換気生活へのお問い合わせにつきまして
換気生活へのお問い合わせにつきまして

お見積もりについての3つの約束

●お伝えした見積もり金額以降に追加料金は一切発生しません。
●こちらから営業電話は一切しません。
●商品・工事共に10年間の保証が付いています。

9:00〜20:00【年中無休】
午前中と夕方以降では、お電話が集中してつな
がらないことがありますので、その時は申し訳
ありませんが時間をおいてお掛け直し頂ければ
幸いです。

24時間受付中

写真送信でスピード見積り

インスタグラムページ

【最大20,000円】下取りキャンペーン中 10月末まで
東京都の方限定!「内窓」が消費税のみで設置可能

VD-13ZY9の交換と後継機種まとめ|費用・工事手順も写真付きで解説

ミニキッチンの上の天井に付いている三菱電機の換気扇「VD-13ZY9」が、スイッチを入れても回らない、以前より運転音が大きくなった、調理のにおいが部屋に残るようになった。そんな症状で品番を調べてこのページにたどり着いた方に、最初に結論をお伝えします。VD-13ZY9は2020年に生産を終えており、交換先の本命は同じ「ミニキッチン・湯沸室用のオール金属タイプ」の最新世代VD-13ZY14です。三菱電機の公開仕様では、埋込寸法205mm角、接続パイプφ100mm、本体外形寸法、風量、騒音、消費電力がすべて同じ数値のため、天井の開口やダクトを活かしたまま入れ替えられます。

VD-13ZY9でいちばん注意したいのは、見た目がよく似た別シリーズと取り違えやすいことです。三菱のダクト用換気扇には、浴室・トイレ・居室向けのVD-13Z系やVD-13ZC系にも埋込寸法205mm角の機種があり、天井から見ると同じような四角いグリルに見えます。しかし品番に「Y」が入るVD-13ZY系は、本体・羽根・グリルまで金属でつくられた台所向けのシリーズです。ミニキッチンや給湯室で使われていた換気扇を交換するなら、「13ZY」の並びが一致する後継機種を選ぶことが失敗しないための第一歩になります。

この記事では、ワンルームマンションのミニキッチンを舞台にした交換作業の様子をよくある現場の一例として写真付きで追いかけながら、VD-13ZY9の特徴と仕様、交換のタイミング、後継機種との違い、費用の目安、DIYの可否までをまとめました。「まずは結論だけ知りたい」という方は、最初の結論まとめの表だけでも確認してみてください。

こんなお悩み、ありませんか?

ひとつでも当てはまるなら、プロによる点検・交換サービスをご覧ください。

換気生活は、
年間施工件数7,000件以上、
累計施工件数60,000件以上の豊富な実績と安心の10年保証。
見積もり・施工まで全て自社スタッフがサポートいたいます。

目次

VD-13ZY9交換の結論まとめ

VD-13ZY9の交換を考えている方が最初に知りたい5つのポイントを表にまとめました。表のあとで、それぞれの項目の理由を補足します。

項目内容
後継機種VD-13ZY14(三菱電機 ダクト用換気扇 天井埋込形・ミニキッチン、湯沸室用 低騒音オール金属タイプ)
工事時間交換作業そのものは15分〜30分程度が目安(換気生活が浴室・トイレの天井換気扇で案内している時間。天井開口・ダクトをそのまま使える場合)。コンロまわりの養生やダクト点検・清掃が加わると長くなります
DIY可否不可(天井埋込形で電源線を本体の端子に直接つなぐため、第二種電気工事士以上の資格が必要)
おすすめの交換方法同じ205mm角・φ100mmのVD-13ZY14へ本体ごと交換。油汚れが気になる場合はダクトや屋外フードの点検も同時に

後継機種は同じ「ZY」系のVD-13ZY14

三菱電機の業務支援サイトWIN2Kでは、VD-13ZY9は「発売日:2011年6月1日」「生産終了:2020年」とされ、現行機種としてVD-13ZY14とVD-13ZVY7の2つが案内されています。このうち、VD-13ZY9と同じ構成のまま置き換えられるのがVD-13ZY14です。VD-13ZY14は2024年6月3日発売の最新世代で、VD-13ZY9との間には、VD-13ZY12(2020年6月発売・2022年生産終了)とVD-13ZY13(2022年6月発売)という2つの世代があります。

もうひとつの現行機種VD-13ZVY7は、同じミニキッチン・湯沸室用ですが、DCブラシレスモーターを搭載し、24時間換気機能や複数台運転に対応するなど性格の異なるモデルです。一般的な「今付いている換気扇を同じ使い方のまま新しくしたい」というケースでは、VD-13ZY14を選ぶのが自然です。VD-13ZVY7については、後継機種と互換性の章で補足します。

