね2〜3時間程度が目安です。
ただし最初にお伝えしておきたい重要な点があります。型番末尾に「L」「CL」「NL」が付く機種(BS-651L・BS-651CL・BS-651NL)をお使いの場合、脱衣室のコントローラーに浴室照明のスイッチが組み込まれています。後継機種のリモコンには浴室照明ボタンがないため、そのまま交換すると浴室の照明が点かなくなります。照明用スイッチの新設などの対応が必要です。
この記事では、実際の交換工事の流れを写真付きで追いながら、後継機種の選び方・費用・注意点までまとめて解説します。
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目次
BS-651交換の結論まとめ
時間がない方のために、BS-651の交換で押さえるべきポイントを先にまとめます。
| 項目 | 結論 |
| 後継機種 | BS-132EHA系列(マックス ドライファン EHAシリーズ/2室換気・AC100V・薄型)。現行品はBS-132EHA-1 |
| 工事時間 | 約2〜3時間(開口寸法がそのまま使える場合。ダクト延長や副吸込口交換が入ると延びます) |
| DIY可否 | 不可(電気工事を伴うため第二種電気工事士以上の資格が必要。本体約8kgの天井作業でもある) |
| おすすめの交換方法 | 本体・工事・処分・出張費が一体になった専門業者への依頼。浴室照明の連動確認や副吸込口の処理まで任せられる |
BS-651には「BS-651L」「BS-651CL」「BS-651RC」「BS-651NL」「BS-651TW」など多くの枝番があります。いずれもBS-132EHA系列が後継として案内されていますが、枝番によって浴室照明の扱いが変わるため、本体ラベルとリモコンの写真をお送りいただければこちらで確認いたします。
なお、BS-651はマックスシンワ/シンワハイテク名義で販売されていた時期の製品です。現在のマックス株式会社が後継機種を案内していますので、メーカーが変わってしまって交換できない、ということはありません。
実際のBS-651交換の様子
ここからは、実際にBS-651を後継機種のBS-132EHA-1へ交換したときの流れを、作業の順にご紹介します。「20年以上前の機種でも交換できる?」「その日のうちにお風呂は使える?」という不安を、現場の実際の様子から解消していきましょう。
Before:交換前のBS-651

お客様からのご相談は「浴室の乾燥機から異音がするようになった。換気ボタンを押しても換気されないことがある」というものでした。マンションご入居時から使い続けて20年以上、一度も交換していないとのことでした。
現地でフロントパネルを外して型番を確認すると「BS-651」。換気モーターの軸受けが摩耗して異音の原因になっており、さらにヒーターの送風モーター側も劣化してパネルの一部が焦げていました。脱衣室のコントローラーを確認すると浴室照明のボタンは組み込まれていないタイプでしたので、照明の別途対応は不要と判断。天井開口寸法とダクト径を確認し、同じ2室換気のBS-132EHA-1へ入れ替えられると判断して作業を開始しました。
取り外し作業:パネルと本体を外す
最初に行うのは電源の遮断です。分電盤で該当ブレーカーを落とし、検電器で無通電を確認してから手をつけます。浴室は水気が多く、感電リスクが高い環境なのでここは特に慎重に行います。
次に浴槽と床を養生シートで覆い、脚立を設置します。フロントパネルを外すと本体を天井の下地に固定しているネジが現れるので、これをゆるめていきます。20年以上使われた機器は樹脂が硬化しており、パネルの爪やネジ山が傷んでいることも珍しくありません。今回の現場でも慎重に外していきました。
配線処理:電源とダクトを切り離す
本体を少し下げた状態で、天井裏の電源線とリモコンコードを外します。作業前に配線の接続位置を写真に残しておくのが鉄則で、新機種に結線し直すときの照合材料になります。2室換気タイプなので、浴室照明との連動配線が来ていないかもこのタイミングで確認します。
続いて排気ダクトと、もう1室(今回は洗面所)から来ている副吸込ダクトを切り離します。ダクトが複数本つながっているため、どの口にどのダクトが接続されていたかも記録しておきます。取り外した後はダクト内部を点検。20年分の汚れが堆積しており、清掃を実施しました。ここが詰まっていると新品に替えても風量が戻らないため、欠かせない工程です。
新型設置:後継機種BS-132EHA-1を取り付ける

