VD-20ZX13-Cの交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

店舗や事務所、あるいはリビングの天井に設置されている大型の換気扇。
その型番が「VD-20ZX13-C」だったなら、この記事で必要な情報がそろいます。
結論から先にお伝えします。VD-20ZX13-Cの後継機種は、三菱電機のVD-20ZX14-Cです。三菱電機の公式サイト(WIN2K)でVD-20ZX13-Cの現行品として案内されている機種で、接続パイプφ150mm・埋込寸法315mm角・羽根径φ180mmという取付条件がまったく同じです。「インテリア格子タイプ」という意匠も引き継いでいるため、天井を加工せずに交換できるケースがほとんどです。
ただし、ひとつ正直にお伝えしておきたいことがあります。VD-20ZX13-Cは2022年6月発売・2024年生産終了と、非常に新しいモデルです。設置から1〜3年程度という個体がほとんどで、換気扇の耐用年数(一般に10〜15年)からすればまだ使い始めたばかりです。
つまり、症状が出ていないVD-20ZX13-Cを今すぐ交換する必要はありません。一方で、この年数で異音や風量低下が出ているなら、初期不良や施工上の問題、あるいは長時間運転などの使用条件が背景にある可能性があります。その場合は原因の特定が最優先です。この記事では、VD-20ZX13-Cの仕様と後継機種VD-20ZX14-Cとの違い、実際の交換作業の流れ、費用の目安、業者に依頼する際の注意点までを解説します。
こんなお悩み、ありませんか?
ひとつでも当てはまるなら、プロによる点検・交換サービスをご覧ください。


換気生活は、
年間施工件数7,000件以上、
累計施工件数60,000件以上の豊富な実績と安心の10年保証。
見積もり・施工まで全て自社スタッフがサポートいたいます。
目次
VD-20ZX13-C交換の結論まとめ
急いでいる方のために、VD-20ZX13-Cの交換で押さえておくべきポイントを先にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧機種 | VD-20ZX13-C(三菱電機/天井埋込形換気扇 低騒音インテリア格子タイプ)※2022年6月発売・2024年生産終了 |
| 後継機種 | VD-20ZX14-C(三菱電機/低騒音形 インテリア格子タイプ)※メーカー公式の現行品 |
| 交換費用の目安 | おおよそ45,000〜75,000円程度(本体+標準工事+既存機の処分費込み)。φ150mmダクトの大型・業務用機種のため、住宅用より高めになります。詳しい見積もり価格はLINEからお問い合わせください。 |
| 工事時間 | 約1時間30分〜2時間(1台あたり・標準的な現場の場合) |
| DIY可否 | 不可。電源を速結端子で直結するため、電気工事士の資格が必要です |
| 開口部の加工 | 原則不要。VD-20ZX14-CはVD-20ZX13-Cと同じ埋込315mm角・接続パイプφ150mmです |
| 交換の緊急度 | 症状がなければ急ぎません。異音・風量低下があれば原因調査を推奨 |
| おすすめの交換方法 | 同一シリーズの後継機種VD-20ZX14-Cへ、有資格の専門業者による交換 |
VD-20ZX13-Cで押さえておくべきポイントは3つあります。
1つめは「接続パイプφ150mm」であること。住宅の浴室やトイレで使われる機種の多くはφ100mmですが、この機種はひと回り太いφ150mmです。ダクト径が違えば、そもそも接続できません。
2つめは「埋込寸法315mm角」という大型サイズであること。10シリーズ(180mm角)や13シリーズ(205mm角)とはまったく別のクラスで、機種選定を間違えると天井の造作工事が発生します。
3つめは「インテリア格子タイプ(-C)」であること。意匠性を重視したグリルで、人目に触れる空間に設置されることを想定した仕様です。同じ寸法でもフラットインテリアタイプ(-FP)を選ぶと、天井の見た目が変わります。