工事時間の考え方

換気生活では、浴室やトイレの換気扇の交換にかかる時間を15分〜30分程度と案内しています。VD-13ZY9も同じ天井埋込形で、新旧の埋込寸法と本体外形寸法が同じため、天井の開口を切り広げる作業が発生しにくく、交換作業そのものは同程度で進むのが一般的です。ただし、ミニキッチンの上は吊戸棚や壁が近く、コンロまわりの養生に手間がかかることがあるほか、油汚れの多いダクトを点検・清掃する場合はそのぶん時間が延びます。

DIYができない理由とおすすめの交換方法

天井埋込形のダクト用換気扇であるVD-13ZY9は、コンセントにプラグを差すだけの家電とは違い、天井裏から引き込まれた電源線を本体の速結端子へ直に差し込んでつなぐ仕組みです。この接続を外したりつなぎ直したりする作業には、第二種電気工事士以上の資格が求められます。本体そのものは通販でも手に入りますが、資格を持たない方が配線に触れることは法律上できません。

おすすめは、換気扇の交換に慣れた業者にVD-13ZY14への本体交換を依頼する方法です。VD-13ZY9は発売から15年がたち、生産終了からも数年が経過しているため、モーターや羽根などの部品だけを交換して直すのは難しいケースが多くなります。ミニキッチンの換気扇は調理の油煙を吸い続けているぶん、本体内部の汚れも進みやすいので、本体ごと新しくするほうが結果的に安心につながります。

実際のVD-13ZY9交換の様子

ここからは、ミニキッチンの天井に付いたVD-13ZY9をVD-13ZY14に交換する作業を、よくある現場の一例として順番に追いかけます。舞台は、築15年前後のワンルームマンションです。VD-13ZY9は2011年から2020年にかけて生産されていたモデルなので、この時期に建てられたワンルームや単身者向けマンション、事務所の給湯室などで見かけることが多い機種です。上の施工事例では、同じZY系の旧世代VD-13ZY7やVD-13ZY5、本文に「VD-13ZY」と記載のある機種からVD-13ZY14への交換を紹介していますので、あわせて参考にしてください。

Before|VD-13ZY9が付いたミニキッチンの天井

玄関から続く廊下の途中に、コンロとシンクが一体になった小さなミニキッチンがあります。見上げると、コンロのほぼ真上の天井に、四角い金属製のグリルが付いています。これがVD-13ZY9です。グリルの格子には、ほこりと油が混ざった茶色っぽい汚れが帯状に付き、指でなぞるとべたつきが残ります。浴室やトイレの換気扇の汚れが乾いた綿ぼこり中心なのに対し、キッチンの換気扇は油を含んだ粘りのある汚れになるのが特徴です。

スイッチを入れると、「ゴー」という低い音に混じって、ときどき「カタカタ」と何かが触れるような音がします。ティッシュペーパーを1枚グリルに近づけても、吸い付かずにふわふわと揺れる程度です。羽根に油汚れが固着して回転のバランスが崩れているか、モーターの回転そのものが弱っている可能性があります。ミニキッチンは部屋との仕切りがないことも多く、換気扇の力が落ちると焼き魚や炒め物のにおいがそのまま居室に広がってしまいます。

作業前には、グリルを外した本体側面の品番ラベルを確認します。「VD-13ZY9」と読めれば、交換先はVD-13ZY14で決まりです。ここで「VD-13Z」だけで終わっている、あるいは「VD-13ZC」と書かれている場合は、浴室・トイレ・居室向けの別シリーズなので、交換機種の選び方が変わります。見積もりの段階で品番ラベルの写真を送っていただくと、この判断がスムーズになります。

取り外し作業|金属グリルと本体を外す

作業はまず、分電盤で換気扇の回路のブレーカーを落とすところから始めます。壁のスイッチを切っただけでは、配線の構成によって本体に電気が来ている場合があるため、検電器で電気が来ていないことを確かめてから作業に入ります。コンロの上に脚立を立てることはできないので、脚立はコンロの手前に置き、コンロの天板には汚れや部品の落下から守るための養生シートを敷きます。

次に、金属製のグリルを外します。グリルは左右の取付ばねで本体に留まっているので、グリルを少し下げてばねを握り、本体内部の長穴から抜き取ります。ばねは片側ずつ外すとスムーズです。油汚れでばねの動きが渋くなっていることがあるため、無理に引っ張らないのがコツです。グリルを外すと、中に金属製のシロッコファンが見えます。羽根の溝には茶色い油汚れが層になってこびりつき、ところどころ固まっています。

VD-13ZY9は、WIN2Kで「スライド脱着式」と案内されている機種で、本体は木ネジで天井の下地に固定されています。取り外しは据付工事説明書の手順に従い、本体を片手でしっかり支えながら固定を外して、ゆっくりと下げていきます。少し下がったところで、天井裏のダクトと電源線が見えてきます。