新しいBS-132EHA-1を開梱し、旧機種と並べて寸法を照合します。天井開口寸法は285×410mmで、既存の開口部にそのまま収まりました。天井の切り直しは不要です。本体高さは170mmと薄型設計で、天井懐が浅い物件にも対応できるのがEHAシリーズの特徴です。
ここで一つ注意点があります。BS-651と後継機種では副吸込口の位置やパネルサイズが微妙に異なるため、既存のビス穴が見えてしまったり、ダクトの接続位置がずれたりすることがあります。今回の現場では副吸込口のパネルを新しいものに交換し、ダクトを少し延長して対応しました。この判断ができるかどうかが、専門業者に依頼する価値の一つです。
本体を固定して排気ダクト・副吸込ダクトを接続し、電源線とリモコンコードを結線。あわせて脱衣室の壁付けコントローラーも新しいものに交換しました。旧機種のリモコンは後継機種に流用できないため、リモコン交換はセットで行うのが基本です。
After:交換完了と試運転
ブレーカーを復帰させ、リモコンから浴室暖房・衣類乾燥・浴室換気・涼風・24時間換気の全モードを順に動かして動作を確認します。2室換気タイプなので、浴室と洗面所の両方で吸い込みを確認するのがポイントです。
BS-651には24時間換気機能がありませんでしたが、BS-132EHA-1では新たに搭載されています。リモコン操作で微弱・弱・中・強の4段階に設定できるので、お住まいの延床面積に合わせて適切な風量に設定するところまでが工事の内容です。乾燥運転を試したお客様からは「以前よりずっとよく乾きますね」との声をいただきました。養生を撤去し、旧機種を回収して作業終了。今回の現場はダクト清掃と副吸込口の交換を含めて約2時間45分でした。
BS-651とは?(特徴・仕様)
BS-651は、マックスシンワ(現・マックス)の浴室暖房・換気・乾燥機です。浴室ともう1室(洗面所やトイレ)を1台でまかなう2室換気タイプで、2000年前後のマンションを中心に数多く採用されました。「SHINWA」や「マックスシンワ」の表記が本体に残っている個体も多く、メーカー名で戸惑われる方が少なくありません。
【📷写真】製品本体の外観イメージ

図:浴室暖房・換気・乾燥機(2室換気・薄型)の外観と開口寸法(寸法は後継機種BS-132EHA-1の公表値)
BS-651と後継機種BS-132EHA-1に共通する主な仕様は以下のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
| メーカー | マックスシンワ(現・マックス)/後継機種はマックス |
| シリーズ/種類 | ドライファン/浴室暖房・換気・乾燥機(天井埋込み型) |
| 換気タイプ | 2室換気(浴室+洗面所またはトイレなど1室) |
| 定格電圧 | 単相AC100V(50Hz/60Hz) |
| 天井開口寸法 | 285×410mm |
| 必要な天井裏高さ | 175mm以上(BS-132EHA-1の本体高さは170mm) |
| 排気接続口 | 適合ダクト呼び径φ100mm |
| 質量 | 約8.0kg(ダクト接続部・フロントパネルを含む/BS-132EHA-1) |
| 運転機能 | 浴室暖房/衣類乾燥/浴室換気/涼風(BS-132EHA-1は24時間換気も搭載) |
| 付属品 | リモコン、副吸込グリル ほか |
| 現在の状況 | 生産終了・部品供給終了 |
※ 開口寸法・天井裏高さ・質量は後継機種BS-132EHA-1の公表値です。BS-651は同じ開口条件で設計されているため、そのまま入れ替えられるケースがほとんどです。
BS-651は「2室換気」タイプです。浴室の天井に埋め込まれた本体が主吸込を担い、洗面所やトイレなどもう1室からはダクトでつながった副吸込グリルを通じて空気を吸い込み、まとめて屋外へ排気します。1台で2部屋分の換気を担っているため、1室換気の機種に置き換えると、もう1室の換気が止まってしまう点にご注意ください。
そして、BS-651の交換で最も多いトラブルが「浴室照明」の問題です。

図:BS-651L・CL・NLのリモコンと後継機種リモコンの違い
BS-651L・BS-651CL・BS-651NLといった機種では、脱衣室の壁にあるコントローラー内に浴室照明を点けるためのボタンが組み込まれています。ところが後継機種BS-132EHA-1に付属するコントローラーには浴室照明ボタンがありません。つまり、本体とリモコンをそのまま入れ替えただけでは、浴室の照明が点かなくなってしまいます。