なお、メーカー公式サイトではVD-20ZX13-Cの現行品としてVD-20ZX14-Cに加えて、VD-20ZAGVR7-CとVD-20ZVX7-Cも併記されています。機能やモーター方式が異なるため、最終的な機種選定は現地調査のうえでご相談ください。
実際のVD-20ZX13-C交換の様子
ここからは、実際にVD-20ZX13-CをVD-20ZX14-Cへ交換した現場の様子を、作業の順番どおりに追っていきます。大型機種ならではのポイントもあわせてご紹介します。
Before|設置3年目、飲食店舗のVD-20ZX13-C
お伺いしたのは、テナントビルに入る飲食店の客席スペース。天井に大型のインテリア格子グリルが設置されていました。ご相談は「まだ3年なのに、換気扇の音が気になるようになった。客席の会話に響く」という内容です。
グリルを外して本体側面の型番シールを確認すると「VD-20ZX13-C」。三菱電機の資料では2022年6月発売の機種ですから、設置から3年ほどということになります。メーカー保証(通常1年)はすでに切れていました。
内部を確認すると、羽根には油分を含んだ汚れがしっかり付着していました。飲食店の客席は、厨房ほどではないにせよ調理由来の油煙が漂います。しかも営業時間中はずっと運転しているため、稼働時間は一般住宅の数倍。3年でも、住宅の浴室換気扇でいえば10年以上に相当する使われ方をしていました。
手で回してみると軸受けにわずかな引っかかりも感じられました。羽根径φ180mmという大きな羽根を回し続けるため、モーターへの負荷も相応に大きい機種です。
お客様には「油汚れは清掃で落とせますが、軸受けの摩耗は戻りません。営業中に止まれば店を閉めることになります」とご説明し、後継機種VD-20ZX14-Cへの交換をご提案しました。
取り外し作業|大型機種ならではの手順
作業は分電盤でブレーカーを落とし、検電器で無電圧を確認するところから始まります。天井埋込形換気扇は本体上部の速結端子に電源が直結されているため、通電したままの作業は絶対に行いません。
次に、インテリア格子グリルを取り外します。VD-20ZX13-Cは埋込315mm角と大きく、グリルもそれに応じたサイズです。意匠性の高いグリルなので、天井材を傷つけないよう養生したうえで、支えながらゆっくり外していきます。
グリルが外れたら、本体を固定しているネジを緩めます。ここで確認したのが取付方法です。VD-20ZX13-Cは本体内側から軽量鉄骨へネジ止めできる構造(本体ネジ止め部リブ付)で、店舗やテナントの軽天下地に直接固定されているケースがあります。今回もその方式でした。
本体質量は5kg超。これまでご紹介してきた住宅用の機種(1.5〜3kg程度)と比べても重く、脚立の上で頭上に支えながらの作業になります。客席の什器を養生したうえで、二人作業で進めました。
配線処理|速結端子から電線を外す
本体を少し引き出したところで、上面にある速結端子から電線を抜きます。速結端子は差し込むだけで結線できる代わりに、外すときは専用の解除穴に細いマイナスドライバーを差し込みながら電線を引き抜く必要があります。
このとき、電圧側・接地側・アース線がそれぞれどの端子に入っていたかを必ず記録しておきます。VD-20ZX14-Cも同じ速結端子方式ですが、配線を取り違えると正常に動作しないだけでなく、感電や故障の原因になります。
あわせてφ150mmのダクトを点検します。ダクト径が太いぶん、テーピングの面積も大きく、劣化していると空気漏れの量も多くなります。この現場ではダクト内部にも油分を含んだ汚れが付着していたため、可能な範囲で清掃したうえで接続し直しました。
店舗や事務所では、天井裏のダクト経路が長く、曲がりが多いケースも珍しくありません。曲がりやつぶれがあれば、この段階で修正します。
新型設置|VD-20ZX14-Cを天井に納める