配線処理|電源線とダクトの切り離し

本体を少し下ろした状態で、まずダクト接続口に巻かれているアルミテープをはがし、φ100mmのダクトを本体から抜き取ります。キッチンの換気扇のダクトは、内側に油を含んだほこりが付着していることが多いため、ライトで照らして中の状態を確認します。ダクトに破れや潰れがなく、汚れも許容範囲であれば再利用しますが、油汚れが厚く積もっている場合は、ダクトの清掃や交換を提案することもあります。

続いて電源線の切り離しです。VD-13ZY9は速結端子接続なので、端子の解除ボタンを押しながら電線を引き抜きます。抜いた電線の先端は絶縁して保護し、被覆のひび割れや、端子まわりの変色・焦げ跡がないかを確認します。キッチンの天井裏はコンロの熱の影響を受けやすい場所でもあるため、電線の状態は念入りに見ておきたいポイントです。異常があれば先端を切り詰めて芯線を出し直してから、新しい本体に接続します。

本体を天井から抜き出すと、205mm角の開口が残ります。VD-13ZY14の埋込寸法も205mm角なので、天井材を切り広げる必要はありません。開口のふちに油汚れがたまっていれば、この段階で拭き取っておくと、新しいグリルを取り付けたときの見た目がすっきりします。

新型設置|VD-13ZY14を取り付ける

箱から取り出したVD-13ZY14は、本体もグリルも金属製で、VD-13ZY9と同じくずっしりとした手ごたえがあります。三菱電機の仕様表では製品質量はどちらも2.8kgです。まず、本体の段付構造のダクト接続口にφ100mmのダクトを差し込み、据付工事説明書の指示どおり、風漏れのないよう市販のアルミテープで接続部をテーピングします。ここで空気漏れがあると、せっかくの新品でも吸い込みが弱くなってしまうため、丁寧に巻くことが大切です。

電源線は、VD-13ZY14の速結端子に芯線を奥まで差し込んで接続します。差し込んだあとに軽く引っ張って抜けないことを確認し、アース線がある場合はあわせて接続します。配線が済んだら、本体を天井開口に押し上げ、据付工事説明書の手順に沿って付属の木ネジで、すき間ができないようにしっかり固定します。VD-13ZY9とVD-13ZY14は本体外形寸法が同じ208×352.5×282mmなので、天井裏での収まりに迷うことはほとんどありません。

仕上げは金属グリルです。取付ばねをつまんで本体内側の長穴へ通し、天井面までグリルを押し上げれば外観は元どおりになります。すぐ下にコンロがある場所なので、グリルが天井にぴったり密着しているか、手で軽く触れて揺れないかまで確認しておきます。

After|VD-13ZY14の設置が完了したミニキッチン

ブレーカーを入れ直してスイッチを押すと、VD-13ZY14の運転が始まります。カタログ上の騒音値は38.5dB(50Hz)で、VD-13ZY9と変わりません。それでも、羽根に付いた油汚れやモーターの傷みから出ていた「ゴー」「カタカタ」という音が消えるので、体感では交換前より静かになったと感じる方が多くいます。改めてティッシュペーパーをグリルにかざすと、今度は勢いよく吸い寄せられます。

作業後は、取り外したVD-13ZY9と梱包材を回収し、コンロまわりの養生を外して清掃すれば完了です。新しい換気扇を長持ちさせるために、取扱説明書では3か月に1度を目安にグリルを清掃するよう案内されています。金属グリルの汚れは、台所用中性洗剤を含ませた布でふき取り、乾いた布で仕上げます。シンナーやアルコール、酸性・アルカリ性の洗剤、研磨剤入りの洗剤は使えません。羽根や本体内部はご自身で掃除する部分ではないため、グリル以外の汚れがひどい場合や振動・騒音が出た場合は、販売店やメーカーの相談窓口、交換業者に相談してください。

VD-13ZY9とは?(特徴・仕様)

2011年6月1日に三菱電機から発売されたVD-13ZY9は、天井埋込形のダクト用換気扇です。WIN2Kの用途説明は「ミニキッチン、湯沸し室で使用できるオール金属タイプ」。つまり、ワンルームのミニキッチンやオフィスの給湯室のように、コンロを置く小さな台所で使うことを想定したモデルです。本体を天井内に収め、φ100mmのダクトを通して屋外へ排気します。生産は2020年に終了しています。

主な仕様は次のとおりです。三菱電機WIN2Kの製品ページと仕様表で確認した項目を中心に、材質やスイッチなどは据付工事説明書と流通サイト(電材堂)の仕様表でも照合しました。