対応方法としては、浴室照明用のスイッチを別途新設するのが一般的です。工事内容が変わるため、見積もりの段階で「照明ボタン付きのコントローラーかどうか」を伝えておくと、後から追加費用が発生する事態を防げます。ご自宅のコントローラーを撮影してお送りいただければ、こちらで判別いたします。
BS-651の交換が必要なタイミング
浴室暖房乾燥機は、湿気と温度変化にさらされる過酷な環境で使われる機器です。ヒーター・循環ファン・換気ファン・制御基板・リモコンと部品点数が多く、どこかに不具合が出れば性能に直結します。BS-651は2000年前後の機種ですので、すでに交換目安を大きく超えている可能性が高いとお考えください。
異音・換気不足
音の変化は最も分かりやすいサインです。「ゴーッ」という重い唸り、「キーキー」という金属音、「カラカラ」という乾いた音が出てきたら、ファンの軸受け(ベアリング)が摩耗しているサインです。この段階まで来ると、フィルター清掃では改善しません。実際、BS-651から後継機種へ交換されるお客様の多くが、異音をきっかけに決断されています。
性能低下のチェックポイントは次のとおりです。2室換気タイプでは、両方の部屋で確認するのがポイントです。
- 換気:換気ボタンを押しても換気されない、ファンが回らないことがある
- 乾燥:以前は3〜4時間で乾いていた洗濯物が、同じ量でも生乾きになる
- 暖房:浴室が暖まるまでに以前より明らかに時間がかかる
- 2室換気側:洗面所やトイレの空気がこもる、におい残りが気になるようになった
特に注意したいサイン:「数か月前から異音がしていたが、いよいよ換気しなくなった」というご相談を多くいただきます。動いたり動かなかったりを繰り返す状態は、完全停止の一歩手前です。冬場に暖房が使えなくなると困りますので、症状が出た段階でご相談ください。
経年劣化
【📷写真】汚れた換気扇のアップ
浴室内は湯気・湯垢・皮脂・シャンプーのミストが常に舞う環境です。フロントパネルの内側にはフィルターが装着されていますが、そこを通り抜けた微細な汚れは内部のシロッコファンや熱交換部にまで到達します。汚れが厚くなるとモーターに負荷がかかり、風量低下・異音・消費電力の増加を招きます。
次のような症状が見られたら、経年劣化が進んでいる状態です。
- フィルターを掃除しても風量が戻らない
- フロントパネルの一部が変色している、焦げたような跡がある
- 樹脂が硬化してパネルの爪が折れている、ネジ山が傷んでいる
- リモコンの反応が悪い、操作しても運転が切り替わらないことがある
- 運転が途中で止まる、勝手に停止する
すぐに使用を中止してご相談ください:焦げくさいにおいがする、パネルに焦げ跡がある、本体から水が垂れてくる、ブレーカーが落ちる——これらはいずれも内部で異常が起きているサインです。運転を止め、ブレーカーを切ったうえで点検をご依頼ください。実際の現場でも、ヒーターの送風モーターが劣化してパネルが焦げていた例があります。
使用年数の目安
一般的に、浴室暖房乾燥機の交換目安は設置から約10年とされています。BS-651はすでにメンテナンス終了品として整備用部品の用意がなく、後継機種への入替が案内されている状況です。故障してから部品修理で対応することは難しく、本体ごとの交換が基本になります。
2室換気タイプの場合、止まったときの影響が1室換気より大きい点にもご注意ください。浴室だけでなく、洗面所やトイレの換気も同時に止まってしまうためです。
| 使用年数 | 推奨アクション |
| 〜7年 | 定期的なフィルター清掃で対応。両方の部屋で吸い込みを確認しておく |
| 8〜10年 | 交換を検討し始める時期。見積もりを取っておくと安心 |
| 10年以上 | 交換推奨。部品供給が終了しており、故障=即交換になる |
BS-651の後継機種と互換性
公式後継機種の型番
BS-651のメーカー推奨後継機種は「BS-132EHA」系列です。マックスのドライファン EHAシリーズに属する2室換気・AC100Vタイプで、BS-651からの入れ替えを前提に開口寸法・ダクト径・電源仕様が引き継がれています。現在の主力はBS-132EHA-1です。
対応する旧機種:BS-651/BS-651L/BS-651CL/BS-651RC/BS-651NL/BS-651TW など。いずれもBS-132EHA系列が後継として案内されています。ただし「L」「CL」「NL」が付く機種は浴室照明ボタンの扱いが異なるため、別途対応が必要です。