取り外した開口部に、新しいVD-20ZX14-Cを差し込みます。埋込寸法はどちらも315mm角、接続パイプもφ150mm、羽根径もφ180mmで一致しているため、天井を削ったり埋めたりする加工は一切必要ありませんでした。
VD-20ZX14-Cもダクト接続口が段付構造になっており、フレキダクトをかぶせたあとのテーピングがしやすい設計です。塩ビ管接続時にはダクト方向を全方向7°まで微調整できるため、既存配管の角度が多少ずれていても無理なく接続できます。
また、既存機と同じく本体内側から軽量鉄骨へのネジ止めが可能なので、既存の下地をそのまま利用できました。この点も、同一シリーズの後継機種を選ぶ大きなメリットです。
ダクトを接続し、速結端子に記録どおり電線を差し込み、本体を天井にスライドさせて固定します。最後にインテリア格子グリルを取り付けました。
After|客席の会話を邪魔しない静かさに
グリルを取り付けてブレーカーを復旧し、試運転を行います。気になっていた唸り音はきれいに消えました。
後継機種のVD-20ZX14-Cには、高効率羽根「デルタシロッコファンΓ(ガンマ)」が採用されています。VD-20ZX13-Cの世代からさらに進んだ羽根で、同じ風量をより効率的に送れる設計です。3年分の油汚れと軸受け摩耗で上乗せされていた音がなくなったこともあり、体感の静かさは明確に変わりました。
風量も回復しました。グリルにティッシュを当てると、以前とは比べものにならない力で吸い付きます。お客様からは「客席の会話が聞き取りやすくなった。空気のこもる感じもなくなった」とのお言葉をいただきました。
作業時間は養生と片付け、ダクトの清掃を含めて約1時間50分。営業時間外に施工したため、翌日の営業には影響ありませんでした。取り外したVD-20ZX13-Cはそのまま持ち帰って処分しています。
VD-20ZX13-Cとは?(特徴・仕様)
VD-20ZX13-Cは、三菱電機のダクト用換気扇「天井埋込形・低騒音インテリア格子タイプ」に位置づけられるモデルです。2022年6月に発売され、2024年に生産を終了しました。
用途は居間・事務所・店舗。浴室やトイレに使われるサニタリー用の機種とは設計思想が異なり、人が長時間過ごす空間の換気を担う機種です。
特徴は大きく3つあります。
1つめは、接続パイプφ150mm・埋込寸法315mm角・羽根径φ180mmという大型サイズ。住宅用の標準機種(φ100mm・180mm角・φ100mm羽根)とは根本的にクラスが違い、広い空間の換気に対応します。
2つめは、インテリア格子タイプのグリル。意匠性を重視した設計で、店舗や事務所、リビングなど人目に触れる天井に設置されることを前提としています。
3つめは、本体内側から軽量鉄骨へネジ止めできる構造(本体ネジ止め部リブ付)。店舗やテナントの軽天下地に直接固定できるため、業務用の現場での施工性に配慮されています。
三菱電機の公式資料および流通各社の公開情報で確認できる内容は次のとおりです。
| 項目 | VD-20ZX13-Cの情報 |
|---|---|
| メーカー | 三菱電機 |
| 分類 | ダクト用換気扇 天井埋込形/低騒音インテリア格子タイプ |
| 用途 | 居間・事務所・店舗 |
| カラー | クールホワイト |
| 発売日 | 2022年6月1日 |
| 生産終了 | 2024年 |
| 当時の価格 | 43,700円(税別)※販売終了時点の事業者向け積算見積価格 |
| JANコード | 4902901942327 |
| 接続パイプ径 | φ150mm |
| 埋込寸法 | 315mm角 |
| 羽根径 | φ180mm |
| 現行の後継機種 | VD-20ZX14-C(ほかにVD-20ZAGVR7-C、VD-20ZVX7-Cも現行品として案内) |
※出典:三菱電機WIN2K(業務支援サイト)製品情報ページおよび流通各社の公開情報。風量・騒音値・消費電力などの詳細数値は現在公開されている資料では確認できないため、記載を控えています。実機の型番シールと納入仕様書でのご確認をおすすめします。