項目VD-13ZY9の仕様
種類ダクト用換気扇 天井埋込形(ミニキッチン、湯沸室用・低騒音オール金属タイプ)
発売日/生産終了2011年6月1日発売/2020年生産終了
埋込寸法205mm角
本体外形寸法高さ208×幅352.5×奥行282mm
接続パイプ径φ100mm
羽根シロッコファン(金属製)・羽根径95mm
風量(50/60Hz)160/170m³/h
騒音(50/60Hz)38.5/39dB
消費電力(50/60Hz)23.5/27W
電源単相100V
シャッター風圧式角形2枚シャッター
本体・グリル金属製ボディ・金属製グリル
配線・施工速結端子接続、スライド脱着式、段付構造のダクト接続口
質量2.8kg
スイッチ別売(市販の埋込スイッチなどが必要)
WIN2K掲載価格21,600円(税別・事業者向けの積算見積価格)

VD-13ZY9の特徴① 台所で使えるオール金属タイプ

VD-13ZY9のいちばんの特徴は、本体、シロッコファン(羽根)、グリルまでがすべて金属でつくられている点です。三菱の天井埋込形換気扇には、浴室・トイレ・洗面所や居室向けのVD-13Z系、VD-13ZC系など、同じ埋込寸法205mm角のモデルがありますが、これらは用途に台所が含まれていません。コンロを使うミニキッチンや給湯室では、油煙や熱を含んだ空気を吸い込むことになるため、メーカーが台所用として用意したZY系を選ぶのが基本です。

品番に入っている「Y」は、こうした台所向けのシリーズであることを見分ける目印と考えるとわかりやすいでしょう。VD-13ZY9のラベルを見て「13Z」だけを頼りに交換機種を探すと、浴室・トイレ用のVD-13Z14やVD-13ZC14が候補に出てきてしまいます。寸法は合っても用途が異なるため、ミニキッチンで使っていた換気扇の交換では、必ず「ZY」まで一致する機種を選んでください。

VD-13ZY9の特徴② 13クラスとしては大きめの風量160m³/h

VD-13ZY9の風量は50Hzで160m³/h、60Hzで170m³/hです。同じ埋込寸法205mm角の浴室・トイレ・居室向けVD-13ZC14(流通サイトの仕様で50Hz125m³/h)と比べると、ひと回り大きな風量が確保されています。調理中に発生する煙やにおい、湯気を短時間で外へ出す必要がある台所向けに、風量を重視した設計になっていることがうかがえます。

その一方で、騒音は38.5dB(50Hz)、消費電力は23.5W(50Hz)と、浴室やトイレ向けの低騒音機種より大きめの数値です(VD-13ZC14は流通サイトの仕様で27.5dB・13W、いずれも50Hz)。ミニキッチンの換気扇は、調理をするときにだけ回すという使い方が中心になるため、常時運転を前提とした24時間換気用の機種とは性格が異なります。VD-13ZY9は「必要なときにしっかり吸う」ことを優先した台所用の換気扇だと考えると、仕様の数値にも納得がいきます。

VD-13ZY9の特徴③ 風圧式角形2枚シャッターとスライド脱着式

VD-13ZY9には、風圧式角形2枚シャッターが搭載されています。換気扇が回っているときは排気の風圧でシャッターが開き、止まっているときは閉じて、外からの風や冷気、虫などがダクトを通って室内に入り込むのを防ぎます。調理時だけ運転する台所の換気扇は停止している時間が長いため、このシャッターの働きが室内の快適さに関わります。

施工面では、速結端子接続、スライド脱着式の本体、テーピングがしやすい段付構造のダクト接続口が特長として挙げられています。これらは後継機種のVD-13ZY14にも引き継がれており、交換作業のしやすさにつながっています。

VD-13ZY9とZY系の世代の見分け方

VD-13ZY系は何度か世代交代を重ねており、VD-13ZY9はそのうちの一台にあたります。WIN2Kで追える範囲では、2011年6月発売のVD-13ZY9が2020年に生産を終えたあと、VD-13ZY12(2020年6月発売・2022年生産終了)、VD-13ZY13(2022年6月発売)へと引き継がれ、2024年6月に最新のVD-13ZY14が出ています。換気生活の施工事例には、VD-13ZY9よりさらに前の世代のVD-13ZY7をVD-13ZY14に入れ替えたケースも掲載されています。

品番発売生産終了WIN2K掲載価格(税別)
VD-13ZY92011年6月2020年21,600円
VD-13ZY122020年6月2022年23,500円
VD-13ZY132022年6月旧型品(年はWIN2Kで確認できず)27,200円
VD-13ZY142024年6月現行31,100円