なお、天井懐に十分な高さがある現場や、より上位の機能をご希望の場合は、BS-133HM系列など別のシリーズを選択できることもあります。「後継機種はこれ」と決め打ちせず、設置条件とご要望に合わせて複数のパターンをご提案することも可能です。
サイズ・性能の違い
BS-651とBS-132EHA-1の主な違いをまとめると、次のようになります。
| 項目 | BS-651(旧機種) | BS-132EHA-1(後継機種) |
| 天井開口寸法 | 285×410mm | 285×410mm(同一) |
| 排気接続口 | φ100mm | φ100mm(同一) |
| 電源 | 単相AC100V | 単相AC100V(同一) |
| 換気タイプ | 2室換気 | 2室換気(同一) |
| 24時間換気 | なし | 搭載(微弱・弱・中・強の4段階) |
| 換気モーター | 従来型 | DCモーター搭載 |
| その他の機能 | — | ダクト長検出機能/高気密シャッター/コールドドラフト低減機能 |
| 本体高さ | — | 170mm(薄型設計) |
| 浴室照明ボタン | L・CL・NLは付属リモコンに搭載 | なし(別途スイッチが必要) |
| 入手性 | 生産終了・部品供給終了 | 現行品 |
最も大きな進化は「24時間換気機能」の追加です。BS-651にはこの機能がありませんでしたが、BS-132EHA-1ではリモコン操作で微弱(30m³/h)・弱(50m³/h)・中(75m³/h)・強(100m³/h)の4段階に設定でき、住まいの広さに合わせた計画換気ができるようになりました。実際に交換されたお客様からも「24時間換気が追加になり、以前よりとてもよく乾くようになった」という声をいただいています。
また、24時間換気運転中に浴室の照明スイッチを入れると電動ダンパーが作動し、浴室の吸込口を閉じて入浴中の肌寒さ(コールドドラフト)を防ぐ機能も搭載されています。このとき浴室以外の風量は自動でコントロールされ、住まい全体の換気量は確保されたままです。
換気モーターにDCモーターを採用している点も見逃せません。従来のACモーターに比べて消費電力が抑えられるため、24時間回し続ける前提の機器としては電気代の面で有利になります。加えて「ダクト長検出機能」により、ダクトの長さや曲がりに応じて風量を自動補正してくれるので、設置環境による性能のばらつきが出にくくなりました。
他メーカーとの互換性
浴室暖房乾燥機はパナソニック・リンナイ・TOTO・高須産業など各社から製品が出ており、BS-651の開口寸法に対応した他メーカー品が存在するケースもあります。ただし、以下の理由から同メーカー・同シリーズの後継機種をおすすめしています。
- 2室換気タイプは1室換気に比べて機種数が限られており、選択肢が少ない
- 開口寸法が違うと天井の加工や補修が必要になり、工事費が上がる
- 副吸込口の位置やパネルサイズが変わると、ビス穴の露出や追加部材が必要になる
- リモコンの開口寸法が異なると、壁面の補修や化粧プレートの追加が必要になる
- 天井懐に必要な高さがメーカー・機種ごとに異なり、設置できない場合がある
BS-651から後継機種への交換では、幸いコントローラーの外形寸法が新旧でほぼ同じという利点があります。他メーカー品の場合、コントローラーが大きくなって壁面の補修やアクリルパネルの追加が必要になることもあるため、この点でも同メーカーの後継機種が有利です。
BS-651交換の方法と工事の流れ

図:BS-651からBS-132EHAへの交換工事の基本フロー
DIY手順
【重要】BS-651の交換は電気工事を伴うため、第二種電気工事士以上の資格がない方が行うことは法律で認められていません。加えて、本体質量は約8kgあり、浴室内の脚立の上で天井から本体を受け止める作業になります。無資格・無経験での作業は感電・落下・火災の原因になるだけでなく、火災保険の対象外となるおそれもあります。DIYは避けてください。
参考までに、有資格者が行う場合の手順は次のとおりです。工事内容をイメージしていただくための情報としてご覧ください。
- 分電盤で該当ブレーカーを落とし、検電器で無通電を確認する
- 脱衣室のコントローラーに浴室照明ボタンがあるかを確認する
- 浴槽・床を養生し、脚立を安全に設置する
- フロントパネルを取り外し、本体固定ネジの位置を確認する
- 配線の接続位置と照明連動配線の有無を写真に記録してから、電源線を外す
- 排気ダクトと副吸込ダクトを切り離し、本体を天井から取り外す(約8kg)