生産終了は2024年とごく最近ですが、三菱電機の補修用性能部品の保有期間は生産終了から一定年数で満了します。いまは部品が手配できても、10年後に同じ対応ができるとは限りません。
VD-20ZX13-Cの交換が必要なタイミング
VD-20ZX13-Cは設置から1〜3年程度という個体がほとんどです。「まだ新しいのに交換?」と迷われるのは当然ですから、判断のポイントを整理しておきます。年数ではなく、実際に出ている症状で判断してください。
異音・換気不足
音の変化は分かりやすいサインです。次のような音が出ていれば、何らかの異常が起きています。
- 「ゴー」「ブーン」という低い唸りが以前より大きい ── 羽根への汚れ堆積、またはモーター軸受けの摩耗
- 「ヒュー」という風切り音が強い ── ダクトの曲がり・つぶれによる負荷増大の可能性
- 「カラカラ」「カタカタ」という乾いた音 ── 羽根のバランス崩れ、異物の混入
- 「キーン」という高い金属音 ── 軸受けの潤滑切れ。停止が近い状態です
- 停止後に「バタン」と大きな音がする ── シャッターのバネ劣化
ここで重要なのが、VD-20ZX13-Cの年数で異音が出ている場合、本体の寿命ではなく別の要因が背景にあるケースが多いという点です。
ひとつは稼働時間です。店舗や事務所では営業時間中ずっと運転しているため、住宅用の換気扇より稼働量が数倍になります。稼働時間が3倍なら、3年でも住宅換気扇の10年近い消耗をしている計算です。
もうひとつは設置環境です。飲食店の客席や喫煙可能なスペースでは、油分やヤニを含んだ汚れが羽根に付着しやすく、回転バランスが崩れて異音につながります。
そしてダクトです。天井裏の配管が長い場合や曲がりが多い場合、換気扇への負担が大きくなり、羽根の回転数が上昇して風切り音が大きくなります。φ150mmの大型ダクトほど、この影響も大きく出ます。
換気不足のほうは、「空気がこもる」「においが抜けにくい」「窓ガラスの結露が増えた」といった症状で現れます。グリルにティッシュを当てて吸い付きが弱いようなら、点検を受けることをおすすめします。
経年劣化
VD-20ZX13-Cの年数で起こりうる不具合は、大きく4か所です。
| 箇所 | 症状 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| モーター軸受け | 唸り音・高音の発生、回転が重い | 長時間運転の現場では消耗が早い |
| 羽根(シロッコファン) | 油分・ヤニの付着による回転バランス崩れ | 清掃で改善しなければ交換 |
| ダクト(φ150mm) | 曲がり・つぶれ・テーピング劣化 | この年数でもっとも多い原因。要点検 |
| 風圧式シャッター | 閉まりきらない、開閉音が大きい | バネ劣化なら交換が確実 |
シャッターの不具合は「換気自体は動いている」ため見逃されがちですが、閉鎖機能が落ちると停止中に外気が逆流します。VD-20ZX13-Cはダクト径がφ150mmと太いため、逆流の影響も相応に大きくなります。
使用年数の目安
換気扇の耐用年数は一般に10〜15年とされていますが、これは住宅での間欠運転を前提とした目安です。店舗や事務所で長時間運転している機種では、この年数より早く寿命を迎えます。
| 使用年数 | 状態の目安(長時間運転の場合) | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 〜5年(VD-20ZX13-C該当) | 本来は正常に動作する時期 | 症状があれば原因調査。なければ清掃で継続 |
| 6〜10年 | 運転音の増加・軸受け摩耗が出始める | 点検を受け、交換の検討を開始 |
| 11〜13年 | 風量低下・異音が明確になる | 交換を強く推奨 |
| 14年〜 | いつ停止してもおかしくない | 早急に交換 |
正直なところ、症状がまったく出ていないVD-20ZX13-Cを今すぐ交換する必要はありません。まずはグリルと羽根の清掃から始めるのが順当です。三菱電機も、グリルの清掃は約3か月に1度を目安に行うよう案内しています。