品番の末尾の数字は世代の違いを示しています。WIN2Kでは、VD-13ZY9だけでなくVD-13ZY12やVD-13ZY13の現行機種としてもVD-13ZY14が案内されているため、ご自宅の換気扇のラベルがこれらのいずれかであれば、交換先はVD-13ZY14が基本になります。さらに古い世代の場合は、品番ラベルの写真で寸法を確認するのが確実です。なお、WIN2Kの掲載価格は事業者向けの積算見積価格で、一般消費者向けの販売価格や工事費込みの金額とは異なります。

VD-13ZY9の交換が必要なタイミング

台所の換気扇はコンロまわりの油汚れの影響を受けやすく、浴室やトイレ用とは傷み方の進み方が少し違います。VD-13ZY9の生産期間は2011年から2020年までなので、初期に取り付けられたものは2026年の時点で10年以上使われていることになります。ここからは、交換を検討したい3つのサインを順に見ていきます。

異音・換気不足が出てきたとき

最もわかりやすいのは運転音の変化です。VD-13ZY9は正常な状態でも38.5dB(50Hz)程度の運転音がありますが、それが「ゴー」という大きな音に変わった、「カタカタ」「カラカラ」と何かが当たる音がする、回り始めに「キュルキュル」と音がする、といった場合は注意が必要です。羽根に油汚れが固着して回転のバランスが崩れていたり、モーターの軸受けが摩耗していたりする可能性があります。

換気不足も見逃せないサインです。調理中の煙がコンロの上に滞留する、火を止めたあともにおいがなかなか抜けない、ティッシュを近づけても吸い付かない、といった症状は、換気能力が落ちていることを示しています。ミニキッチンのある部屋は居室とキッチンが近いため、換気不足はそのまま部屋全体のにおいや壁紙の汚れにつながります。グリルや羽根の掃除で改善しない場合は、本体交換を検討するタイミングです。

経年劣化が見えるとき

劣化は外観にも表れます。たとえば金属グリルの塗装がはげてさびが浮いている、取付ばねがへたって天井とのあいだにすき間が見える、運転中に回転が止まったり動いたりを繰り返す、といった状態です。これらは本体全体が年数相応に傷んできている証拠といえます。さらに、スイッチを入れても動かない、焦げくさいにおいがする、運転と同時にブレーカーが落ちるという場合は、使うのをやめて早めに点検を依頼してください。

台所の換気扇は、羽根にこびりついた油汚れがモーターに余分な負荷をかけ続けるため、浴室やトイレの換気扇より劣化が早く進むこともあります。VD-13ZY9は生産終了から年数がたっており、部品交換で直すのは難しいケースが多いため、不具合が出たら本体ごとVD-13ZY14に交換するのが現実的です。

使用年数の目安

長期使用製品安全表示制度の対象には換気扇も含まれており、本体には「設計上の標準使用期間」が記載されています。VD-13ZY9、VD-13ZY14ともに、取扱説明書ではこの期間を15年としています。期間を過ぎても使い続けると、経年劣化が原因の発煙や発火といった事故を招くおそれがあるため、この年数を点検・交換の目安にすることが推奨されています。

VD-13ZY9は2011年発売のモデルなので、発売当初に設置されたものは2026年時点で15年近く使われており、標準使用期間の15年に差しかかっています。使用開始から10年を過ぎたら、異常がなくても一度点検を受け、交換の計画を立てておくと安心です。賃貸のワンルームや事務所の給湯室では、入居者の入れ替わりや原状回復のタイミングに合わせて交換を検討するのもひとつの方法です。

VD-13ZY9の後継機種と互換性

VD-13ZY9の後に何を付けるかは、「いまの天井開口とダクトをそのまま生かせるか」「コンロのある台所で使ってよい機種か」という二つの観点で絞り込めます。以下では、公式の後継機種、新旧のサイズ・性能比較、他シリーズや他メーカーを選ぶ場合を順番に見ていきます。

公式後継機種の型番

三菱電機WIN2KのVD-13ZY9の製品ページでは、現行機種としてVD-13ZY14とVD-13ZVY7の2機種が案内されています。VD-13ZY14は2024年6月3日発売で、特長欄には「風圧式角形2枚シャッター搭載」「低騒音設計」「テーピングが容易な段付構造のダクト接続口採用」「本体スライド脱着式」「省電力設計の高効率モーター採用」と記載されています。VD-13ZY9と同じミニキッチン・湯沸室用のオール金属タイプで、そのまま置き換えられる、もっとも近い後継機種です。

VD-13ZVY7も同じミニキッチン・湯沸室向けの機種で、VD-13ZY14と共通の取扱説明書・据付工事説明書では、どちらも天井開口205mm角・ダクトφ100mmとされています。違いは、VD-13ZVY7が「24時間換気機能付・DCブラシレスモーター搭載/定風量タイプ」で、壁スイッチでの強・弱の切り替えや複数台運転に対応している点です。風量や騒音などの具体的な数値は、今回確認した資料では確認できませんでした。複数のミニキッチンを一括で管理したい建物や、常時換気との兼ね合いを考えたい場合には候補になりますが、調理時に回す一般的な使い方ならVD-13ZY14が基本です。どちらが合うか迷ったら、見積もりの際にご相談ください。