- 両方のダクト内部・屋外側排気口・天井開口部の状態を確認し、清掃する
- 天井裏に175mm以上の高さが確保されているか確認する
- 新機種(BS-132EHA-1)を据付け、排気・副吸込の両ダクトを接続する
- 副吸込口のパネルがずれる場合は、新しいパネルへ交換する
- 電源線とリモコンコードを結線する
- 必要に応じて浴室照明用のスイッチを新設する
- フロントパネルを装着し、ブレーカーを復帰させて全モードを試運転する
- 延床面積に合わせて24時間換気の風量を設定する
業者依頼の流れ
専門業者に依頼する場合は、次の流れで進みます。写真を送るだけで概算見積もりが出るケースが多く、現地調査なしでおおよその費用感を把握できます。
| STEP | 内容 | ポイント |
| 1 | 問い合わせ | LINEやフォームから連絡。本体ラベルの型番に加え、脱衣室のコントローラーの写真が特に重要 |
| 2 | 見積もり | 浴室照明の対応や副吸込口の交換が含まれているかを含め、総額で確認する |
| 3 | 日程調整 | 在庫があれば数日〜2週間程度で施工可能なことが多い |
| 4 | 交換工事 | 養生・撤去・設置・リモコン交換・試運転まで約2〜3時間。当日の夜から入浴可能 |
| 5 | 引き渡し | 両室での吸い込み確認とリモコン操作・保証内容の説明を受ける。旧機種は業者が回収 |
注意点
BS-651を交換するうえで、特に押さえておきたい注意点は次のとおりです。
- 型番末尾の L・CL・NL を確認する。浴室照明ボタン付きの場合、照明用スイッチの新設が必要になる
- 2室換気タイプであることを踏まえ、同じ2室換気の機種を選ぶ
- 副吸込口のパネルサイズが変わり、既存のビス穴が見えることがある。パネル交換の要否を確認する
- 排気口の向きが変わり、ダクトの延長や追加部材が必要になることがある
- 天井裏に175mm以上の高さが確保できるか確認する
- 見積もりは「総額」で比較する。本体価格だけが安く、照明スイッチ新設費や部材費が別途加算されるケースがある
- リモコン(コントローラー)は旧機種のものを流用できないため、交換費用が含まれているか確認する
- 集合住宅の場合、管理規約で浴室設備の変更に届出が必要なことがある
BS-651交換・後継機種に関するよくある質問
Q. BS-651はまだ購入できますか?
A. BS-651は生産を終了しており、部品供給も終わっています。現行品であるBS-132EHA-1を選ぶのが現実的です。
Q. 業者から「後継機種はBS-132EHA-1だけど、浴室照明が点かなくなる」と言われました。本当ですか?
A. 型番末尾にL・CL・NLが付く機種をお使いの場合は本当です。これらの機種は脱衣室のコントローラーに浴室照明ボタンが組み込まれていますが、後継機種のリモコンにはその機能がありません。浴室照明用のスイッチを別途新設することで解決できます。
Q. 浴室照明のスイッチを別に作るしかないのですか?
A. スイッチの新設が最も一般的な解決方法です。設置場所や配線の状況によって最適な方法は変わりますので、現地の状況を確認したうえでご提案いたします。
Q. メーカーが「マックスシンワ」なのですが、マックスの後継機種で大丈夫ですか?