ただし、店舗や事務所では換気扇が突然止まると営業そのものに影響します。異音や風量低下が出ているなら、清掃で粘るより原因を特定して対処したほうが確実です。計画的に交換できるうちに動くことが、結果的にコストを抑えることにつながります。
VD-20ZX13-Cの後継機種と互換性
公式後継機種の型番はVD-20ZX14-C
VD-20ZX13-Cの現行後継機種は、三菱電機のVD-20ZX14-Cです。三菱電機の業務支援サイトWIN2Kにおいて、VD-20ZX13-Cの「現行品」として案内されています。
VD-20ZX14-Cは2024年6月3日発売の現行モデルで、旧品番はVD-20ZX13-C。ちょうど1世代の関係にあたります。
| VD-20ZX13-C | → VD-20ZX14-C |
|---|---|
| 2022年6月発売・2024年生産終了 | 2024年6月発売・現行機種 |
接続パイプφ150mm・埋込寸法315mm角・羽根径φ180mmという取付と性能に関わる主要な数値は据え置かれているため、VD-20ZX13-CからVD-20ZX14-Cへの交換は開口部の加工なしで行えます。メーカー希望小売価格は50,500円(税別)です。
サイズ・性能の違いを比較
取付条件は完全に共通ですが、羽根には明確な進化があります。
| 項目 | VD-20ZX13-C(旧) | VD-20ZX14-C(後継) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 接続パイプ径 | φ150mm | φ150mm | 同一 |
| 埋込寸法 | 315mm角 | 315mm角 | 同一 |
| 羽根径 | φ180mm | φ180mm | 同一 |
| グリルタイプ | インテリア格子 | インテリア格子 | 同一 |
| カラー | クールホワイト | クールホワイト | 同一 |
| 軽量鉄骨への固定 | 本体内側からネジ止め可能 | 本体内側からネジ止め可能 | 同一 |
| 配線方式 | 速結端子接続 | 速結端子接続 | 同一 |
| 本体着脱 | 本体スライド着脱式 | 本体スライド着脱式 | 同一 |
| 羽根の種類 | デルタシロッコファンβ世代 | デルタシロッコファンΓ(ガンマ) | 進化 |
| 汚れ対策 | 羽根部の防汚コーティング | グリル部と羽根部にデュアルバリアマテリアル | 強化 |
注目したいのが、VD-20ZX14-Cに採用された高効率羽根「デルタシロッコファンΓ(ガンマ)」です。三菱電機の多くの機種で採用されている「デルタシロッコファンβ」からさらに進んだ世代の羽根で、現行の大型モデルに搭載されています。
あわせてグリル部と羽根部にデュアルバリアマテリアルが採用されました。親水性素材と疎水性素材で汚れが付きにくい表面をつくる特殊素材で、羽根だけでなくグリルの表面汚れも抑制します。インテリア格子タイプは人目に触れる場所に設置されるため、グリルが汚れにくくなることは意匠性の維持に直結します。
VD-20ZX14-Cの主な情報は次のとおりです。
| 項目 | VD-20ZX14-Cの情報 |
|---|---|
| 分類 | 天井埋込形換気扇/低騒音インテリア格子タイプ |
| 用途 | 居間・事務所・店舗 |
| 接続パイプ径 | φ150mm |
| 埋込寸法 | 315mm角 |
| 羽根径 | φ180mm |
| 外形寸法 | 高さ263 × 幅485.5 × 奥行380mm |
| 電源 | 単相100V |
| 質量 | 5.2kg |
| 主な機能 | グリル部と羽根部にデュアルバリアマテリアル採用/デルタシロッコファンΓ採用/高密閉風圧式シャッター搭載/低騒音設計/段付構造のダクト接続口/全方向7°のダクト方向微調整/本体内側から軽量鉄骨へのネジ止め可能/速結端子接続/本体スライド着脱式 |
| 発売日 | 2024年6月3日 |
| JANコード | 4902901982262 |