サイズ・性能の違い(比較表)

下の表は、三菱電機WIN2Kの製品ページと仕様表をもとに、VD-13ZY9とVD-13ZY14の主要な仕様を一覧にしたものです。

項目VD-13ZY9VD-13ZY14
発売2011年6月2024年6月
用途ミニキッチン、湯沸室ミニキッチン、湯沸室
埋込寸法205mm角205mm角
本体外形寸法(高さ×幅×奥行)208×352.5×282mm208×352.5×282mm
接続パイプ径φ100mmφ100mm
羽根径95mm(金属製シロッコファン)95mm(金属製シロッコファン)
風量(50/60Hz)160/170m³/h160/170m³/h
騒音(50/60Hz)38.5/39dB38.5/39dB
消費電力(50/60Hz)23.5/27W23.5/27W
シャッター風圧式角形2枚シャッター風圧式角形2枚シャッター
質量2.8kg2.8kg
WIN2K掲載価格(税別)21,600円31,100円

埋込寸法、本体外形寸法、パイプ径、風量、騒音、消費電力、質量と、確認できた項目はいずれも新旧で数値が一致しています。天井の開口に手を加える必要がなく、既設のφ100mmダクトも再利用できるので、VD-13ZY9からVD-13ZY14への交換は、いわば同じ寸法の新品にそっくり置き換える作業です。

一方で、三菱電機が公開している情報からは、VD-13ZY9とVD-13ZY14の性能上の違いははっきりとは読み取れませんでした。特長欄の内容もおおむね共通しており、新旧の差として確認できたのは発売時期とWIN2K掲載価格くらいです。つまり、VD-13ZY14は「性能が大きく上がった新型」というより、「VD-13ZY9と同じ使い勝手を保ったまま、新品に置き換えられる現行品」と考えるのが正確です。スイッチも従来どおり別売で、既存の壁スイッチをそのまま使うのが一般的です。

他シリーズ・他メーカーとの互換性

VD-13ZY9の開口は205mm角なので、同じ三菱電機のVD-13Z14やVD-13ZC14も寸法だけを見れば取り付けられる大きさです。しかし、これらの用途は「浴室・トイレ・洗面所(居間・事務所・店舗)用」とされており、台所は含まれていません。コンロの近くで使う換気扇を浴室・トイレ用の機種に置き換えるのは、用途の面でおすすめできません。ミニキッチンや給湯室の換気扇は、ZY系かVD-13ZVY7から選びましょう。

パナソニックなど他メーカーの天井埋込形換気扇に交換する場合は、埋込寸法の違いにも注意が必要です。たとえばパナソニックの天井埋込形FY-17C8は埋込寸法177mm角で、用途も浴室・トイレ・洗面所・居間・事務所・店舗とされています。VD-13ZY9の205mm角の開口に取り付けるには、すき間をふさぐ部材や天井の補修が必要になるうえ、台所用ではありません。他メーカーで台所用の天井埋込形を探す場合も、埋込寸法、パイプ径、用途の3点がそろう機種かどうかを確認する必要があり、多くのケースでは同じ三菱のVD-13ZY14を選ぶのが確実です。

交換先埋込寸法用途VD-13ZY9からの交換
三菱 VD-13ZY14205mm角ミニキッチン、湯沸室寸法・仕様とも同等。基本の交換先
三菱 VD-13ZVY7205mm角ミニキッチン、湯沸室寸法は同じ。DCブラシレスモーター・24時間換気機能・強弱切替付き
三菱 VD-13ZC14205mm角浴室・トイレ・洗面所(居間・事務所・店舗)寸法は同じだが台所用ではない
パナソニック FY-17C8177mm角浴室・トイレ・洗面所・居間・事務所・店舗開口が合わず、台所用でもない

VD-13ZY9交換の方法と工事の流れ

ミニキッチンの天井に埋め込まれたVD-13ZY9を交換するには、電気工事が欠かせません。このセクションでは、有資格者がご自身で作業する場合の手順、業者に任せる場合の流れ、事前に押さえておきたい注意点を順に取り上げます。

DIY手順(電気工事士の資格がある場合)

電源線を本体に直接つなぐ工程があるため、VD-13ZY9の交換作業には第二種電気工事士以上の資格が必須です。以下は、資格をお持ちの方がご自身で行う場合の一般的な手順です。作業の際は、VD-13ZY14に同梱されている据付工事説明書の内容を必ず優先してください。