A. 問題ありません。BS-651はマックスシンワ(シンワハイテク)名義で販売されていた時期の製品で、現在のマックス株式会社が後継機種を案内しています。
Q. BS-132EHA-1への交換で、天井の工事は必要ですか?
A. 基本的に不要です。天井開口寸法285×410mmがBS-651と同じため、既存の開口部をそのまま利用できます。ただし副吸込口の位置ずれや排気口の向きの違いにより、パネル交換やダクト延長が必要になることがあります。
Q. 自分で交換してもいいですか?
A. できません。電気工事を伴うため第二種電気工事士以上の資格が必要で、さらに約8kgの本体を浴室内の天井で扱う作業になります。必ず有資格の専門業者にご依頼ください。
Q. 交換すると何が良くなりますか?
A. 最も大きいのは24時間換気機能が追加されることです。BS-651にはこの機能がありませんでしたが、後継機種では計画換気に対応でき、乾燥性能の体感も上がります。加えてDCモーター搭載による省エネ性の向上、ダクト長検出機能による風量の自動補正なども加わります。
Q. 古い本体の処分はどうなりますか?
A. 換気生活では、取り外した旧機種の処分費用も料金に含めてご案内しています。お客様ご自身で処分する必要はありません。
まとめ|BS-651の交換と後継機種選び
BS-651はすでに生産・部品供給を終了しているため、異音や換気不足が出ている場合は、メーカー推奨後継機種のBS-132EHA系列(現行品はBS-132EHA-1)への交換が最も確実な解決策です。天井開口寸法285×410mm、排気ダクトφ100mm、単相AC100V電源と旧機種と同じ設置条件で設計されているため、天井を加工することなく入れ替えられ、工事費を抑えられます。
交換によって得られる最大のメリットは、24時間換気機能が加わることです。BS-651の時代にはなかった機能で、リモコン操作で4段階に設定でき、計画換気に対応できます。実際に交換されたお客様からも「以前よりとてもよく乾くようになった」という声をいただいています。加えてDCモーターによる省エネ性の向上、ダクト長検出機能による風量の自動補正、入浴中の肌寒さを抑えるコールドドラフト低減機能なども加わり、20年以上前の機種からの入れ替えでは体感の差がはっきり出ます。
ただし、型番末尾にL・CL・NLが付く機種をお使いの場合は、浴室照明ボタンの問題への対応が必要です。何も知らずに交換すると、工事が終わってから「浴室の電気が点かない」という事態になりかねません。見積もりの段階で脱衣室のコントローラーの写真をお送りいただければ、あらかじめ対応方法と費用をご案内できます。
BS-651は2室換気タイプで、浴室だけでなく洗面所やトイレの換気も担っています。止まってしまうと2部屋分の換気が同時に失われ、カビや結露、においのこもりといった二次的なトラブルが広がりやすくなります。設置から20年以上経過している機種ですので、症状の有無にかかわらず一度点検を受けておくと安心でしょう。
なお、交換には電気工事が伴うため、必ず有資格の専門業者へご依頼ください。「うちの型番はどれに替えられる?」「浴室照明はどうなる?」「総額でいくらかかる?」といった段階でも構いませんので、本体ラベルとコントローラーの写真を添えてお気軽にご相談ください。
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