| 旧品番 | VD-20ZX13-C |
| 価格 | 50,500円(税別)※事業者向け積算見積価格 |
※風量・騒音値・消費電力などの詳細数値は、メーカーカタログまたは納入仕様書でご確認ください。
他メーカーとの互換性
「せっかくなら別メーカーにしたい」というご相談もいただきますが、この機種の交換に限っては、選択肢は大きく限られます。
| 選択肢 | 接続パイプ/埋込寸法 | グリル | 交換のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 三菱電機 VD-20ZX14-C | φ150mm/315mm角 | インテリア格子 | ◎ そのまま交換可能 |
| 三菱電機 VD-20ZX14-FP | φ150mm/315mm角 | フラットインテリア | ○ 意匠が変わります |
| 三菱電機 VD-15ZC14 | φ100mm/260mm角 | 十字格子 | × パイプ径も開口も合いません |
| 他社の汎用天井埋込形 | φ100mm/175〜180mm角が主流 | 格子 | × まったく合いません |
もっとも根本的な問題が接続パイプ径です。住宅用の天井埋込形換気扇はφ100mmが主流で、VD-20ZX13-Cのφ150mmダクトには接続できません。変換アダプターを使ったとしても、風量が大幅に落ちて本来の換気性能が出ません。
開口寸法も大きく異なります。VD-20ZX13-Cの315mm角に対し、他社の汎用品は175〜180mm角が主流。130mm以上の差があり、グリルではとても隠しきれず天井の造作工事が必要になります。
なお、同じ三菱電機のVD-20ZX14-FPはフラットインテリアタイプで、寸法は共通ですがグリルの意匠が変わります。天井の見た目を変えたい場合の選択肢にはなりますが、既存と同じ見た目を維持したいならVD-20ZX14-Cが適します。
VD-20ZX13-C交換の方法と工事の流れ
DIYはできる?(結論:資格が必要です)
先に結論をお伝えすると、VD-20ZX13-Cの交換をDIYで行うことはできません。
VD-20ZX13-Cは電源コードとコンセントで接続されているのではなく、天井裏の電源線を本体上部の速結端子に直結する方式です。この「電線を器具に接続する作業」は電気工事士法で定められた作業にあたり、無資格で行うと法令違反になります。火災や感電のリスクも当然あります。
さらにこの機種は質量5kg超の大型機種です。埋込315mm角の本体を脚立の上で頭上に支えながらの作業となり、落下すれば本体の破損だけでなく重大なけがにつながります。二人作業が基本で、現実的にDIYで扱えるサイズではありません。
参考までに、有資格者が行う場合の作業手順は次のとおりです。
- 分電盤で該当回路のブレーカーを切り、検電器で無電圧を確認する
- インテリア格子グリルを取り外す(天井材を養生したうえで)
- 本体の固定方法(軽量鉄骨へのネジ止めなど)を確認し、ネジを緩める
- 本体を手前にスライドさせて引き出す(大型・重量物のため二人作業)
- 速結端子の解除穴にマイナスドライバーを差し込み、電線を抜く(配線位置を記録)
- φ150mmダクトのテーピングを外し、経路・曲がり・つぶれ・汚れを確認する
- 新しいVD-20ZX14-Cを開口部に納め、ダクトを接続してテーピングする
- 速結端子に電線を差し込み、本体を軽量鉄骨などに確実に固定する
- インテリア格子グリルを取り付ける
- ブレーカーを復旧し、試運転で風量と運転音を確認する
ご自身でできるのは、グリルを外して羽根を清掃するところまでと考えてください。
業者依頼の流れ
換気生活にご依頼いただいた場合の流れは次のとおりです。
| STEP | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | お問い合わせ | LINEまたはフォームから。型番シールと設置場所の写真、症状、運転時間を伝えていただくとスムーズです |