  1. 分電盤で換気扇の回路のブレーカーを切り、検電器で電気が来ていないことを確認する
  2. コンロの天板や床を養生し、脚立をコンロの手前に安定させて置く
  3. VD-13ZY9の金属グリルの取付ばねを握り、本体内部の長穴から外す
  4. 据付工事説明書に従って本体の固定を外し、本体を支えながら少し下げる
  5. ダクト接続口のアルミテープをはがしてφ100mmダクトを抜き、電源線を速結端子から外す
  6. 既存本体を撤去し、開口・ダクト・電線の状態を確認する(油汚れが多ければ清掃)
  7. VD-13ZY14の接続口にダクトを差し込み、風漏れのないようアルミテープでテーピングする
  8. 電源線を速結端子に奥まで差し込み、抜けないことを確認する
  9. 本体を開口に押し上げて付属の木ネジで固定し、グリルを取り付ける
  10. ブレーカーを戻して運転を確認し、異音や吸い込みの状態をチェックする

工程を並べると単純に見えますが、ミニキッチンの真上は吊戸棚や壁が迫っていることが多く、コンロ越しに腕を伸ばすような無理な姿勢になりがちです。そのうえ金属製の本体は2.8kgあり、天井を見上げたまま片手で支え続けるのは思った以上に大変です。脚立からの転落、本体の落下、端子の差し込みが甘いことによる発熱といった危険もあるので、資格をお持ちでも経験が浅い場合は専門業者への依頼をおすすめします。

業者依頼の流れと費用

換気生活へご依頼いただいた場合は、次のような手順で進みます。見積もりはLINEで写真をお送りいただくだけで可能なので、現地調査に立ち会っていただく必要がないケースも少なくありません。

  1. LINEで、天井のグリル全体と、グリルを外した本体の品番ラベル(VD-13ZY9の表記)の写真を送る
  2. 写真をもとに、後継機種VD-13ZY14への交換可否と見積もり金額を案内
  3. 工事日を決定(本体の在庫状況により日程をご相談)
  4. 工事当日、VD-13ZY9の撤去からVD-13ZY14の取り付け、動作確認までを実施
  5. 取り外した旧本体を回収し、周辺を清掃して完了

費用は、商品・工事・処分・出張費をまとめたコミコミ価格でご案内します。VD-13ZY14はサイト上に単体価格の掲載がないため、目安としては35,000円〜45,000円前後です。根拠となる掲載価格は、結論まとめの「交換費用と工事時間の考え方」で紹介したとおりです。ダクトの清掃や交換、屋外フードの交換、スイッチの交換などが必要な場合は別途お見積もりとなります。正確な金額は、LINEから無料見積もりでご確認ください。

換気生活は年間7,102件の施工実績があり、工事後には10年間の保証をお付けしています。ラベルがかすれて品番が読み取れない、ZY系かZ系か見分けがつかない、といった状態でもかまいません。グリルと設置場所を写した写真があれば判断の材料になりますので、まずはLINEでお気軽にお問い合わせください。

交換時の注意点

1つ目の注意点は、品番の確認です。前述のとおり、三菱の天井埋込形には埋込寸法205mm角の機種が複数あり、「VD-13ZY」「VD-13Z」「VD-13ZC」と品番も似ています。特に通販で本体を購入する場合は、ラベルの品番を1文字ずつ確認し、ミニキッチンや給湯室で使っていた換気扇なら「ZY」まで一致しているかを必ず確かめてください。

2つ目は、ダクトと屋外フードの状態です。台所の換気扇は、ダクトの内側や屋外フードの網に油を含んだ汚れがたまりやすく、ここが詰まっていると新品に交換しても十分な換気能力が出ません。交換を機に、ダクトの外れや潰れ、屋外フードの詰まりを点検しておくと安心です。油汚れがひどい場合は、ダクトの清掃や交換もあわせて検討しましょう。

3つ目は、使い方に合った機種選びです。ミニキッチンでの調理時にだけ回す使い方なら、VD-13ZY9と同じ使い勝手のVD-13ZY14で十分です。一方、建物全体の換気計画の中でミニキッチンの換気扇を常時運転させたい場合などは、24時間換気機能を持つVD-13ZVY7が候補になることもあります。今の換気扇がどのように使われているかを見積もりの際に伝えていただくと、適した機種をご案内しやすくなります。

VD-13ZY9交換・後継機種に関するよくある質問

VD-13ZY9の交換について、よくいただく質問をまとめました。台所用のZY系ならではの疑問も含めてお答えします。

Q. VD-13ZY9の後継機種は何ですか?

A. 三菱電機WIN2Kでは、VD-13ZY9の現行機種としてVD-13ZY14とVD-13ZVY7が案内されています。同じミニキッチン・湯沸室用のオール金属タイプで、寸法や性能もそろっているVD-13ZY14が基本の交換先です。VD-13ZVY7はDCブラシレスモーターや24時間換気機能を備えたモデルです。

Q. VD-13ZY9からVD-13ZY14に交換するとき、天井の穴を広げる必要はありますか?

A. 三菱電機が公開している仕様を見ると、VD-13ZY9もVD-13ZY14も埋込寸法は205mm角、接続パイプはφ100mm、本体外形寸法は208×352.5×282mmで、いずれも共通です。このため、通常は天井開口に手を加えずに入れ替えられます。天井の下地が傷んでいる現場などでは、補修が必要になる場合もあります。

Q. VD-13ZY9とVD-13Z系・VD-13ZC系の違いは何ですか?

A. いずれも埋込寸法205mm角の機種がありますが、用途が異なります。VD-13ZY系はミニキッチン・湯沸室で使えるオール金属タイプの台所用です。一方、VD-13Z14やVD-13ZC14は浴室・トイレ・洗面所(居間・事務所・店舗)用とされ、台所は用途に含まれていません。ミニキッチンの換気扇を交換する場合は、ZY系を選んでください。

Q. 浴室用のVD-13Z14のほうが静かそうですが、ミニキッチンに付けても大丈夫ですか?

A. 寸法だけなら取り付けられる大きさですが、VD-13Z14の用途に台所は含まれていないため、コンロを使うミニキッチンでの使用はおすすめできません。VD-13ZY9の騒音値は38.5dB(50Hz)と浴室用より大きめですが、そのぶん風量は160m³/h(50Hz)と大きく、調理の煙やにおいを排出するのに適した設計です。

Q. VD-13ZY14に交換すると、VD-13ZY9より静かになったり省エネになったりしますか?

A. WIN2Kの仕様表では、風量・騒音・消費電力はVD-13ZY9とVD-13ZY14で同じ数値です。仕様上の性能差はありませんが、長年の使用で羽根に油汚れがたまったり、モーターが劣化したりしてうるさくなっていた場合は、新品に替えることで本来の運転音に戻り、静かになったと感じられることがあります。

Q. VD-13ZY9を自分で交換することはできますか?

A. VD-13ZY9は天井埋込形で、電源線を本体の速結端子に直接接続する方式のため、交換には第二種電気工事士以上の資格が必要です。資格をお持ちでない方のDIYはできません。資格がある場合も、コンロの上での高所作業になるため、慣れていなければ業者への依頼をおすすめします。

Q. VD-13ZY9の羽根やモーターだけを交換して修理できますか?

A. VD-13ZY9は2020年に生産を終えており、部品交換で直すのは難しいケースが多くなります。仮に部品が手に入って修理できても、ほかの部品の劣化は進んでいるため、再び不具合が出る可能性があります。発売から年数がたっていることも考えると、VD-13ZY14への本体交換が現実的です。

Q. VD-13ZY9の工事時間はどれくらいですか?

交換作業そのものは、換気生活が浴室・トイレの天井換気扇で案内している15分〜30分程度が目安で、養生やダクトの点検・清掃が加わると長くなります。正確な金額は、品番ラベルとグリルの写真をLINEで送っていただければ無料でお見積もりします。

まとめ|VD-13ZY9の交換と後継機種選び

VD-13ZY9は、三菱電機が2011年に発売したミニキッチン・湯沸室用のダクト用換気扇(天井埋込形)で、本体・羽根・グリルまで金属でつくられた台所向けのモデルです。2020年に生産を終えており、交換先は同じZY系の最新世代VD-13ZY14が基本です。三菱電機の公開仕様では、埋込寸法205mm角、φ100mm、本体外形寸法、風量、騒音、消費電力がすべて同じ数値のため、天井の開口やダクトを活かしたまま入れ替えられます。

交換で失敗しないためのポイントは、品番の「ZY」を読み落とさないことです。浴室・トイレ用のVD-13Z14やVD-13ZC14も同じ205mm角ですが、台所用ではありません。また、台所の換気扇はダクトや屋外フードに油汚れがたまりやすいため、本体と一緒に点検しておくと、新しい換気扇の性能をしっかり引き出せます。VD-13ZY9は電気工事士の資格が必要な天井埋込形なので、DIYではなく業者に依頼しましょう。

こんな悩みはありませんか?

音が大きくなってきた
吸い込みが弱く、においが残る
10年以上使用している

換気扇、浴室乾燥機、レンジフードの交換は、換気生活にお任せください。
年間7,102件の圧倒的な施工実績を持ち、取り付け後は10年間保証をご用意しております。商品、工事、処分、出張費をすべて含んだ安心の料金体系も強みです。見積もりやご相談は完全無料となりますので、この機会になんでもご相談ください。
目次