| 2 | お見積もり | 本体・工事・処分・出張費をすべて含んだ総額をご提示。相談・見積もりは完全無料です |
| 3 | 現地調査・日程調整 | φ150mmダクトの状態と本体の固定方法を確認します。店舗・事務所の場合は営業時間外の施工もご相談ください |
| 4 | 交換工事 | 養生 → 既存機の取り外し → ダクト点検 → 新機設置 → 試運転 |
| 5 | お引き渡し | 動作確認とお手入れ方法をご説明。取り外した旧機はそのまま引き取ります |
| 6 | アフター保証 | 取り付け後10年間の保証をご用意しています |
依頼前に押さえておきたい注意点
- まずは症状と運転時間を伝える ── VD-20ZX13-Cの年数なら、ダクトや稼働条件に原因があるケースが多くあります
- 接続パイプ径がφ150mmであることを必ず伝える ── φ100mmの機種では接続できません
- 型番の末尾を確認する ── 「-C」はインテリア格子、「-FP」はフラットインテリア。グリルの意匠が変わります
- 本体の固定方法を確認してもらう ── 軽量鉄骨への直接固定など、住宅とは異なる施工がされている場合があります
- 店舗・事務所の場合は施工時間帯を相談する ── 営業への影響を最小限にするため、時間帯の調整が可能です
- 見積もりは総額で比較する ── 本体価格だけが安くても、工事費・処分費・出張費が別途加算されると総額は逆転します
- 内装工事の保証を確認する ── 施工から一定期間内であれば、設備の保証が適用される場合があります
VD-20ZX13-C交換・後継機種に関するよくある質問
Q. まだ数年しか経っていませんが、交換すべきですか?
A. 症状次第です。異音、風量低下、シャッターの不具合が出ているなら点検・交換をおすすめします。逆に何も症状がなければ、グリルと羽根の清掃で十分です。三菱電機はグリルの清掃を約3か月に1度を目安に案内しています。
Q. 3年で異音が出るのは故障ですか?
A. 一概には言えません。店舗や事務所では営業時間中ずっと運転しているため、住宅用の換気扇より稼働量が数倍になります。飲食店では油分の付着、ダクトの曲がりやつぶれによる負荷も原因になります。まずは原因の特定をおすすめします。
Q. VD-20ZX13-Cはまだ購入できますか?
A. VD-20ZX13-Cは2024年に生産を終了しています。流通在庫が見つかる場合もありますが、後継機種のVD-20ZX14-Cを選んだほうが確実で、部品供給の面でも安心です。
Q. 天井の穴を広げる工事は必要ですか?
A. 原則として不要です。VD-20ZX14-CはVD-20ZX13-Cと同じ埋込315mm角・接続パイプφ150mm・羽根径φ180mmです。ただし過去に別機種への交換歴がある場合は、現地での確認が必要になることがあります。
Q. 安い換気扇に替えて費用を抑えられますか?
A. おすすめできません。VD-20ZX13-Cは接続パイプφ150mm・埋込315mm角の大型機種です。住宅用の標準機種(φ100mm・180mm角)とは根本的にクラスが違い、そもそも接続できません。無理に取り付ければ天井の造作工事が必要になり、結果的に高くつきます。
Q. VD-20ZX14-Cと VD-20ZX14-FPの違いは?
A. グリルの意匠が異なります。「-C」はインテリア格子タイプ、「-FP」はフラットインテリアタイプです。取付寸法は共通なのでどちらも設置できますが、天井の見た目が変わります。既存と同じ見た目を維持したいなら「-C」を選んでください。
Q. VD-20ZX14-Cで性能はどれくらい変わりますか?
A. 取付条件と羽根径は同一ですが、羽根が高効率羽根「デルタシロッコファンΓ(ガンマ)」に進化しています。あわせてグリル部と羽根部にデュアルバリアマテリアルが採用され、汚れが付きにくくなりました。稼働時間の長い現場ほど、この汚れにくさが効いてきます。
Q. 工事は何時間くらいかかりますか?
A. 標準的な現場で1台あたり1時間30分〜2時間程度です。埋込315mm角・質量5kg超の大型機種で、φ150mmダクトの点検・接続も必要なため、住宅用の小型機種より時間がかかります。
まとめ|VD-20ZX13-Cの交換と後継機種選び
VD-20ZX13-Cの後継機種は、三菱電機のVD-20ZX14-Cです。接続パイプφ150mm・埋込寸法315mm角・羽根径φ180mmという取付条件が一致しており、「インテリア格子タイプ」という意匠もそのまま引き継いでいます。本体内側から軽量鉄骨へネジ止めできる構造も共通なので、既存の下地をそのまま利用できます。
後継機種を選ぶメリットは、工事の確実性だけではありません。VD-20ZX14-Cには高効率羽根「デルタシロッコファンΓ(ガンマ)」が採用され、グリル部と羽根部にはデュアルバリアマテリアルによる汚れ対策が加わりました。人目に触れる空間に設置されるインテリア格子タイプにとって、美観の維持は実用面でも意味のある改良です。
一方で、VD-20ZX13-Cは2022年発売とごく新しい機種です。症状が出ていないものを急いで交換する必要はありません。まずはグリルと羽根の清掃から始めてください。
ただし、この年数で異音や風量低下が出ているなら、放置は禁物です。店舗や事務所では、換気扇が突然止まれば営業そのものに影響します。空気がこもれば、お客様の快適性にも直結します。VD-20ZX13-Cの交換には電気工事士の資格が必要で、質量5kg超の大型機種のため二人作業が基本。DIYでは対応できません。「接続パイプφ150mm」「埋込315mm角」「インテリア格子タイプ」という条件をすべて満たす機種を選ぶ必要があるため、現地調査を行ったうえで、本体・工事・処分・出張費を含めた総額と保証内容で業者を比較することが、失敗しない交換のポイントです。
| こんな悩みはありませんか? 音が大きくなってきた 吸い込みが弱く、においが残る 10年以上使用している 換気扇、浴室乾燥機、レンジフードの交換は、換気生活にお任せください。 年間7,102件の圧倒的な施工実績を持ち、取り付け後は10年間保証をご用意しております。商品、工事、処分、出張費をすべて含んだ安心の料金体系も強みです。見積もりやご相談は完全無料となりますので、この機会になんでもご相談ください。 |





